デビュー以来日本を代表するアーティストとしてジャンルやカテゴリーに括られない斬新なスタイルで活躍を続ける矢野顕子。
1976年7月25日のデビューアルバム『JAPANESE GIRL』のリリースから45周年記念日である7月25日に、1ヶ月後にリリースが迫ったオリジナルアルバムから表題曲 「音楽はおくりもの」のMVを公開。楽曲の先行配信もスタートした。
配信開始した最新曲「音楽はおくりもの」のMVには、俳優 のんが出演。
この楽曲「音楽はおくりもの」は、MISIAがコーラスとして参加することが先日発表されたばかり。そんな中、公開されたMVにはさらなるサプライズが。
矢野顕子のファンであることを公言している俳優の“のん”が出演しているのだ。矢野とのんの二人は以前から親交があり、のんのファーストアルバム『スーパーヒーローズ』で収録曲『わたしはベイベー』の作詞・作曲を矢野顕子が手掛けた。そんな縁もあり今回の企画が実現!MVでは矢野顕子の演奏シーンとともに、のんが“音楽の妖精”として登場し、楽曲の世界観を豊かに楽しむことができる。
また、今回のMVは、山田智和が監督を務めているが、山田が矢野顕子の映像を手がけるのは初めてで、このタッグにも期待が高まるところだ。
今回お話をいただき、私は矢野さんのことが大大大好きなので、絶対やりたい、と思いました。
このMVは、最高のロケーションで、矢野さんがピアノを弾く姿が美しくて、感動します。矢野さんのピアノや歌声が、壁の模様や床の切れ目に染み渡って、全部に音楽が響いていました。
矢野さんの曲は、どこで聴いてもその空間ごと矢野さんの空気が流れていて、鼻歌でさえも幸せな気持ちになります。
そんな神秘的なあたたかさが、この映像に込められていると感じました。
「音楽とおくりもの」は矢野さんが、音楽がくれる幸せをお裾分けしてくれたんだ、と思えるあたたかな曲です。私はMVで、その心地良い音楽に触れさせていただきました。ぜひ観てください。
「音楽はおくりもの」の楽曲を初めて受け取った時、楽曲の懐の大きさにとても感動し、同時に責任感の重さに戸惑いました。しかしこれは音楽映像に育ててもらった自分が絶対に担当させて頂きたいと思いました。
のんさんという素晴らしい表現者のお力を借りながら、矢野さんがピアノを弾いてる姿に、とにかくカメラを持って必死に食らい付かせて頂きました。
現場での矢野さんの歌とピアノのパフォーマンスはとても感動的な瞬間の連続であり、そこに私たちがいることが奇跡的であると同時に、カメラが回っているという行為に歓びを感じました。
そこに存在できるのも、のんさんにしかできないことでした。
このような素晴らしい機会を頂いた、音楽というものに感謝します。
また、アルバム『音楽はおくりもの』のジャケット写真も公開。今回のジャケットは、矢野顕子の横顔を版画で表現したもので、アルバムの世界観を深める矢野こだわりのアートワークとなっているので、是非パッケージを手にとって堪能していただきたい。
さらに年末恒例の「さとがえるコンサート」の情報も解禁。今年は全国6箇所・7公演の開催が決定している。
チケットの一般発売は10月10日(日)だが、アルバム『音楽はおくりもの』購入者向けの先行予約受付情報(URL)も封入されているとのことなので、アルバムとあわせてチェックしてい頂きたい。