東京「中野サンプラザホール」
サイコ・ル・シェイムにとって特別な会場である。2002年8月15日には“インディーズラストライブ”、2006年5月7日は“活動休止ライブ”といういずれもバンドにとって大きな区切りのタイミングとして開催された会場であった。
2015年に本格的な復活を果たし、
今年で結成20周年を迎えるこのタイミングで、今回彼らはバンドにとって特別な会場である「中野サンプラザホール」での公演を選んだ。
一度目はバンドの旅立ちの日だったが、二度目はバンド活動休止の日。
どちらかといえばファンの間では負のイメージが強いことも確かである。
その地で敢えて、20周年の区切りを迎える彼らの決意は何か?
奇しくも同公演タイトルには
「あの理想郷旅行がはじまる・・・」
とある。
毎回様々なストーリーで楽しませてくれる彼らであるが、今回は特に思い入れのある会場だけに二度と観ることが出来ない特別なライブとなることに間違いないだろう。
あの日、涙で滲んだ公演を
「もう一つの未来へ」導くために。