北大路欣也と木村大作が語る映画『八甲田山』!
日本映画史に残る傑作『八甲田山』が公開されたのは1977年。「天は我々を見放した...」「八甲田で見たことは、一切喋ってはならぬ...」と、映画本編の台詞から取られた公開時のキャッチ・コピーが話題を呼び同年に公開された邦画の動員1位となった作品だ。来年1月にはシネマ・コンサートに初登場し、12月2日(日)にはスカパー!「日本映画+時代劇 4K」で4Kデジタルリマスター版がTV初放送される。
9月に都内で行われた特別上映会(日本映画専門チャンネル主催)に、青森歩兵第五連隊の神田大尉を演じた北大路欣也と、撮影を担当した木村大作が登壇。上映会で二人は映画『八甲田山』について、こう語った。
北大路欣也
『八甲田山』は私にとってとても大切な作品です。今回改めて多くの方々と一緒に鑑賞することができ、感激しました。
過酷な撮影現場での思い出がいまにも甦ってくるようで、この作品がもつエネルギーの大きさに興奮しております。
『八甲田山』は私の人生そのものです。高倉健さんとの出会いの作品であり、橋本忍先生に激励の言葉をいただいた作品でもありました。
そして、森谷監督、木村撮影監督をはじめキャスト・スタッフのみなさんと乗り越えた素晴らしい作品です。あの雪山での一歩一歩が今につながっていると改めて実感いたしました。
『八甲田山』は私にとってとても大切な作品です。今回改めて多くの方々と一緒に鑑賞することができ、感激しました。
過酷な撮影現場での思い出がいまにも甦ってくるようで、この作品がもつエネルギーの大きさに興奮しております。
『八甲田山』は私の人生そのものです。高倉健さんとの出会いの作品であり、橋本忍先生に激励の言葉をいただいた作品でもありました。
そして、森谷監督、木村撮影監督をはじめキャスト・スタッフのみなさんと乗り越えた素晴らしい作品です。あの雪山での一歩一歩が今につながっていると改めて実感いたしました。
木村大作(撮影監督)
『八甲田山』は、1シーンごとにキャスト・スタッフの魂がこもった作品です。
今回、ネガからデジタルへ1コマずつ綺麗にしたことで、俳優一人ひとりの表情が鮮明になり、新しい『八甲田山』が生まれました。この作品には今の時代にも通じる教訓も含まれています。鮮やかに甦った本作を、より多くの人に、特に若い世代にも観ていただきたいです。
『八甲田山』は、1シーンごとにキャスト・スタッフの魂がこもった作品です。
今回、ネガからデジタルへ1コマずつ綺麗にしたことで、俳優一人ひとりの表情が鮮明になり、新しい『八甲田山』が生まれました。この作品には今の時代にも通じる教訓も含まれています。鮮やかに甦った本作を、より多くの人に、特に若い世代にも観ていただきたいです。
数多くのスタッフと俳優が3年の月日をかけ、文字通り自然の壁と格闘しながら撮った映画『八甲田山』。その迫力ある映像を大スクリーンに上映しながら、第1回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した芥川也寸志の重厚にして物悲しい旋律をフル・オーケストラが生演奏するシネマ・コンサートが、来年1月に東京・NHKホールで上演される。又、12月2日(日)には日本映画+時代劇 4K(スカパー!880ch)で、4Kデジタルリマスター版がTV 初放送される。