5月24日(日)DAY2をレポート
今一番熱いアーティストのライブと、地元グルメ、長岡花火などを満喫できる野外音楽イベント「ながおか 米百俵フェス ~花火と食と音楽と~ 2026(米フェス)」が2026年5月23、24日の両日に、国営越後丘陵公園(新潟県長岡市)で行われた。2日目は朝から雨が降ったり止んだりと不安定な天候。リハーサル時には強い雨が降る時間もあった。天候回復を願うみんなの願いが通じたのか、開演時刻の10時半前には心配していた雨も上がり、どんよりとした雲の間から陽差しが差し込むように。雨が止むのを待っていた野鳥たちの声も聞こえるようになっていた。
ひなたintroduce長岡next artistあきまるさらfrom明晰夢
オープニングには、いとこ同士で結成した「ひなた」と、長岡を拠点に活動するバンド「明晰夢」のボーカル・あきまるさらが登場。ぴろんは「ここ長岡出身、ひなたです。米フェス始まるよ。楽しむ準備OK?行ってみよう!」と呼びかけると、爽やかなアコースティックギターの音色が特徴的なポップチューン「月と太陽」をプレイ。たかのりは「♪この星で出会えてよかった」の歌詞を、「〝長岡〟で出会えてよかった」と歌詞を変えて歌い会場をわかせていた。昨日は、「こども音楽食堂」に登場したあきまるさらは、昨日のカジュアルな装いから一転。シフォンのフリルが美しい真っ白な衣装で登場。周囲の山に響き渡るように3人で声を合わせていた。毎年おなじみの「みんな米フェスに、おかえり!」というぴろんのMCに、ファンは「ただいまーー!!」という声でコール&レスポンス。笑顔が広がっていた。2曲目は一人残ったあきまるが、「明晰夢とは夢だと分かって見る夢のこと。誰でも覚めたくない夢があると思います。そんな時にこの曲を届けたいと思います」と「涙灯」をギター1本で歌唱。透明感ある歌声で聴衆を優しく包み込んでいた。再登場したぴろんは「歌姫あきまるさら。でっかい拍手!」とオーディエンスに呼びかけ。続いて「越後長岡のうた」では、「全力で楽しんでいきたい人は、手を挙げてーー!」と手を左右に振りながらスタート。ぴろん、たかのりと歌い継ぐ歌詞には、長岡花火、生姜醤油ラーメン、市役所が入っている施設「アオーレ長岡」など、長岡のおいしいものや、名物がたくさん。終盤には、花火が打ち上がるように、両手を広げて全員で高くジャンプ。長岡の魅力を世界中に向かって発信していた。
MCは昨日も会場を盛り上げた安東弘樹と、パートナーとしてNST新潟総合テレビの高濱優生乃アナウンサーが来場。安東は「皆さん、おはようございます。2日目始まります!」とあいさつ。2年連続出演の高濱は「曇り予報だったのに、青空が見えてる。皆さんのおかげですね」と笑顔を見せていた。
Gyubin
DAY2の1番手を務めたのは韓国のシンガー・ソングライター、Gyubin。昨年に続いて2度目のパフォーマンスとなった。韓国語で歌った1曲目の「CAPPUCCINO」では、心地良いファルセットを響かせたほか、両手でハートを作るなど、キュートな仕草でも魅了。最初のMCでは「皆さんおはようございます。もう1曲盛り上がっていきましょう!」と日本語で呼びかけると、すぐに「Evergreen」を歌唱。体を前に乗り出すと、1人1人と目を合わせるように、思いを込めて歌を届けていた。「ご挨拶します。皆さんこんにちは。私はGyubinです。私は普段韓国で活動していますが、こうして日本でもライブが出来てとてもうれしいです。米フェスは昨年に続いて2度目の出演で、皆さんとお会いできてとってもうれしいです。今日は外国から来て下さったファンの方もいるので、英語でもあいさつします」と語ると、「今とっても幸せです。愛しています」と英語でメッセージ。晴れ間がのぞく空を見上げると、「私、晴れ女じゃないですか?」とうれしそうに笑っていた。「次は私が大好きな日本のアーティスト。あいみょんさんの『マリーゴールド』をカバーします」と話すと、アコースティックギターを奏でながら、夏の風景と切ない恋心を重ねたノスタルジックな楽曲を歌い始めた。ギターをエレキに持ち替えた「LIKE U 100」では、恋が始まる予感を19歳らしい爽やかな感性で届けていた。イントロで歓声が起こったのは、2024年にリリースした「Really Like You」。発売からわずか1カ月でアジアのチャートを席巻。Spotifyのバイラルトップ50で1位を獲得したポップなラブソングを、多くの人が体を揺らして楽しんでいた。最後のMCでは「ここで皆さんにお知らせがあります!」と明かすと、ドラムロールが鳴り響く演出の中で「私Gyubinは、6月12日に日本デビューすることが決定しました。えー、信じられません。韓国でも日本でもデビューのためにたくさん準備してきたので、皆さんに報告できてうれしいです。これからも皆さん応援して下さい」と充実した表情。「最後にデビュー曲『You Light Up My Life』を聴いてください」と、日本で新しい扉を開く記念すべき楽曲を両手を大きく広げて歌唱。メロディアスな楽曲に合わせ、空を羽ばたくように歌う姿に、光り輝く未来が見えるようだった。全7曲を堂々と披露すると、「ありがとうございました。また会いましょう。皆さん!」と左手を振りながら会場を後にした。


みいつけた!オフロでショー 2026 〜ゲスト:シュッシュ〜
お昼前にはスペシャルステージ「みいつけた!オフロでショー」が会場をほんわかとしたムードで包み込んだ。「長岡米百俵フェスに、遊びに来たよー!!」とNHK Eテレ「みいつけた!」の人気キャラクター「オフロスキー」と、元気いっぱいの4代目スイちゃんこと、増田梨沙ちゃんが駆け出してくると、ちびっ子が両手を振ってお出迎え。1曲目の「さぁ!」では会場と合唱して盛り上がっていた。中央には、フェスの公式キャラクター・DJ米三郎もスタンバイ。梨沙ちゃんは「今日は、DJ米三郎も応援してくれています!」と笑顔を見せていた。オフロスキーは「呼んでなくても出てきてしまう、オフロスキーでーす!!」と自己紹介。「みんなで『みいつけた!』のあいさつをしよう!」と提案すると全員で「オイーッス!」とおなじみのあいさつをして、会場を楽しませていた。梨沙ちゃんがソロで歌った「ぐるぐるまるっと」では、小さな体を一杯に使ってダンスをしながらショーを展開。「みんなと友達になれて、とってもうれしいです!」と目を輝かせていた。オフロスキーが戻ったステージでは、うまく行かないもやもやを「♪ハッサン!」と大きな声で吹き飛ばす、「モーレツにハッサン!」をダイナミックでコミカルなダンスと共に披露。曲の途中からは、Eテレ「おとうさんといっしょ」の人気キャラクター「シュッシュ」が参加。会場と一緒に、全力でリフレッシュしていた。MCではオフロスキーが「米フェスじゃんけんしよう!」と、「ぐるぐる米フェスじゃんけんぽん!」と会場とじゃんけんで対決。勝ちも負けもない。全員が笑顔になれるじゃんけんを満喫した3人は「またやろう!」と約束していた。3人でユーモラスに踊った「エビバデ オフロスキー」では、オーディエンスもオフロスキーのキメポーズをモノマネ。最後は再び「♪ウロヤタマ(またやろう)」と再会を誓っていた。「次が最後の曲」とアナウンスしたオフロスキーは、声を震わせて「みんなと過ごしたこの時間。僕たちにとってた…」と口を開き、「もう言えないよ」とシュッシュに託すと、シュッシュも「言えないよ…」と、バトンは梨沙ちゃんに。しっかり者の梨沙ちゃんは「ちょっと落ち着いて、静粛に」と二人を落ち着かせると、「みんなと出会えたことは宝物だよ!」と感謝。絶妙なコンビネーションでわかせ続けたライブは、ラテンのリズムに乗せた「きみとイスまでも」でハッピーに締めくくられた。
フード&グッズ紹介
ステージには安東と高濱アナが再登場。キッズパークの紹介で高濱アナが「アルパカが来ています」と呼びかけると、安東は「昨日は闘牛が来てくれていました。幅の広いフェスですよねー」と感慨。フードエリアでは、小学生以下の児童を対象に、ワンコインで何度でも長岡野菜などを使ったグルメを味わえる「こども音楽食堂」などの企画があることが紹介されていた。フードエリアでは、すべての使い捨てカップを廃止し、リユースカップの循環に協力を呼びかけていることも説明。ここで2023年からフェスのオフィシャルサポーターを務める俳優の浜崎香帆が、実際に使われているリユースカップとリユースプレートを手に登場。可愛くてエコにもなる食器は「持ち帰ることもできるんです!」とアピールしていた。このほか、フェスのロゴが入ったブルーが基調のフェイスタオルも紹介。「今回フリンジとかがついていて、凄くかわいいんです」と広げてみせると、「皆さんライブ終わりでも良いんで、ぜひ買ってください」と呼びかけていた。ここでゲームセンターなどでおなじみの「ガチャ機」がステージに持ち込まれると、浜崎は「良かったら、安東さんやってみませんか?」と米フェスの公式キャラクター・DJ米太郎やシンボルマークなどがデザインされたアクリルクリップがランダムで当たるガチャの体験を提案。500円硬貨を受け取った安東は大声援を背中に受けると「ガチャをして、こんなに声援もらったの人生で初めてだよ」とうれしそう。全6種の中から「DJ米太郎のクリップが欲しい」と宣言していた安東は、見事念願のアクリルクリップをゲット。皆さんありがとうございます!」と喜んでいた。
ヤーレンズ
今年から新設された「PERFORMERS」コーナーに登場したのは、お笑いコンビ「ヤーレンズ」。31日に行われる新潟県知事選挙の看板が街中に立てられていることもあり、楢原真樹は「皆さん、期日前投票済ませました?」とボケると、クスクスと笑い声が広がっていた。続けて楢原は「新潟は43県の中で1番好きです」と溢れる新潟愛を訴えると、出井隼之介は「都とか道は入ってないの?県だけ?」とツッコミ。すると楢原は「道(どう)は飯がうまいから。外せない」とあくまでも〝県〟の中で1位であるということを譲らなかった。新潟出身の小林幸子、餅や米を使った菓子などで知られ、長岡に本社がある越後製菓など、新潟イジりをまんべんなく終えると、歯科クリニックを舞台にしたネタを展開。大自然の中に、笑い声が響き渡っていた。
DXTEEN
米フェスオリジナルのジングルが響く中、この日4組目のアーティストとして場内のビジョンに映し出されたのは6人組ボーイズグループ「DXTEEN」。人気曲をリミックスしたSEが流れると、待ち切れないNICOから早くも歓声が上がっていた。下手と上手から、ピンク色のスエット姿のメンバーが3人ずつ舞台へ。「皆さん、こんにちは。楽しんでいきましょう!」と呼びかけると、ドラマ「修学旅行で仲良くないグループに入りました」の主題歌「両片想い」でライブが幕開け。息がピッタリとあったダンスと、透明感がある歌声で淡く切ない気持ちを歌い上げた。「皆さん、一緒に手を挙げて行きましょう!」と鳴り響いたのはアップテンポな「JOY」。サビでは平本健が「ジャンプ!ジャンプ!!」とあおり、会場がピースフルな空気に包まれていた。ミディアムテンポの大人っぽいメロディーが印象的な「Elements」では、大久保波留の英語詞から福田歩汰へと歌い継ぎ、全員でも声を揃えた。バックステップや細かいトリッキーな足の動きを取り入れたダンスでも釘付けにした。最初のMCでは平本や、寺尾香信が「来ましたよー!」、「最高です!」とそれぞれ声を出して初の米フェス出演を喜んでいた。続けてソロのあいさつで1番手を務めた寺尾は「米フェスにお越しの皆さん楽しんでますか。元気ですか。おいしいもの食べましたか。お寺の息子・寺尾香信です」。田中笑太郎は「今日は、米フェス。めちゃめちゃ盛り上がっていきましょう!」。福田はジャンプして喜ぶ観客を〝米ちゃん〟と命名。大久保は「みんな波留の虜になる?」とNICOにマイクを向けると「なるー!」と相思相愛。「メンズも声出してみよう!」と呼びかけると、日向坂46のファンの〝おひさま〟から「うぉー!!!」と野太い声が上がり、「うれしいね!」とフェスならではの交流に目を細めていた。長いシッポがついたふわふわの帽子姿のリーダー谷口太一は「今日は楽しもう!」。平本は「今日は、ばかあっちい時間にしましょう」とそれぞれ呼びかけていた。ここではさらに、大久保が「米フェス、初めて出演させていただきます。すでに最高なんですけど、ここ長岡は僕が生まれた地でもあるんです」と公表。「米ちゃんズにやってほしいことがあります。僕が『せーの!』って言ったら、『こめ!こめ!』って言って」とお願いすると、「こめこめーーー!!」と会場から大きな声が返ってきていた。ステージの熱気のようにぐんぐんと上がっていく気温。水分補給のため「全員で乾杯しよう」と呼びかけると「僕たちの出会いに乾杯や。最高です!!!」とボトルの水分をのみほしていた。7月22日には新曲「Wanna」をリリースすることもアナウンス。秋にはホールツアーも展開。メンバーは「今日のライブを見て良かった方はぜひ遊びにきてね」と手を振っていた。「僕たちの真似をして踊ってみて」と、両手で「D」「X」「T」などグループ名のアルファベットを作って見せた「What's DXTEEN?」はメンバーの個性を歌詞に反映した自己紹介ソング。大久保は得意の料理、田中は歌詞の一部を「お米大好き!!」とアドリブで変えると、福田も「長岡ヤッホー!」とこの日ならではの呼びかけや投げキスなどで会場を盛り上げていた。会場全員とタオルを回した「DREAMLIKE」を終えると、額に光る汗をぬぐい「これで最後の曲」と、飛躍し続けるグループの輝く未来を感じる「Handle+Chaser」を投下。青空を貫いていくような力強いボーカルと、グルーブ感溢れるダンスでNICOを魅了。「皆さん今日はありがとうございました」、「またDXTEENと遊んでくれますかー!」、「これからも活動を続けていくので、また会いましょう!」とそれぞれメッセージ。最後まで大切にしている〝笑顔〟を忘れなかった。

























