berry meet ONE-MAN TOUR 2025-2026「白昼夢、結んだ言葉は花束に」
2026年1月22日(木) LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
「berry meet、はじめます!」
たく(Vo,Gt)の元気いっぱいの第一声から始まったライブは、1曲目「旅路」からフルパワーで全力疾走。たくのスーツ姿を筆頭に、3人ともばっちりお洒落に決めて気合は十分。いこたん(Dr,Cho)の「最高の日にしようね!」という掛け声から「脳内告白」「グッバイ」へ、全員参加のクラップと手振りでぐいぐい飛ばす。両足をぐっと踏ん張って太いビートをはじきだす、たなかり(Ba)の安定感も抜群。今日でツアーは10本目、バンドとしての成長は明らかだ。
「白昼夢ツアー、ファイナルです!」(いこたん)
「渋谷から始まって渋谷に帰って来れました。みんなありがとう、来てくれて」(Ba/たなかり)
「ホールってさ、みんなの顔が見えるんだよね。マジで全員見えてます」(たく)
頼れるサポートキーボード、マツジュンこと松本ジュンを紹介して、たくがアコースティックギターに持ち替えて歌う「陽だまり」は、明るく楽しいカントリーロック風。センチメンタルなバラード「あのさ」から、激しくラウドなロックパートをはさんで「図星」へ繋ぐ、楽曲の流れにライブならではの工夫が見える。たく、たなかりがお立ち台に駆け上がって観客を煽り、「歌えるパートは一緒に!」(たく)と呼びかける。みんな一緒に盛り上がりたい、3人の思いは一つだ。
「いろんな土地でいろんな人と会って、berry meetの音楽がなかったら交われなかった人たちと、音楽を通して交わったことを、すごく幸せだと思っています」(たく)
僕らの音楽が、少しでも支えになったらいいなーー。たくの言葉に続く新曲「初恋」(TVアニメ『どうせ、恋してしまうんだ。』第2期 EDテーマ)は、1月9日にリリースされたばかり。たくの優しい歌がじんわり沁みる、柔らかく温かいミドルテンポのリズムが心地いい。切なさをたっぷりと含む冬のバラード「月が綺麗だって」の、透明感溢れる歌声と、雪のように輝く白いバックライトが美しい。スキップするようなリズムで軽やかに、みんなのクラップに支えられて歌う「あなたを酔て」が楽しい。アルバム『白昼夢、結んだ言葉は花束に』が、いかにカラフルでバラエティ豊かなアルバムだったか、ライブで聴くとさらによくわかる。
「LINE CUBE SHIBUYA、サイコー!」
いこたんの豪快な叫びとドラムソロを受けて、「結婚式には呼ばないで」から「嘘」へと、アップテンポを繋げてぶっとばす。ステージから溢れる真っ赤なライト、たなかりのスラップベースがかっこいい。3人それぞれに均等に目が行く、トライアングルのバランスの良さが、berry meetの大きな魅力だ。
「有名になろうとか、そういう理由ではなくて、友達と始めたコピーバンド。成り行きで曲を作り始めて、いろんなことを歌ってみたら、君が僕をすくいあげてくれたーー」
ピアノのメロディに乗せて、たくが一人で語る、これまでの人生とberry meetの物語が胸にしみ入る。生きることって幸せだなと思えるような音楽を、これからも真摯に届けていきます――そう言って歌った「今夜だけは」は、バンドをここまで連れて来てくれた、ファンへの感謝の贈り物だ。残すは2曲、このツアーを通して磨きをかけた、全員参加のコーラスと手拍子と共に「純情」を、きらきら回るミラーボールの下で「片想いトリップ」を、笑顔と元気いっぱいで駆け抜ける。ライブ前の緊張感はどこへやら、ホール内の空気はあたたかい一体感でいっぱいだ。
アンコールの手拍子に呼び戻されて、最初に披露したのは「もしも」(TVアニメ『どうせ、恋してしまうんだ。』第2期 挿入歌)。緻密な鍵盤楽器のアレンジが、アルバムからさらに一歩進んだ3人の姿が見えるメロディアスなバラード。berry meetは進化している。
ここで嬉しいお知らせ、「オフィシャルファンクラブ『berry meet TOWN』開設」と「4月から全国ツアー『Daylight』決定」の二大ニュースに、湧き起こる拍手と歓声。過去最高の15本、そして東京公演は未発表なので、またすぐに良いニュースが届くはずだ。次のツアーでの再会を約束する最後の曲、「溺愛」は客席を三つに分けてコーラス合戦で盛り上げて、フィナーレは明るく元気に心一つに。記念写真に収まる3人の笑顔がまぶしい、berry meetは今が劇的成長期まっただなか。どこまで伸びていくのか、目を離している隙は1秒もない。
SET LIST
01. 旅路
02. 脳内告白
03. グッバイ
04. 陽だまり
05. あのさ
06. 図星
07. 初恋
08. 月が綺麗だって
09. あなたを酔て
10. 結婚式には呼ばないで
11. 嘘
12. 今夜だけは
13. 純情
14. 片想いトリップ
ENCORE
15. もしも
16. 溺愛

















