moumoon、デビュー20周年。その活動を振り返り気付いた“一番大事なこと”とは?共に歩んだファンへの感謝と、さまざまな形態で精力的に届けるライブについても語る

インタビュー | 2026.07.10 18:00

20年続けてこられたことに対する感謝の気持ちを感じる日々です(YUKA)

──今年の7月でデビュー20周年を迎える心境から聞かせてください。
YUKA(Vo/作詞)今年は20周年のライブやイベントをたくさん企画しているんですけど、ファンの方々と触れ合う中で、「ファンになって15年目です」とか、「もう20年になります!」と言ってくださる方もいて。一緒に年を重ねてきたんだなということを感じる機会が増えていますね。私たちの中では本当に20年も経ったかな?っていう感覚もあるんですけど(笑)、確かにいろんなことがあったなという年月の重みを感じるし、20年続けてこられたことに対する感謝の気持ちを感じる日々ですね。
MASAKI(Composer)最初にmoumoonを始めた時に、CDの帯に「10年経ってもmoumoon」って入っていたんですよ。僕らが考えたわけではないんですけど、10周年の時に、「本当に10年、続けてこられたな」って感じて。その時に、「この先もまた10年、頑張れたらいいね」って二人で話していたのが、こうやってまた10年が経った。20年前は想像もできなかった未来なんですけど、聴いてくれる方やライブに来てくれる方がいるから続けて来られたと思っていて。YUKAと同じく、本当にありがたいなと思ってますね。

YUKA

一つ一つが自分たちが踏みしめてこられた時間で、本当にその一つ一つが尊いですね(MASAKI)

──ひと言では言い難いかと思いますが、お二人にとってはどんな20年でしたか。
YUKA個人的な思いなのですが、moumoonとして音楽を作って、表現して、届けていくっていうことに出会わなかった人生って、ちょっと考えられないなって思います。
MASAKI最初に始めた時の気持ちや少しずつ聴いてくださる方が増えてきたこと、二人でラジオやテレビに出たこととか、いろいろ思い出しますけど、一つ一つが自分たちが踏みしめてこられた時間で。楽しいことも辛いこともあったと思うんですけど、それが今につながっていて。さっき、YUKAも言っていましたけど、最近、ファンクラブイベントでファンの方と話す機会があって。「ラジオで聴いて知ったんです」っていう話を聞いたりすると、当時、その番組に出させてもらったなとか、そういうことを一個一個また思い出したりして。今になって考えると、本当にその一つ一つが尊いなって思って。
YUKAそう、みんなそれぞれが覚えてくれている場面が違っていて。「あの時に初めてライブに来てくださっていたのか」とか。お一人お一人と話しているとね、すごく感慨深いですよね。
MASAKI本当に一つ一つのそういう機会がありがたいことだったなというふうに思います。

MASAKI

──いろいろな思い出の中で、特に個人的に印象に残っている出来事はなんですか。
YUKA1つに絞るのは難しいね。
MASAKIいろいろあったけど、ハプニング的なことの方が思い出してしまいますね。例えば、YUKAがインフルエンザになって。インストアライブができなくなって、名古屋で握手だけさせてもらって。
──あははは。MASAKIさんの握手会になったんですね。
YUKA5枚目のアルバム『LOVE before we DIE』のリリースの時だから、2014年かな。それまで、天候以外でライブが中止になったことが1度もなかったんですよ。ずっと元気できたんですけど、その時だけはインフルエンザに罹っちゃって。ファンの人も楽しみに来てくれているのに、悔しかったな。お家でもどかしい思いをしていました。
MASAKIその後、福岡に行って、ラジオにも一人で出て。
YUKAありがとう、その節は。
MASAKI(笑)一人での生出演なんて、初めての体験でちょっと面白かったけど、大変だったよね。ファンの皆さんは残念だったと思うんですけど、それでもみんな、温かい言葉をかけてくれた。本当に皆さんにmoumoonを愛してもらえてたなって思うし、それが今も続いているのが嬉しいですね。
──YUKAさんはどうですか?今、脳裏にはどんな景色が浮かんでます?
YUKA思い出すのは歌詞を書いている時かな。もちろん、ライブの場面も出てくるんですけど、最近は久々にまた泳ぎ始めていて。水の中にいると頭の中がすっきりするし、考え事をするのにすごくよくて。「昔は泳ぎながら歌詞を考えてたな」っていうのを思い出したんですよ。泳ぐ時だけでなく、テクテクテクテク歩いては、「なんかいい言葉ないかな」ってずっと探してた記憶みたいなのが今、出てきていて。地味ですみません(笑)。
──あははは。地味じゃないですよ。一番根本の部分が浮かぶんだなって。
YUKAずっと、そこから出られない感じっていうか。このピースを見つけたら、ここから出て、次のもっと楽しいところに行ける。でも、その手前でずっともがいていて。苦しいんだけど、嫌いじゃない。でも、やっぱり苦しい、みたいな時間ですよね。

周りに流されないで、相手を信じて、仲良くいること。それが私の中では一番大事だったかなって思う(YUKA)

──それでも音楽を作り、歌うことを20年も続けてきたわけですよね。どうして長く活動を続けてこられたと思いますか。
YUKAこういうことを話すのってとても恥ずかしいかもしれないんですけど、楽しく、仲良くいられるように努力してきたと思います。もちろん、技術を磨いたり、いい楽曲を作ることもとっても大事なことだけど、それとは別に、仲良くいることを意識していた気がします。いろいろあるじゃないですか。moumoonっていうものがちょっと揺れたり、元気がない時だってある。そういう時に、周りに流されないで、相手を信じて、仲良くいること。それが私の中では一番大事だったかなって思う。ちょっとこっ恥ずかしいですけど。
MASAKIでも、お互いがそれを努力して、今があったと思いますし、仲良くはすごく大事なことだったと思います。
YUKAそうね。でも、MASAKIさんは何かありますか?……私が聞くことじゃなかったか。

やっぱり待っていてくれているっていうのが大きいですね。それがあるから、もうひと頑張りってできた気がします(MASAKI)

──あはははは。MASAKIさんからの長く続けてこられた理由を聞かせてください。
MASAKIライブもそうだし、曲もそうだけど、やっぱり待っていてくれているっていうのが大きいですね。それがあるから、じゃあ、もうひと頑張り、もうひと頑張りってできた気がします。
YUKAそうだね。一緒に支え合っている感じがするよね。私たちふたりやスタッフの方々だけでなく、ファンの方々も一緒にいてくれたなってことはすっごく感じていて。「人」のように支え合ってきた20年だなと思いますね。だからこそ、今年は20年の月日を振り返りながら、一緒に楽しめる時間を作ろうという思いでライブをたくさん企画しました。
MASAKIそれも楽しみだね。
  • DI:GA ONLINE 10周年

SHARE

moumoonの関連記事

アーティストページへ

最新記事

もっと見る