H ZETTRIO、『こどもの日SP』10周年!この企画を10年続けてきた秘訣、醍醐味と難しさ、今年のステージの抱負などについて、3人に聞いた

インタビュー | 2026.03.06 18:00

──子どもの頃のライブ体験は貴重だと思うのですが、それぞれ、子どもの頃に観たコンサートの思い出を教えてください。
M私は記憶が曖昧なんですが、小学生ぐらいの頃にオーケストラのコンサートを観ました。誰だったのか、どんな曲だったのかよくわかっていませんでしたが、そのスケール感や空気感みたいなものをすごいなと感じた記憶があります。その場にいたことで体感できたことがあった気がします。
KOU中学生か高校生の頃に、沢田研二さんのコンサートを調布市グリーンホールに観に行きました。「TOKIO」が流行っていた頃とても好きだったので、「どんな感じなんだろうな」と探る気持ちもあったんですが、1曲目から扇風機の風でマントが舞ってて、「すごいな、全開だな」と感激しました。
NIRE子どもの頃、スタニスラフ・ブーニンが日本でブームになっていて、家族でブーニンのコンサートを観に行きました。その当時、一応ピアノを習っていて、ピアノの先生からすると「あまりやってはいけないテクニック」というか、邪道のような弾き方をしていたようなんですが、理論的なことはよくわからず、「なんかすげえ!」「かっけー!」という印象がありました。
──そうした音楽体験は、ステージに上がる立場になってから、プラスになっている部分があるのでしょうね。
KOU自分がライブをやる立場になってみると、沢田さんのマントが風で舞うような演出も重要だなと思うようになりました(笑)。
──『こどもの日SP』は10年目ですが、印象に残っているエピソードは?
M個人的なことなんですが、昔、ハンバーグのCMで「大きくなれよ」というセリフがあって。いつからか、そのセリフを言ってやろうと思っていたので、ステージで言うのが本当に楽しくてたまらないです(笑)。

──2024年の昭島市民会館でのコンサートでも、「MESHI KUTTE YEAH!」の時も言ってましたよね。
M「大きくなれよ」って、子どもたちにも言っていますが、全年齢対象なので、大人にも「優しく大きな心でいなさい」って伝えているんじゃないかな、もしかしたら自分は結構いいことを言ってるんじゃないかなって(笑)。
KOUやっぱりライブ中に聞こえてくる子どもの声は印象的ですよね。泣いたり叫んだりする声が聞こえてくるんですが、3年、4年経つうちに、自分もその声に応えたいなって思うようになってきたんですよ。太鼓は喋れないから「こんにちは」と正確には返せないんですが、太鼓での会話が徐々にできるようになってきた実感があります。今年もそこに挑戦したいですね。

M声が聞こえてきたら、反応したくなりますし、その瞬間の空気を大切にしたいですよね。「会話したい」という気持ちは、私も常にあります。

MESHI KUTTE YEAH! LIVE映像@こどもの日Special 2023より

──客席からの泣き声や叫び声も楽器の一部、みたいなことですよね。
Mそうです。しかも思いがけないタイミングで来る。そこが素晴らしいです。
──NIREさんは『こどもの日SP』で印象に残ったことというと?
NIREコロナ禍があって、2020年のカルッツかわさきが中止になったこと、2021年のヒューリックホール東京が無観客生配信ライブになったことですね。コロナ禍となったことは大変でしたが、改めて音楽の力を再認識するきっかけになりました。配信した時にも、「家から出られない時に、配信ライブをやってくれてありがとう」と、多くの人に言ってもらえたんですよ。その時にも音楽はすごいなと思いましたし、そのコロナ禍を経てコンサートが復活した時にも、客席のお子さんの泣き声が聞こえることがよりうれしくなりました。コロナ禍を経て、コンサートに対する意識が変わりました。「これは普通のことではないんだな」って、コンサートという空間で、みんなで盛り上がることの貴重さを再確認しました。

Kids song LIVE映像@こどもの日Special 2021より

──2019年は東京以外にも、大阪城音楽堂で4月27日に開催しています。野外での『こどもの日SP』、いかがでしたか?
M野外は野外のおもしろさがありますね。見上げれば空ですから、開放的な気分になりますし、根っからのお祭り人間としてはウェルカムです(笑)。
NIREあの日は寒かったですね。最前列のお子さんがダウンコートを着ていました。私たちはTシャツで、寒さを我慢しながら演奏していましたが、そういうことも含めて楽しかったです。

Make My Day LIVE映像@こどもの日Special 2019より

──2025年には呉で、今年3月28日には、沖縄・ミュージックタウン音市場でも開催される予定です。
NIRE当初は主に東京で開催していたんですが、続けていくうちに、噂を聞きつけて、ホールの方から「ぜひうちでもやってほしい」と言われるケースも出てきて。東京以外でもやれるようになってきたので、続けてきて良かったですね。
Mありがたいことに、いろんな場所でやることによって、我々もパワーを感じるところはあります。
KOU今後、関東以外でもやっていけたらと思っています。
──沖縄での開催については?
NIRE沖縄でのライブは8年ぶりくらいなんですが、前回やった時は、客席から指笛が聞こえたりしておもしろいなと思いました。今回も楽しみです。『こどもの日SP』に限らないんですが、地方のホールだと、近所のおじいちゃんおばあちゃんがいらして、「なんだこいつら」みたいな感じになったりするのもおもしろいんですよ(笑)。初めて見た人にも楽しんでもらいたいです。

──今年の会場は「LINE CUBE SHIBUYA」です。会場の印象は?
M建物がすごく綺麗になりましたよね。お子さんの衛生面でも問題ありません。かなり清潔ですから、安心してご来場ください(笑)。
KOU渋谷という街は個人的にも思い入れがあるんですよ。H ZETTRIOとは別のバンドだった時代ですが、あの近くでストリートライブをやったりもしていたので、そういう意味では感慨深いです。
──10周年のステージへの意気込みは?
M10周年の総決算ということで、全精力を注いだものになるのではないでしょうか。LINE CUBE SHIBUYA史上、一番幸せな空間にしてやります(笑)。
KOU10年分の名場面を散りばめていきたいですね。「今が一番いいぞ」と(笑)。10年やってきているので、大人も子どもも巻き込んで、「大家族祭り」ぐらいの気合でやっていこうと考えています。小さなお友達も大きなお友達もみんな一緒になって、揺れて踊れるような空間にしたいと思っています。
NIRE会場が大きいので、一番後ろまで楽しんでもらえたらいいですね。今のH ZETTRIOを感じていただけるし、今までのH ZETTRIOの道のりも知ってもらえるステージになるのではないかと思います。初めてのお客さんもウェルカムです。
KOU初めてのお友達も大歓迎です(笑)。
M現在、我々はいろいろな活動を続けています。毎月、配信シングルを出していますし(2026年3月の時点で87か月連続)、カバー曲も毎週1曲やっていて、これまでに400曲くらいやっています。なので、筋肉ムキムキ、マッスル状態になっています。そんな我々のステージを観に来ると、きっと楽しいと思うので、気軽にご参加ください。

──2026年2月配信の「卒業のエアロライト」は、卒業式の定番曲「今日の日はさようなら」の旋律も引用した名曲で、卒業の別れのせつなさだけでなく、新たな始まりのみずみずしいパワーも詰まっていて、『こどもの日SP』にもぴったりな曲だと感じました。
KOU「卒業のエアロライト」もやる可能性はありますね。筋肉ムキムキになった我々が、初心に返って柔軟性を身につける日が『こどもの日SP』です。筋肉は柔軟性がなければ、しっかり使えませんから。最高の状態に整った我々をぜひ観に来てください。

H ZETTRIO / 卒業のエアロライト [MUSIC VIDEO]

──『こどもの日SP』、10周年の先の10年について、現時点でイメージしていることはありますか?
NIRE続けられる限り、続けていきたいですね。
KOU毎月配信も100曲目指して行っている最中で、その到達した先にもまた新たな世界が広がっていると思っています。演奏する側ではありますが、10年後にもホールで「卒業のエアロライト」が響いている、その音を聴きたいですね。
M10年先かどうかはわかりませんが、「未来に繋げる」という気持ちを持ちながら、今、目の前で聴いてくれる人にしっかり届けることを大切にしていきたいです。

PRESENT

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応募〆切は2026年4月30日(木) 23:59まで。

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公演情報

DISK GARAGE公演

H ZETTRIO LIVE 2026 こどもの日SP 〜10th Anniversary〜 ~Playin’ Swingin’ !!! Everybody !!!~

2026年5月5日(火祝)LINE CUBE SHIBUYA

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ぴあ

LIVE INFO

『H ZETTRIO Jazz Club Tour 2026 – Movin’ On 東海編 -』
2026年3月18日(水)愛知・Jazz Live STAR★EYES【1st / 2nd SOLD OUT】
2026年3月19日(木)三重・ジャズ茶房サライ【1st追加公演あり・2nd SOLD OUT】
2026年3月21日(土)岐阜・DININGてっぺん【SOLD OUT】
2026年3月22日(日)静岡・HERMIT DOLPHIN【1st追加公演あり・2nd SOLD OUT】

※3月7日(土)10:00より、三重・静岡追加公演の 一般チケット販売
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H ZETTRIO LIVE 2026 in 沖縄
〜大きなおともだちと小さなおともだちとPlayin’ Swingin’ Everybody!〜
2026年3月28日(土)沖縄・ミュージックタウン音市場

315()18:00より一般チケット販売
詳細はこちら

 

『H ZETTRIO Jazz Club Tour 2026 – Movin’ On 関西編 -』
2026年6月20日(土)奈良・Cento LIVE
2026年6月21日(日)神戸・James Blues land【1st / 2nd公演】
2026年6月23日(火)京都・Bonds Rosary【1st / 2nd公演】
2026年6月25日(木)大阪・Billboard Live OSAKA【1st / 2nd公演】

奈良・神戸・京都公演:3月15日(日)10:00より一般チケット販売
大阪公演:3月17日(火)12:00より一般チケット販売
詳細はこちら

 

『H ZETTRIO Jazz Club Tour 2026 – Movin’ On 関東編 -』
2026年7月2日(木)群馬・Jazz&Blues Bar Village【1st / 2nd公演】
2026年7月4日(土)栃木・Fellows
2026年7月5日(日)茨城・Girl Talk【1st / 2nd公演】

3月20日(金祝)10:00より一般チケット販売
詳細はこちら

RELEASE

「QUESTUNE」

11th ALBUM

「QUESTUNE」

2026年6月17日(水)SALE

RELEASE

「しびぃっスね」

配信限定SINGLE

「しびぃっスね」

2026年3月1日(日)RELEASE
96ヶ月連続配信シングル第87弾!

▼楽曲詳細は

こちら

  • 長谷川 誠

    取材・文

    長谷川 誠

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  • 東 美樹

    撮影

    東 美樹

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