G-FREAK FACTORYがバンド結成25周年記念ワンマンライヴを日比谷野外大音楽堂で開催! Vo.茂木洋晃にインタビュー!

インタビュー | 2022.07.08 19:00

──今は新曲のレコーディング最終段階と聞きましたが、どんな仕上がりになりそうですか?

G-FREAK FACTORYっぽくない曲もあります。実はもっと前にレコーディングする予定だったけど、いろいろ気が散ってしまって。やっと新曲が録れたなと。面白いですよ。

──G-FREAK FACTORYっぽくない曲というと?

過去にこういうタッチの曲はなかったなと。俺らにはなかったチャンネルを見せられた感じですね。

──それは狙ったんですか? あるいは、結果的にそういう仕上がりに?

すごく自然にそうなったんですよ。頭で考えずにギターを持って、こんな感じ?と言ったら、できました(笑)。

──楽しみにしてます! それで現在は「“VINTAGE”TOUR 2022-REVENGE」の4本目を終えたところです。ツアーの感触はいかがですか?

“VINTAGE”ツアーをやったり、お呼ばれした対バンもあったり、いろいろ交差しているんですよ。こんなにライヴをやった年はないと思うくらいやってます。

──G-FREAK FACTORYのライヴ・スケジュールを見ても、かなり精力的にやっているなと。

10日で7本とかありましたからね。

──えっ、そんなにですか!?

3月がそうで二度とやらないと思っていたら、4月は9日で6本やったんですよ(笑)。

──もしかして、コロナ前よりライヴ本数は多いんじゃないですか?

全然やってますよ! 万全ではないけど、世の中が動き始めて、いろんな催しがすごいスピードで加速しているという。その渦の中に入っている感じですね。

──そんな中でG-FREAK FACTORYのパフォーマンス面に変化は?

実はそんなに変わってなくて、客席に飛び込むことはしなくなったくらいかな(笑)。以前は飛び込むためにモニターを後ろにしていたけど、それを前に持ってきたら、こんなに聴こえるんだなと。音楽をやるためには、今の方が絶対いいですね。ここ2年間の現場の風潮に対して、ぶっち切ってやるのも違うと思うし。いままではお客さんも芋洗い状態だったけど、今は冷静でしっかりとステージを観てくれてますからね。そこにチャレンジしてみようかなと。前よりもちゃんと歌おうとか・・・どうせ、また雑になるから。

──はははは。

まあ、以前と同じような状態に戻すためには、バンドの手腕が大きいのかなと。お客さんをコンポーズしていけば、絶対に戻せると思うんですけどね。

──そして、今年結成25周年記念ワンマンライヴをバンド2度目となる日比谷野外大音楽堂(10月23日)でやることになりました。これはいつ決まったんですか?

25周年だけど、どうする?みたいなミーティングがあったんですよ。G-FREAK FACTORYとしては、コロナ禍で何を発信すればいいかわからないし、何をやったらいいかわからなくて。で、メンバーと話したときに「日比谷、もう一回やりたいなあ」と俺が言ったんですよ。そしたら、次の日に会場を押さえていて、「どうする?」って。

──仕事が早いですね(笑)。

マジっすか?って。2018年に日比谷でやったときは座席が決まっていて、それに対して、うわっ、飛び込みたい!という気持ちになったけど(笑)。今はそれよりも強くなっているし、前回よりもいいものを作れるんじゃないかと。もっと行ける!という気持ちもありましたからね。立ち位置があることにも躊躇いはないから。

──今なら観客と真正面から対峙して、最高のパフォーマンスできると。

うん。第何波みたいなものがまた来るかもしれないし、わからないですけどね。もう、やろうとしていない自分が嫌なんですよ。できるできないはその次で良くて、やろうとしていないことが問題だと思うから。

──動かないことには何事も始まりませんからね。茂木さん以外のメンバー3人は再び日比谷でライヴをやることについては?

燃えていると思いますよ、多分(笑)。

──振り返れば、2018年の日比谷公演はP×O×N(Dr)さんが加入して、半年後ぐらいのライヴでしたよね?

そうそう。今回はあれから4年ぶりになるけど、2年はほぼ止まっていたから(笑)。まあ、今はめちゃくちゃライヴをやってますけどね。話は変わるけど、俺ね、最近、駅で弾き語りしている人をナンパして、そいつらと仲良くなったんですよ。弾き語りって、目的意識が違う人の足を止めなきゃいけないじゃないですか。そいつらに俺にもギター教えろ!って言ってね(笑)。ローカルの面白い奴らから教えてもらったコード進行は、いままで通ってこなかったものだから。それをG-FREAK FACTORYの曲作りにフレイバーとして入れたりね。コロナでより地元に目を向けるようになりました。それで今回は2度目の日比谷ということで、1回目のときは浮き足立っていたから、今回は自分の足で感じながらやりたいなと。まあ、25年の中でダラッとやっていた時期もありましたからね。

──ええ、5thアルバム『S.O.S』を出すまでに7年かかりましたからね。

そうそう(笑)。それからバンドっぽい活動をしてますからね。『S.O.S』を出したのが2013年なので、あの辺りからちゃんとやり始めた感じだから。でも25年もやってきたんだなと思うと、感慨深いものはありますね。

──茂木さんとしてはあっという間? いろいろ経て今があるという感じ?

いろいろあった25年ですね。今のところバンドを辞める理由は全くないから。じゃあ、どうやって30、40年までいけるのかなと。

公演情報

DISK GARAGE公演

G-FREAK FACTORY “VINTAGE” TOUR 2022-REVENGE-

2022年7月30日(土) 水戸LIGHT HOUSE SOLD OUT
2022年7月31日(日) HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 SOLD OUT

G-FREAK FACTORY 25th ANNIVERSARY ONE MAN LIVE

2022年10月23日(日)日比谷野外大音楽堂

チケット一般発売日:2022年7月10日(日)10:00

※雨天決行(荒天中止)
※3歳以上のお客様はチケットが必要となります。3歳未満のお子様は1名まで保護者の膝上で鑑賞いただけます。3歳未満のお子様でも座席が必要な場合は別途チケットが必要となります。

RELEASE

「Dandy Lion」

2年2ヶ⽉ぶりとなるオリジナル⾳源発売決定!!
New SINGLE

「Dandy Lion」

(BADASS)
2022年9⽉14⽇(水)SALE

※シングルを携えての全国ツアーも決定!
詳細はオフィシャルサイトにて発表予定。
『VINTAGE』

ALBUM

『VINTAGE』

(BADASS)
2020年7月15日(水)SALE
※初回限定盤[CD+DVD]、通常盤[CD]

詳細
https://g-freakfactory.com/musics/9370
  • 取材・文

    荒金良介

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