どうも、Rayflowerの田澤孝介です。
最近、肩こりがひどくて鍼治療に通っている。
週一で通い出してかれこれ一ヶ月半。随分と楽になってきた。
先日、治療に行った時にふと「人の身体に針を刺すってすげぇ仕事だなぁ」と思ったので、先生に訊いてみた。
田「何でこの仕事しようと思ったんですか?」
先「なんかかっこいいじゃないですか」
…え、マジで!?
てっきり、「こりで困った人を助けるべく…」みたいなのをイメージしていたところに
驚愕の軽さ。
鍼灸師の資格を取るのにどれだけの労力を必要とするのかはよくわからないが
おそらくそんな「ちょちょいのちょい」って感じではないハズだ。
にわかに信じ難かったので、それが本当なのかしつこく訪ねてみたが、目指したきっかけは本気でソレだったようで、
実際に治療を続けて行く中で患者さんの症状が良くなって行くことの喜びや、鍼灸師としての使命感みたいなモノが芽生えたらしい。
勉強中も、苦労や努力をしたという感覚は全くなかったという。
僕は思った。
「あ、この人天才なんだ」と。
苦労や努力をせずに資格を取ったからということではなくて、必ずあったであろうそれらを
ごく自然に乗り越えたことにである。
なんていうか、才能と言うのは、なんなく上手にこなせる力のことではなくて
行き詰まった時、それを乗り越えるためのモチベーションを保つ力のことを言うのかもしれないなぁ、、、
なんて思った梅雨のひと時でありました。
(第2回/全3回)