インド編 ~part.1~
こんにちは。
このコーナーが始まりはや7回目!!!
前回は、海外香港編でなかなか壮絶な結末ではありましたが、今回はついにインド編であります。
僕は色々な国を旅してきましたが、中でも過去5回インドに行っておりおそらく1番よく行っている国だと思います。
今回は衝撃告白があります!!
いきなりですが、実は僕、子供がいるんです!!!!
そんなこと、ここで言っていいのか???
いや、ここでだからこそ言えるのだ!!
なぜ今まで言わなかった??
ん~~、だって言う機会も言うようなことでもなかったしなぁ~。
何はともあれ、真相はインド編で明らかになりますので皆さんご期待を、、、、
と言うことで、話はインド旅に戻りますが、
インドと聞くと色々な先入観を皆さん持つと思いますが、正直
「怪しい」
「胡散臭い」
「汚い」
「意味不明」
とマイナスなイメージが多いかと思います。
皆さん!!!
先入観で決めつけてはいけません!
何事も実際行って触れて感じなければ真実なんてわかりません!!!
と言いたいところではありますが、
皆さんの想像通り!!!
いやー、怪しい!!
そして、胡散臭い!!
更には、汚い!!
まさに意味不明!!!
想像通りですよ!!!
え?じゃぁなぜそんなに何度も行くかだって?
勿論それ以上に素晴らしいことがあるからです。
僕にとって行きたい国、魅力的な国に共通することは日本とはかけ離れているということが一つ挙げられます。
日本とは違う、異文化などには惹かれてしまいます。
僕自身、知らないことにすごく興味を惹かれるので、極端なことを言えばミクロの世界や宇宙、
そういった未知なるものは興味津々であります。
ということもあってインドは日本とかけ離れているというイメージもあり自然と足が向いてしまうのです。
勿論他にも、理由はいくつかあるのですが、初めてインドに行った時はインド民族楽器シタールを購入するというのが旅行の目的の一つでもありました。
他にも、ヒンドゥー教を知る、ガンジス川を見る、インドの生活に触れる、だいたいそんな感じの目的でした。
というわけで、初めてインドに行った時の話を記そうと思います。
いまから約20年ほど前の話なので、今回も、うろ覚えなところがあるが思い出しながらの作業なので、一部曖昧なところはあることをご了承ください。
1人日本を発ちインドまで10時間ほどの道のり。
飛行機の中のことは今では何も覚えてないが、1つだけ覚えてるのは機内食がカレーだったことだ。
早速インド気分だな、、、と思った。
(カレー大好きな僕にとっては好都合なのだが)
インドに到着して、まずは空港から首都デリーのコンノートプレースというところまで移動しなくてはならない。
日本で言えば成田から、渋谷に行くような感じである。
主な手段としては、主に3つ。
バス。
タクシー。
電車。
まず、バスは一般的に使われる。
観光客が使うことも多いのだが、如何せん危険は伴うのである。
その多くがスリである。
そのスリもまたタチが悪い。
リュックの底をナイフで切り裂いてそこから中身を抜いたりすることが当時は横行していた。
そしてタクシー
危険性は少ないのだが、ぼられる可能性が高い。
しかもぼちぼち遠い距離なので、普通に料金も高い。
値段の交渉が非常に面倒臭い。
違うところに連れて行かれること多し!!
バックパッカーは使うことはない。
最後に電車
こちらは1番無難かと、、、
しかし、初のインドで切符を買うのはなかなかのハードルの高さ。
ということで、3択で僕は電車を選択。
幸い空港と電車がつながっていたため、看板を見ながら進めば改札の方には難なく進めたのである。
改札近くに、窓口があったのでそこで切符を購入することに。(まだ自動改札などはなかった気がする)
切符はガイドブックで見る限りでは、100ルピーくらい(当時は1ルピー、3円)
(値段は定かではありませんが、、、)
しかし、窓口で
SHUN.「ニューデリー、コンノートプレイスまで1人」
インド人「500ルピーね」
SHUN.「え???」
SHUN.「100ルピーじゃないの?」
インド人「インド人は100だけど外国人は500ルピーかかるんだ」
SHUN. (おいおい嘘だろ、、、まじか、、、)
と思い、もう一度ガイドブックを見直す。そんなことはどこにも書いていない、、、
早速インドの洗礼である、、、
SHUN.「おい、嘘つくなよ。外国人でも一律100ルピーだろ!」と強気にいうと、、、
インド人「はいはい、、じゃ、100ちょうだい、、、」
認めた!!
あっさり認めやがった!!
ビックリだ!
こいつ悪びれることもない。さも当たり前のような態度だ!
僕は、100ルピーがなかったので1000ルピーをとりあえず出す。
すると、インド人は僕が渡した1000ルピーをジロジロ見たり光に透かしたりする。
すると黙って、自分の胸ポケットにしまったのである。
????????
どういうこと????
沈黙である、、、、
10秒くらいの沈黙の後、インド人が早く金を出せと言わんばかりに手を差し出す!!!
待て待て待て待て!!!
今、1000出しただろ!!!
お前、ポケットにしまって自分のものにしただろ!!
おい!!こら!!
インド人「あ、あ~、、、、これね。う~んと、、、これ偽札だからだめ、、、」
SHUN.「はっ!!????」
一瞬返す言葉も失ったのだが、我にかえり
SHUN.「おい!!空港で両替したやつだからそんなわけないだろ!!」
インド人「早く200ルピー」
SHUN.「増えた!!人の金くすねた上に、またぼろうとしてる!!200ルピーだと!!?」
SHUN.「おい!!いい加減にしろよ!」
とちょっと声を荒げると、、
インド人「あ~、あ~、わかったわかった。じゃ、100ルピーでいいよ。」
SHUN.「値下がった!!」「いやいや、違う違う!!ぼられてるわ!!!」「とりあえず、さっきの1000返せや!!!」
インド人「うるせー日本人だな。ほら。」
ようやく1000ルピーが戻ってきた。
ふ~、、いやいや落ち着いてる場合じゃない。
スタートに戻っただけでまだ何も進んでいない。
僕は、改めて俺は別の1000ルピーを渡す。
すると、またやつは胸ポケットにしまおうとする。
SHUN.「待て待て待て待て!!同じ!!おーなーじーーー、何回繰り返すんや!!」
インド人「はいはい、、、」
こんなやりとりが10分くらいあってようやく切符を手にする、、、、
しょっぱなからこれだと先がかなり思いやられる、、、、
そしてどうやら、インド人は怒鳴るとある程度はいうことを聞いてくれるみたいだ。
なんとか切符を手にいれて、電車に乗り込み目的地のニューデリー駅(コンノートプレス)に。
そして、とりあえず目的地の駅にはなんとか到着。
次は宿探しである。
ガイドブックに載っていた宿を探し駅をでた瞬間!!
ワラワラと20人くらいのインド人が僕に群がってきたのである。
インド人A「おい、どこに行くんだ?」
インド人B「おい、俺のリキシャーに乗りな!」
インド人C「おい、日本人か?案内してやるよ」
インド人D「おい、俺のリキシャーは安いぞ!」
インド人E「おい、早くこっちにこい!」
インド人F「おい、俺のリキシャーは早いぞ!」
インド人G「おい、タクシーに乗るか?リキシャーよりいいぞ!」
もうキリがないのである。
大人気である!!
いや、その前にみんな自分勝手すぎてイライラする!!
なんだったら、僕の手を引っ張り強引に連れて行こうとする奴もいる!
僕は、手を思いっきり振りほどき怒ってるアピールをする。
すると、彼らは急に静かになった、、、、
と思ったら、またすぐに俺が!俺が!と僕に話しかけてくる。
事前情報である程度知ってはいたのだが、ここまでとは!!
僕は、もうどうにでもなれ!と思いながら適当に目に入ったインド人を1人チョイスして彼のリキシャーに乗ることに。
それでも、他のインド人達は諦めることはなくついてくる。
半ば強引に彼のリキシャーに乗るとようやく諦めたのか、他のインド人はいなくなった。
(ちなみにリキシャーとは日本でいう人力車の自転車バージョンみたいなものである)
彼に、とりあえずバックパッカーがよく宿泊するストリートがあるからそこまで、
と伝えると。
すぐに理解したのか、リキシャーを走らせる。
ハァ~ようやく落ち着ける。
と、ものの30秒ほどで
インド人「着いたよ」
SHUN.「おい!!!!」
乗って30秒!!!
あ!る!け!る!!!!
インド人「はい、50ルピーね」
SHUN.「たかっ!!!!」
おいおいおいおい、この距離50ルピーはおかしいだろ!!!
てゆーか、歩けるわ!!
歩いても1分かからんわ。
てか、駅すぐそこで見えてるわ!!
なぜ、言わん!!
なんで、すぐそこだ!と言わん!!
ツッコミどころが多すぎてもう何が何だか、、、、
この時点でインドについて1時間たっていない、、、、
この先僕はどうなるんだろう。
一抹の不安を抱えながら次回に続く、、、、、
PS.例の真相は次号明らかにされるのか、、、、???