【THE MICRO HEAD 4N’S】kazuya連載「#18会 DI:GA ONLINE編」第15回『会社経営について』

コラム | 2020.01.12 12:00

編集 K:ファンはもちろん、関係者からも大好評を得ているTHE MICRO HEAD 4N'SのGt.kazuyaさんのインスタライブ!(≫kazuya Instagram

第15回目のテーマは、『会社経営について』です。
会社を作った理由から経営方針、そして迷っている時に役に立つ考え方まで!教えていただきました♪

『会社経営について』

まずはkazuyaさんが会社を作ろうと思ったきっかけをお聞きしたいです。

 

kazuya

実はマイフォを結成する前に、違うビジネスをやろうと思って会社を作ったんですよ。そのビジネスというのが、結婚式であなただけへの曲を作りますみたいな仕事で、それをやろうと思っていました。
意外なビジネスですね!

 

kazuya

結婚式場と一緒にプロジェクトっぽく動きそうだったんですけど、結局途中でダメになってしまって。
結構良いビジネスだったと思いますけど…勿体ないですね。

 

kazuya

ミュージシャンのセカンドキャリアを作りたいなって思いまして。才能は昔と変わらないのに、年齢とか時代の流れで厳しい環境になっている方々もいますので。出来たらミュージシャンとして仕事をしつつバンド活動も出来る環境を作りたいなと思って、会社を作りました。
むしろ実力は上がっているのに、勿体ない方っていっぱいいらっしゃいますよね。

 

kazuya

そうなんですよ。それで会社を作ったんですけど、分からないことが多すぎて。最初は名刺の渡し方も分からなくて、知り合いに怒られましたし(笑)。そこから立ち振る舞い方とか、喋り方とか、色んなことを学びましたね。
そこからスタートってすごいですね!

 

kazuya

最初は辛かったですよね。リーダーとしての仕事や作曲、経費のやりくり、スタッフ、メンバーとのコミュニケーションなどなど、やることが多すぎて…。
分からないことだらけですよね…。会社の方針とかはどう決めましたか?

 

kazuya

基本的にはトライアンドエラーですね(笑)。大切にしてるのは、「誰もがそれぞれ得意の分野を持っている」ということです。1つのプロジェクトに対して、それぞれがリーダーになる場所を作るというか。
1人1人がリーダーってことですよね。

 

kazuya

そうですね。そうすると自立して動くんですよ。人って指示された仕事は忘れたりするんですけど、やりたいこと、自分でやらないといけないことは覚えているんですよね。
それ絶対にありますよね!

 

kazuya

受け身の仕事はやっぱり疎かになるから、自分から攻めて仕事をする環境を作らないといけないと。今うまくいっているのも、「だったらお前1人でやればいいんじゃない」という環境を作ってないからかなと思います。
そういう環境作り、すごく良いと思います。

 

kazuya

となると、トップはちょっとバカなくらいが良いんですよ(笑)。完ぺきすぎるとダメで。まぁ僕の場合は全く完璧ではない事は分かっているので、勝手にそういう環境になってしまっただけかもしれないですけどね(笑)。
そんなことないですって!(笑)

 

kazuya

メンバーには、もし解散して全部終わったとしても、それぞれが希少価値のある人間になっていてほしいので、なるべく色んなことを経験できる環境づくりを心掛けてます。その前に終わらせませんがね(笑)。
すごく経営者っぽいです!

 

kazuya

いえいえ(笑)。昔から同じ業界の方より経営者の方々と遊んで頂くことが多くて。色んな人を見て、頭にインプットされていたんですよ。こういう人柄の社長になりたいなとか、あの人だったらこの選択をするだろうなとか。
周りの影響なんですね。逆に会社を経営して辛かったことはありますか?

 

kazuya

色々ありますね。ちょっとしたミスでも、すべて僕の責任となりますし、恩を仇で返されて裏切られることもたくさんありますし…。でもしょうがないのかなと、割り切ってやるしかないですね。ハートが強くなりますよ。元々ガラスのハートでしたけどね(笑)。
もう強くなるしかないですね。

 

kazuya

思い出に残っているのが、会社を作って最初にしたヨーロッパツアーの契約の仕事です(笑)。英語は読めないし、そもそも海外ツアーをやったことがないし、お金がいくら必要なのかも分からないし。これはさすがに先輩方に手伝ってもらいましたね。そこから色々経験させてもらって、会社というかバンドってまとまったお金が必要なんだということが分かって、出資も始めました。
最初の仕事がすごいですね!

 

kazuya

やるしかない環境だっただけですよ(笑)。正直自分が適しているかどうかを考えている暇もなくて。
お話を聞いていると、私も自分のこれからについて考えたくなりました。

 

kazuya

恐らく好きなことや興味のあることが見つかったら良いですよね。好きなことだと辛くても耐えられますしね。前回お話したダイエットの話もそうですが。
好きなこと…難しいですね…。

 

kazuya

一番いいのは、自分がやりたいことを全部書くことですね。どんどん書いていくと、その中で「本当の好きなこと」が出てくるんですよ。
なるほど!書いていく、良い方法ですね!

 

kazuya

僕も全部書いてみて分かりました。例えば、この業界でトップになりたいという想いに対して、「なぜ?」という問いて深掘りして行きます。すると、もし大きなホールで出来るアーティストだったら、僕の場合は、昔お世話になったライブハウスを満員にして恩返ししたいとか、困ってる後輩や頑張っているバンドマンの力になりたいとか、地元の岐阜に恩返しするとかが出て来て。結果、人の役に立ちたい、というのが「本当の欲しいもの」だと分かったんですよね。
書いてみたら、本当の目標が見えたということですね!

 

kazuya

やりたいことに付随して、自分自身への問いを書いていくと、「これが本当に欲しいもの!」ということが分かると思います。これは悩んでいる時もそうですね。頭の中を文章化する事によって、客観的に見えるものがあるのかと。
結論もすぐに分かりそうですしね。

 

kazuya

あと、自分のマイナスポイントを書いて、それを認めることもいいと思います。例えば、僕自身雑なところがあると。そのマイナスポイントを認めることで、僕は雑だから気を付けよう、というプラス思考に変えられますし。
すごく良いお話で、考え事がさらに増えてしまいました…!

 

kazuya

考えるってタダですからね(笑)。でもこれだけ頑張れるのもメンバーやファンの方々あっての事です。僕と出会った方々がハッピーになって頂けるように、これからも頑張ります!

編集 K:kazuyaさん流の経営論や考え方にすごく共感できて、より多くの方が聞けるように「ぜひ講演会を開いて欲しい!」と思うほどでした。私にとっても、悩んでいる方にとっても、役に立つお話だったのではないでしょうか♪

次回のテーマもおたのしみに♪

公演情報

DISK GARAGE公演

TOUR 2019-2020 FACT IS STRANGER THAN FAKE!!!!

2019年12月8日(日) 山形ミュージック昭和セッション
2019年12月15日(日) HEAVEN’S ROCK宇都宮2/3(VJ-4)
2019年12月20日(金) 西川口Hearts
2019年12月22日(日) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
2019年12月27日(金) 町田プレイハウス
2020年1月10日(金) 阿倍野ROCK TOWN
2020年1月13日(祝・月) HOLIDAY NAGOYA
Tour Final
2020年1月18日(土) SHIBUYA WWW

チケット一般発売日:2019年9月22日(日)

RELEASE

FACT IS STRANGER THAN FAKE!!!!

シングル

FACT IS STRANGER THAN FAKE!!!!

2019年12月4日 Release!

※ヴィジュアルパッケージ盤

※通常盤

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