編集部:田島さん、浜田さんとの撮影旅行の思い出を教えてください。
思い出深いというか、生々しく残っているのは、いちばん最近のロケの初日に、僕が足を骨折したことですかね。
もう3年前になりますけど、その後に控えたアリーナ・ツアーに向けて、いろんな写真を撮りに行こうということで、ニュージーランドに行ったんです。その初日に脚立から落ちて、足を骨折したんです。でも、撮影に入る前にもちろんロケハンは済ませていて、撮る場所とかはもう決めていたので、同行していた映像担当のスタッフに全部任せました。ただ、ベッドで思いついたことがあると、ラフを描いて、「こういうのも撮って」ってメールで送ったりもしましたけど(笑)。
もちろん、それ以前に長く旅をしてきましたから、危険な状況や事故的な出来事に遭遇することは何回もありました。ただ、それも今となってはみんないい思い出になっていて、その直近の出来事については僕がけっこう重傷で、いまだにまだちょっと満足に歩けない状態ではあるものですから。
ただ、僕は全部自分でやるタイプですけど、普通アートディレクターというのは、そういうふうにラフで指示するだけで、実際の作業は人に任せることが多いんですよね。だから、長くやってきたなかで、初めてそういう普通のやり方でやった、ということになりますね。
編集部:田島さんのプロフェッショナル魂と、浜田さんとの信頼関係があってこそのエピソードですね。
「浜田島Ⅴ」には、浜田さんのバックショットもあったのですが、表情は見えなくても、田島さんが切り取る写真からは物言わぬ何かが伝わってくるようでした。
田島さん、ありがとうございました!
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