有安杏果が「10年を振り返る」

スペシャル | 2026.06.05 19:00

──DI:GA ONLINEが10周年を迎えました。

おめでとうございます! さっきも編集部の方と話してたんですけど、10年前というと、たまたま私が横浜アリーナで初めてのソロライブ『ココロノセンリツ 〜Feel a heartbeat〜 Vol.0』をやった年なんですよ。横アリのソロライブが2016年7月3日で、今度のツアー「A Little Harmony Live 2026〜雫ノ音〜」の初日の宮城公演がちょうど 7月3日。たまたまなんですけど、ちょうど 10年って考えると、この10年、私はめちゃくちゃいろんなことがあったので。

──本当にひと言では言えないくらい、めっちゃいろんなことありましたよね。

そう。だから、長いか短いかって言われたらめっちゃ長いなと思って。

──どんな10年間でしたか?

本当にいろいろありましたけど、人間10年あったら、こんなにいろいろできるんだって思いますね。私はこの10年に始めたことが多くて。ピアノもギターもそうだし、曲作りもそうだし、英語もジャズも弾き語りも……。だから、10年って、すごいなって思います。

──やろうと思えば、こんなにもいろいろとできるんだっていうことを有安さんは身をもって証明してくれてます。

でも、10年って、やっぱり、いい一区切りなんだろうなとも思います。ざっくり言うと、私は 0歳から10歳が子役時代。10代から 20代はアイドルで、20代から 30代はソロを始めて、ももクロを卒業して、音楽と真剣に向き合ってきた。ちょうど 10年単位で変わってるなと思いますね。

──では、この 10 年間でターニングポイントとなった出来事を挙げるとすると?

やっぱり10年前にソロで初めてライブをやったことですかね。それまでは、5人でステージに立ってたけど、初めて横アリに一人で立って。最初から最後まで全編、自分一人で歌うっていうのもその時が初めてでした。あと、意外だったのは、当たり前ですが、MCも全部自分一人でやるんだっていう(笑)。ライブを一人でやるって、こういうことなんだっていうのを本当に初めて知ったライブだったし、あの時に、自分にはまだまだいろんなことが足りてなくて、でも、自分がやりたい音楽はこういうことなのかもしれないっていうのが少しずつ見えた。より本格的に音楽と向き合い始めるきっかけになったライブでもありますね。

──シンガーソングライターとしての出発点ですよね。当時、21歳でしたが、10年前と現在で変わったことと変わってないことを教えてください。

変わったことは、さっきも言ってた、弾き語りとか曲作りとか。本当に 20代に始めたことが多いことですね。ピアノ、ギター、曲作り、英語、あとは、本をいっぱい読むようになったし、早起きもするようになった。運動も元々苦手意識があったんで、あんまりやってなかったんですけど、ジムにも行くようになって。

──あんなに踊れるのに?

そうなんです。 体育の成績はあまり良くなくて。走るのも遅いし、球技系もすごい苦手だったので、勝手に自分はできないんだと思ってたんです。でも、コロナ禍で二重跳びをやった時に、意外とコツコツやったらできるのかもしれないと思って、ランニングとか、いろいろとやり始めるようになりました。

──本当にコツコツと努力することが得意なのがすごいですよね。そこが一番難しいようにも感じるけど。

なんでですかね? 性格? よく、マメって言われます。小学生ぐらいから日記を書き始めて、今もずっと続けてます。ある意味、頑固で、やるって決めたら、熱出しても日記書くという。『やるって決めたからにはやる!』みたいな部分がありますね。

──変わってないところは?

話が長い。あと、鳥が苦手。あの生き物が苦手です。急に飛ぶのが無理なんですよ。予想不可能なところが怖いし、見た目もちょっと苦手で。

──何かきっかけはあったんですか?

ないんですよね。本当にちっちゃい頃からで、気づいたらもう苦手になってました。ももクロ界隈では有名な話なんですけど、鳥は朝に多くいるので、待ち合わせ場所を変えてもらったこともあって。あと、駅から事務所に行くまでの道、どっちの通路にも鳥がいて、本当に通れなくて。ぶりっ子とかじゃなくて(笑)、ほんとに無理で。マネージャーさんに『どうしたらいいですか? もう駅には着いてるんですけど』って電話して、すごい遠回りして行ったりしてました。今もランニング中に、鳥がいると、目をつぶって避けたりしてます。未だに苦手ですね。ただ、食べるのは好きなんですけどね。焼き鳥も唐揚げも美味しくいただいてます。

──(笑)。10年後の自分はどうなりたいですか? 10年後の自分は想像したりしますか?

前もって準備したいタイプなので、先々のことを考えたりはします。

──未来のことはどのくらい考えてますか?

コロナ禍でだいぶ変わりました。もう考えてもしょうがないっていうか、臨機応変にやっていくしかないなって。時代もすごいスピードで変わるじゃないですか。それこそ10年前はもうちょっとCDも主流だったけど、もう今は完全にサブスクの時代になってて。だから、あんまり考えない方がいいんだろうな、1年計画ぐらいの方が現実的だなっていうふうには思うようにはなりましたね。でも、逆に10年前のことを考えたら、今の自分は、昔の自分では想像できないぐらい、できるようになったことがたくさんあるし、成長もできたと思う。だから、10年前の自分に負けないようにしたいですね。10年後の自分が今の自分を見た時に、まだまだだなって言えるような自分でありたいなとは思います。

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