the GazettE 麗・葵・戒が語る「横浜の思い出」

麗(Gt)横浜は昔から、それこそthe GazettEを組む前からスタジオを使っていて、しょっちゅう行っていたんですよ。だから、思い入れは深いですね。一回the GazettEのPVを撮ったこともあるし。ただ、『横浜みなとみらい21』とか『横浜赤レンガ倉庫』といったデートスポットにはいったことがないんです。横浜駅の周辺しか知らない。それが心残りと言えば、心残りです（笑）。

葵(Gt)僕も横浜は、思い入れがありますね。the GazettEのメンバーと初めて会ったのも横浜だったし。スタジオが横浜だったから電車で横浜に行って、僕は田舎の人なので、横浜駅は大きいなぁ…みたいな（笑）。で、スタジオが汚い場所だったんですよ。裏路地みたいなところで、ヤバさが漂うというか。横浜というと、そのスタジオの印象が一番強いですね。汚いスタジオのロビーの丸テーブルで、メンバーに「よろしく」と挨拶したんです。懐かしいな。あとは、やっぱり横浜アリーナですね。今までに4回くらいライブをしていて、今回のファイナルも横浜アリーナなので。汚くて狭いリハスタと横浜アリーナというのは、両極端ですけど（笑）。

戒(Dr)僕も横浜で一番印象が強いのは、スタジオです。僕はthe GazettEが始動してから1年後に加入したんですけど、当時はまだそのスタジオを使っていたんですよ。あとは、『NEW SIDE BEACH』。当時は『SUNPHONIX HALL』という名前だったけど、the GazettEでライブをした後に、横浜アリーナのトイレを借りたことがあるんです。顔を洗う場所がなくて、どうしようと言っていたら、『SUNPHONIX HALL』のスタッフが横浜アリーナのトイレを使わせてくれた。それで、横浜アリーナに入っていって、「いつか、こういうところでライブができたらいいね」という話をみんなでしたんですよね。数年後にそれを実現させたけど、当時は夢のまた夢くらいに思っていました（笑）。