先日エアロスミスのジョー・ペリー(65歳)が、ライヴ中に倒れ「重体」というショッキングなニュースが流れた際にも話題になったロック・レジェンドたちの高齢化問題。
70歳を超える年齢に達したローリング・ストーンズや、ポール・マッカートニーを筆頭に60年代~70年代活躍したロックを代表するアーティストが軒並み古希を迎える中、ある意味不老不死というイメージに相応しいキッスのジーン・シモンズ(66歳)が、ライブ中に転倒、寄る年波には勝てない事を露呈してしまった。
モンタナ州ボーズマンで行われたショーで、ジーンは衣装の重みに耐え切れず後退する瞬間にヨロヨロと後ろに転倒。尻をしたたかに打ち、そのままバックステージに下がることになった。
ケガ自体は軽症のようだが、やはりキッスのイメージやこれまでのジーン・シモンズのオレ様キャラクターを考えると、ファンの目の前でよろめきズッコケてショーを中断したという行為自体のダメージは大きい。なにせ彼はキッスなのだから・・・。
ジーン・シモンズと言えば歯に衣着せぬ発言が過去にも色々あったが、今年の4月にプリンスが急逝した際に「ドラッグで自ら死を選んだようなもの。ブザマで自業自得だ」と発言、集中砲火を浴び珍しく謝罪する事態になったのも記憶に新しい。
だが、今回の事件でアメリカのメディアなどからは「今回のずっこけ騒動で、少しは病に苦しむ人や老いなどに直面している人の気持ちが判るようになっただろうか?彼は少し謙虚になるべき」と手厳しい意見が寄せられている。
記事提供:AOL News