ここのところ、マスターズリーグ枠として中高年のパフォーマーの活躍が目立つアメリカの人気オーディション番組「アメリカス・ゴッドタレント2016」。
ステージに登場したラスベガスから参加したクリストファーさん。インディアンの衣装で登場した時点で出落ち感が半端ない登場の仕方。少し辛口な審査員軍団が、「いい衣装だわね」「あなた何歳?」と質問すると54歳なんだとか。観客も「中年のオジサンがやるたいしたことないパフォーマンス」に、せめてもの温かい拍手といった雰囲気だが・・・この後空気が一変する。
なんとクリストファーさん、すたすたとステージの袖に消えていき、まわりがざわめく・・・。そしてYMCAのイントロが流れるとクリストファーさん一人で4体の人形とともに熱唱!
いわゆるビージーフォーのグッチ裕三方式で一人で複数を演じる、斜め上のパフォーマンス。
観客も辛口審査員軍団もバカウケで、YMCAポーズもしっかり一人で5人のトレインで再現。日本人は「欽ちゃんの仮装大賞」でこの手のギミックに慣れているのであまり驚かないだろうが、全員がスタンディングでノリノリの姿を見ると、かなりインパクトが強かったのは明らかである。
記事提供:AOL News