今から50年前の1966年、カンヌ国際映画祭・グランプリに輝いた『男と女』を始め、クロード・ルルーシュ監督と作曲家、フランシス・レイの哀愁漂うスコアによる名作の数々が、フルオーケストラの演奏と共に甦る『クロード・ルルーシュ・イン・コンサート!』の開催が決定した。
本企画は、2014年9月、パリのアンヴァリッド広場にてフランスの国民的一大文化イベントとして開催され、そのあまりの素晴らしさに世界中の映画ファンが狂喜。世界中で再演が望まれながらも不可能とされていた幻のプロジェクトが、遂に日本で実現する。
数々の名作を創り出して来たフランス映画界の名コンビ=クロード・ルルーシュ × フランシス・レイ。ふたりの巨匠が創り出してきた傑作映画17作品のハイライトシーンを、オムニバス的に新たに再編集、全く新しい映像作品として上映される。
名優たちのセリフ、効果音はそのままに、総勢60名からなる壮大なオーケストラ、バンド、歌手の生演奏と共に再構成して贈る今回のコンサートで、ジャン=ルイ・トランティニアン、アヌーク・エーメ、イヴ・モンタン、アニー・ジラルド、ジャン=ポール・ ベルモンド、カトリーヌ・ドヌーヴら、銀幕の大スターたちが再びスクリーンで復活。『男と女』を筆頭に、『パリのめぐり逢い』『あの愛をふたたび』『愛よもう一度』『愛と哀しみのボレロ』など、映像の魔術師クロード・ルルーシュと、フランシス・レイの哀愁感漂う極上のスコアが織りなす至極のコンサートとなっている。
日本におけるフランス・ブームの原点となったフランス映画の最高傑作『男と女』製作50周年記念となる今秋、秋の夜長にぴったりなイベントとなるだろう。