アーティストと子供がコラボして作る絵本プロジェクト「50%えほん」のシリーズ第一弾となる「なんかへんな日」が5月5日(子供の日)にリリースされた。
Bose(スチャダラパー)がストーリーを作り、福岡晃子(チャットモンチー)が特技のクレヨン画で絵本の世界を彩った。
「50%えほん」とは、アーティストが50%の世界を作り、子供が残りの50%を完成させるという今までにない新しい絵本だ。普通の絵本とは違い、途中のストーリーや絵が空白になっているため、子供たちは絵本を読んでいくにつれ空白になっているところのストーリーから想像することで、よりクリエイティブな思考を養うことができる。
この絵本を通じて、子供は想像力を育てることや物をつくることの楽しさを知ることができ、大人は子供が頭の中で想像したものが具現化されていくことを楽しめる。そして、親子で一緒に楽しんだ時間を、絵本という形で宝物とすることができる。
2016年5月5日 全国発売!「なんかへんな日」
ハードカバーで全48ページ。子供が完成させるロールプレイング絵本。
まずは表紙に自分の名前を入れるところからスタート。
日常の朝から始まるが、なんかいつもと違う不思議な感じ。
部屋はぐにゃぐにゃしていて、家には誰もいない。
何かが違うと思いつつ、気づいたら宇宙まで飛んでいってしまい、これは夢なのか現実なのか、S(少し)F(不思議)なお話。
子供ばかりか、読んでいる親もププっとなってしまう小ネタが随所に入っているスチャダラパーらしいコミカルな内容で、子供たちがどんな風に完成させるかが楽しみな一冊だ。
2016年5月5日 全国発売!「なんかへんな日」
■アーティスト紹介
おはなし:Bose(スチャダラパー)
え:ふくおかあきこ(チャットモンチー / くもゆき)
http://50ehon.com/