今年、インディーズデビューから5周年を迎えるハルカトミユキが2月のツアーファイナルで発表していたサードアルバムの詳細を発表。2月のツアーで披露された「終わりの始まり」「嵐の舟」を含む、全て書下ろしの新録で12曲収録される。
タイトルは「溜息の断面図」。オルタナとダンスミュージックを融合したM1「わらべうた」、「ニュートンの林檎」以来のダークトーンの疾走感のあるロックナンバー「Stand Up, Baby」、新機軸となる「WILL(Ending Note)」、”青春の果て”を描いた胸を鷲掴みにされる秀逸なバラード「宝物」など、言葉は今までのどの作品よりも鋭く研ぎ澄まされ、楽曲は振り切ったエッジ―な作品が並ぶ。前述のツアーファイナルで発表された、3年連続の日比谷野外大音楽堂でのワンマンも決まっている、今の2人の勢いがそのまま詰め込まれた間違いなく最高傑作に仕上がっている。各所から高評価を受けた昨夏リリースの前作(2nd AL『LOVELESS/ARTLESS』から僅か10ヶ月。プレッシャーなど微塵も感じず、このアルバムに向けて書き下ろされた50以上の曲からセレクトした12曲。今年、いよいよ大きな注目を集めそうな彼女たちの”今”を切り取った作品は2017年の音楽シーンに何を訴えかけるのか要注目である。
また初回盤には、昨年9月に行われたライブ音源を14曲収録。目撃した者すべてが、ハルカトミユキ史上最高のライブと呼ぶほどに充実した”あの夜”のパフォーマンスがCDで甦る。特に、未だ音源化されておらず、あの夜にたった一回披露されて会場中の感動を誘った名曲「LIFE 2」も収録されるだけに、こちらも必聴である。一部、映像が先行公開されている。既にアナウンスされている通り、9月2日には3年連続となる野音ワンマンを控えるだけに、こちらも必見である。
■ニュートンの林檎(2016.09.24 日比谷野外大音楽堂LIVE ver.)
■奇跡を祈ることはもうしない(2016.09.24 日比谷野外大音楽堂LIVE ver.)
さらに、今作のアルバム発売日に合わせて、6月28日(水)より、Shibuya WWW X、Shibuya WWW 、渋谷CLUB QUATTROの3会場で、tacica、peridots、きのこ帝国とそれぞれ一夜限りのツーマンライブが開催される。どこよりも早く、新曲を聴ける機会となるこのライブは非常に貴重な機会だ。こちらにも是非注目してもらいたい。