3月11日(金)に放送されたテレビ朝日系列の『ミュージックステーション』にアンダーワールドが初出演を果たした。
3月16日に発売されるアルバムから「If Rah」と、代表曲「Born Slippy (Nuxx)」を披露したが、毎回恒例となったJ-POPファンと洋楽の有名アーティストのファンの知名度の違いから、ネット上での意外な反応が続出した。
いきものがかり、AKB48、aiko、高橋優、TK From凛として時雨、GENERATIONS、KAT-TUN、RADIO FISHら、アイドル、アニソン、お笑いまで集った今回のラインナップ。アンダーワールドが登場すると他のアーティスト同様大きな歓声があがり、ネット上でもファンを中心に「オリラジ・タモさん・アンダーワールドの並びがシュール過ぎる」などの声があがっていた。
もちろんアンダーワールドをあまり知らない層からも、「マーク・パンサーかな?」「このワンダーワールドは元銀行員だったんでと母に解説したら『小椋佳と一緒やな』と言われた」(※銀行員は元メンバーのダレン・エマーソン)といった、ファンも予想がつかないような無邪気過ぎるコメントも。
また、今回新曲とともに「Born Slippy」を披露したことに、特別な想い入れを感じるファンも多かったようだ。2011年3月11日に起きた東日本大震災の際に、多くの来日予定アーティストが中止を発表するなか、真っ先に強行出場を決定しDJセットで日本のファンを勇気づけたのは彼らだった。またその時の最後の曲が、5年前のライヴと同じ「Born Slippy」だったことは特別な意味合いを持っている。
中には「オリラジのパーフェクトヒューマン目当てでMステを見てたら娘が、アンダーワールドをみて『なんかこの人たちスゴい』と釘付けになっている」「なんかカッコいい!」などの書き込みもあり、多くの古参ファンが放送前からミスマッチなキャスティングと嘆いていた声も少なくはない今回の初出演だったが、彼らを全く知らない層にとっても大きな発見だったに違いない。
参照リンク
ミュージックステーション
アンダーワールド facebook
記事提供:AOL News