“観るもの全てが恋に落ちる”…極上のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』のシネマ・コンサートがいよいよ約3週間後(2月8日(木)〜13日(火)名古屋・東京・大阪・福岡で開催)に迫ってきた。
『ラ・ラ・ランド』のシネマ・コンサートは、オリジナルのミュージカル映画を、大スクリーンでの映画全編上映とオーケストラ+ジャズバンドによる生演奏の音楽で体感できる、新感覚のハイブリッド・コンサート。日本でも過去3度開催し、大好評を博したプログラム。
今回の日本ツアーでは、本作の作曲を担ったジャスティン・ハーウィッツが来日し、自ら指揮をとる。
作曲者自らタクトを振る貴重な機会となる本公演に先駆け、ジャスティンから来日へ向けたメッセージが届いた。
新たに、ミュージカル(舞台)版『ラ・ラ・ランド』にも取り組んでいます。新しい音楽も必要だし、古い音楽のアレンジも多いからとても作業量が多いんです。映画音楽の仕事は、デイミアン・チャゼルが次回作を書くのを待っているところです。
ザ・ビーチ・ボーイズは『アナザー・デイ・オブ・サン』のヴォーカル・アレンジに非常に大きな影響を及ぼしましたし、ビートルズは歌のメロディに常にインスピレーションを与えてくれます。ビートルズのように、キャッチーかつ意外性のあるメロディーを書く人はほかにいません。
私はたいてい、脚本を読むことから始めます。それからデイミアンと音楽から何を感じたいかを話し合います。 まず心情について話し合うんです。そして、サウンド、楽器、音楽のテクスチャー、効果について話し合います。テーマを作曲するときは、ほとんどピアノでデモを作りますが、『ファースト・マン』のようなプロジェクトでは、面白い音風景を見つけることも重要だったので、デイミアンがまだプロジェクトを練り始めている早い段階から、エレクトリック楽器や音楽制作のアイディアをいろいろと試していました。
シネマ・コンサートの場合、映画は最初から最後まで一気に上映されるので、すべての音楽を止めずに1テイクで演奏しなければなりません。 そのため、各楽曲が流れるように、かつ次の曲へと繋がって演奏できるように、さまざまな工夫・調整が必要になります。
かたや生演奏にはリスクも伴います。中断してやり直すことはできないし、うまくいかないこともあります。私が最も恐れているのは、指揮台の前に設置している(映像と音楽を合わせるための確認用の)映像にトラブルが起きてしまうことです。 そういうことが一度か二度起きたのですが、復旧するまでどうにか乗り切らなければなりませんでした。まるで計器のない飛行機を操縦するようなものです。
2度目の訪日をとても楽しみにしています。 この映画を応援してくれてありがとう!
ぜひコンサートでお会いしましょう!
さらに、ソウル五輪シンクロナイズドスイミングメダリストで「ラ・ラ・ランド」の音楽が大好きという小谷実可子からの推薦メッセージも届いた。小谷は、昨年の世界マスターズ選手権で「ラ・ラ・ランド」の「Another Day of Sun」を選曲し、金メダルを獲得している。
まさにラ・ラ・ランドの映画を見た時のように、心の中がキラキラ躍動しました。
楽しかったり、ワクワクドキドキしたり、切なかったり…
映画を見たときの感動が蘇りました。
私は素敵な映画やミュージカルを見たり、音楽を聴いたりすると、
すぐにアーティスティックスイミングの演技に結び付けて振り付けや演出を考えてしまうのですが、ラ・ラ・ランドの曲は大好きです。
自身が主催するシンクロのチームでも何度も使用しました。
そして昨年行われた世界マスターズ選手権でも、デュエットフリーで藤丸真世さんとともに、ラ・ラ・ランドの中から「Another Day of Sun」を選んで泳ぎました。まさに、映画の中のダンスシーンのように躍動感を感じながら、楽しく泳ぐことができ、金メダルを獲得することができました。
今回、曲を作曲したジャスティン・ハーウィッツ氏が来日し、自らタクトを振って生演奏と映画のコラボということで、きっと大きなスクリーンの中の世界に引き込まれ、全身で音楽を感じることができると思うと、とても楽しみです。
曲に合わせた振り付けが体に染み付いているので、演奏中に手足が動き出さないように注意しながら公演を楽しませていただきます。
小谷実可子
2017年に日本で公開され、アカデミー賞®️6部門、ゴールデングローブ賞®️7部門、グラミー賞®️2部門など数々の賞を総なめにし、日本中に興奮と熱狂を巻き起こした、すべてが圧巻のミュージカル大作『ラ・ラ・ランド』。オープニングから印象的なハイウェイでのダンスシーン、セブとミアの甘く切ない恋の物語を、再び“大スクリーン”で、「アナザー・デイ・オブ・サン」「サムワン・イン・ザ・クラウド」等、様々な場面で耳馴染みのあるメロディアスな楽曲を“生演奏”で体感できる贅沢な映画鑑賞体験。
作曲を務めたジャスティン・ハーウィッツの指揮を鑑賞できる貴重な機会、『ラ・ラ・ランド シネマ・コンサート2024』をお見逃しなく。2月8日(木)〜13日(火)の間、名古屋・東京・大阪・福岡で開催。詳細は、オフィシャルサイトより。
極上の興奮体験、そして、感動体験を、ぜひ会場でお楽しみください。
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