第24回東京フィルメックスのラインナップ発表!コンペティション部門に橋本愛×仲野太賀 『熱のあとに』が選出

ニュース | 2023.10.06 16:00

メインビジュアルデザイン:IKKI KOBAYASHI

2023年11月19日(日)〜11月26日(日)に、有楽町朝日ホールとヒューマントラストシネマ有楽町で開催される『第24回東京フィルメックス』のラインナップ発表会が10月4日(水)オンラインで行われ、プログラムディレクターの神谷直希より挨拶と上映作品が紹介された。

今年は「コンペティション部門」8作品、「特別招待作品」7作品、「メイド・イン・ジャパン部門」4作品の上映予定。

オープニング作品には、トルコの巨匠、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督『About Dry Grasses(英題)』。クロージング作品はウェイン・ワン監督の『命は安く、トイレットペーパーは高い』デジタルリマスター版と、審査員でカンヌ映画祭で特別招待作品として上映されたワン・ビン監督の『黒衣人』、山形国際ドキュメンタリー映画祭でも上映予定のペドロ・コスタ監督の『火の娘たち』、ウー・ラン監督の『短片故事』、ホン・サンス監督の『水の中で』の5作品の上映が決定。

また、『ドライブ・マイ・カー』での共同作業も記憶に新しい濱口竜介監督と音楽家の石橋英子が協働して生まれた作品『GIFT』が上映+石橋英子のライブ・パフォーマンスで特別上映される。

GIFT

「コンペティション部門」に日本からは、長編第2作目となる山本英監督の『熱のあとに』が選出。「生きること=愛すること」をテーマに、自分の愛を貫くために恋人を殺そうとした過去を持つ沙苗を演じる橋本愛が主人公の物語。俳優陣の存在感が忘れがたい印象を残している今作は、第28回釜山国際映画祭ニューカレンツ部門でもプレミア上映が決定している。

熱のあとに

世界に向けて多様な日本映画の新作を発表する「メイド・イン・ジャパン部門」では、タレンツ・トーキョー 修了生であるニコール・ミドリ・ウッドフォード監督の『Last Shadow at First Light(英題)』、1993年に日本で公開し、カンヌ映画祭「ある視点」部門で上映から30周年を迎える今年、4K解像度によるデジタル修復作業を経て、今年のベネチア国際映画祭のクラシック部門にてプレミア上映となり、最優秀復元映画賞を受賞した相米慎二監督の『お引越し[4Kデジタルリマスター版]』、三間旭浩、山田咲、草野なつか、遠藤幹大の共作『広島を上演する』、岩﨑敢志監督の『うってつけの日』の4作品が上映予定。

会期中11月20日(月)〜11月25日(土)に、国際映画祭でも注目されるアジアの映画人材育成事業「タレンツ・トーキョー2023」も開催。
また、関連イベントとして、映画プロデューサーの今井太郎、曽我増寿美が登壇するイベントが10月13日(金)東京コンテンツインキュベーションセンターにて開催が予定されている。

プレイベントは『Filmmakers’ Homecoming』と題し、「タレンツ・トーキョー」の修了生の全12作品が特集上映される。こちらの会期は11月3日(金・祝)〜11月13日(月)まで、会場はヒューマントラストシネマ渋谷。

フィルメックス関連企画としてポルトガルの映画監督であるジョアン・セーザル・モンテイロを特集。3作品を11月17日(金)〜11月18日(土)にアテネ・フランセ文化センターにて上映が決定している。

チケットの販売は11月4日(土) 10:00より販売。チケット情報、最新情報はオフィシャルサイトで確認してほしい。

INFO

第24回東京フィルメックス

2023年11月19日(日)~11月26日(日)
[11/22(水)~11/26(日)]有楽町朝日ホール 
[11/19(日)〜11/26(日)]ヒューマントラストシネマ有楽町

 

第24回東京フィルメックスプレイベント:Filmmakers’ Homecoming
2023年11月3日(金祝)~11月13日(月)
ヒューマントラストシネマ渋谷

 

【関連企画】第24回東京フィルメックスプレイベント
「国際映画プロデューサーの仕事について」
2023年10月13日(金)東京コンテンツインキュベーションセンター

 

【関連企画】ジョアン・セーザル・モンテイロ特集
2023年11月17日(金)〜11月18日(土)
アテネ・フランセ文化センター

 

【提携企画:人材育成ワークショップ】<タレンツ・トーキョー2023>
2023年11月20日(月)〜11月25日(土)
ヒューマントラストシネマ渋谷

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