IHIステージアラウンド東京(豊洲)にて上演中の木下グループpresents『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』が、千穐楽を迎える4月12日(水)より映像配信することを発表した。
SNSの「FFX歌舞伎」のタグでは、「号泣した」「迷ってる人は絶対行った方がいい」という多くの感想や、公演レポートがタイムラインを賑わせる中、一生に一度のこの機会に惜しくも劇場へ足を運べなかった人や、もう一度感動のストーリーを楽しみたい人に向けて、自宅でも楽しめるよう、10月までの期間限定で映像配信が決定。
ラストシーズンを迎えたIHIステージアラウンド東京(豊洲)で特殊な舞台機構を生かした演出や、8Mの巨大スクリーンでの圧倒的な映像体験が本作の大きな魅力の一つ。
また、この劇場ならではの魅力をTBSチケットでは、KORG社が開発した最大4Kの高解像度映像とともに、ロスレス・オーディオやハイレゾ・オーディオを配信できる世界初のシステム「LiveExtreme」にて配信され、4月18日(火)から自宅で手軽に期間中は何度でも楽しめる。
また、今回は配信チケットとのセット販売でのみ購入できる電子プログラムも用意。
さらに、今後世界配信にむけて英語字幕版も準備中とのことで、配信時期など詳細は決まり次第、発表される。
原作ゲームファンからも歌舞伎ファンからも絶賛の声が後を絶たない本作。ぜひこの機会にザナルカンドへの壮大な旅路を自宅でも楽しんでみよう。
〇前編(開場11:30 開演12:00)
人間の他、多種多様な亜人種が暮らす世界=スピラ。
しかし、人々は常に死の恐怖におびえていた。1000年前、突如として姿を現し、破壊を繰り返す災厄ともいえる魔物『シン』の存在に… 。 そんなスピラへと迷いこんだ少年ティーダは、可憐で気丈な召喚士ユウナと出会う。ユウナの願いはただ一つ、『シン』を倒すこと。そのためには召喚士としての“究極の力”が必要だった。時を同じくして出会った旅の仲間たち。弟の命を『シン』に奪われた兄貴肌の「ワッカ」、その弟の恋人であった黒魔道士「ルールー」、謎に包まれたロンゾ族の少年「キマリ」、ティーダの父の盟友「アーロン」。数々の戦いや出会い の中で見えてくる『シン』の真実。だが、その前に立ちはだかったのは、グア ド 族の族長・シーモア。ユウナが手に入れようとしている“究極の力”を利用し、「死」こそ世界を救う、というゆがんだ考えから、スピラを死の螺旋へと導こうとする。
ティーダたちの闘いの行方は果たして……。
〇後編(開場17:00 開演17:30)
グアド族の族長・シーモアのゆがんだ野望はティーダたちをますます追い込んでいく。
シーモアは召喚士ユウナを誘拐し、彼女を利用するために政略結婚を企てる。このまま黙って見ていられないと結婚式に乗り込み、シーモアと直接対決をするが、世界の人々から信頼を得ているシーモアに抗った一同は、反逆者の汚名を着せられ、旅の中断を余儀なくされる。絶望し泣き崩れるユウナを見て、ティーダはなんとしても彼女を守りぬこうと決心。
出会った頃から互いに惹かれあっていた二人は秘めた恋心に身を委ねるのであった。一同は決意を新たに、再び『シン』を倒すために立ち上がる。
だがそこに待ち受けている衝撃の数々。
「『シン』の正体」「ユウナの運命」そして「ティーダを待ち受けている真実」とは……。