2020年2月2日(日) 新宿ReNY
イベントコンセプトは、歌一本で伝え、バンドと言うギミックを捨て、歌とアコースティックだけで、生身の身体と想いを込めてぶつかり合う100%歌の為のイベント「歌者-KASHA-」。平成の終わりの2018年4月より第一回目を立ち上げ、3回目を迎えた今回のライブは、人の繋がりが奇跡を呼んだ形で終幕した。
事前に発表もあったが、解散後、初めて同じステージに立った太志(ex.Aqua Timez)とDAISUKE(ex.Aqua Timez)の二人の姿に詰め掛けたファンは、歓喜の声をあげ、涙さえ流すファンも。発起人、村屋光二との3人でコラボする形となったが、Aqua Timezが2012年に発表したシングル「MASK」を演奏するとアコーステックな空間が、まるでバンドで演奏しているかのような空気になり更に会場の熱は上がった。
木村世治(ZEPPET STORE)、暁(アルルカン)、有村竜太朗(Plastic Tree)と続き各出演者が様々な歌と世界観を表現しバトンを繋いで、先日、バンド復活を発表したDOESの氏原ワタルが、トリを務めジャンルを超え一つの音楽を文字通り音を楽しみ共有する空間で幕を閉じた。2020年も歌と人で繋げていく「歌者」は続いていく。