エレクトリック・ギターは、ソリッドなボディにネックがつければ楽器として成立する。
過去にはユニークな形状をしたボディを持つギターや、凝った彫刻や、金属ボディ、銃の形をしたものZZトップのモフモフギターなど、変態さんも含め多種多様だが、今回紹介する「電子レンジ」ギターは、究極のヘンタイギターとして歴史に名を刻むだろう。
ブラジル人ギター奏者のヴィクトール・クッチャーが制作したギターは、電子レンジをボディにネックをドリルで括りつけた究極に弾き難くそうな形状。
テレキャス風のピックガードやスイッチを取り付け、天井にドリルで開けた穴にピックアップや電子回路を取り付けて見事に完成。
「こんなの音でるの?」と多くの人が疑問に思うが弾いてみると意外といい音!重そうだが座って弾くとわりとドッシリとしたボディで安定してプレイも可能だ。
ちょっと驚きなのは、このギターがちゃんと電子レンジとしても使えるということ。
熱で回路がやられるのでは?など色々心配ではあるが、過去に作られたヘンなギターのなかでも屈指の1本(1台?)といえるだろう。
記事提供:AOL News