数年前から次々と億万長者が誕生し、その豪華な暮らしぶりがクローズアップされるようになったDJの世界だが、ビジネス誌フォーブスが、最新の高所得DJランキングを公開し大きな話題を呼んでいる。
最も儲かっているDJは、今回もぶっち切り4年連続でカルヴィン・ハリス。6300万ドル(63億円)は、昨年の6600万ドルを約3億円下回ったが、2位のティエストの3800万ドル(38億円)の約1.6倍と大差を付けた。3位以下デヴィッド・ゲッタ(28億円)、Zedd(24億5000万円)、スティーヴ・アオキ(23億5000万)、ディプロ(23億円)、スクリレックス(20億円)と続く。
フォーブス誌は、彼らの主な収入源についても言及しており、ハリスはラスベガスでの公演1回につき40万ドル(4000万円)のギャランティを受け取っており、その他の公演やソングライターとしてのレコード印税などを合算したもの。
ティエストに関しては12ヶ月間に100回という数多くのライブをこなし、炭酸飲料の7upとの1億円近いスポンサー契約で利益を得た。
デヴィッド・ゲッタはサッカー欧州選手権「EURO2016」のテーマ曲で稼いたお金と、ハリス同様ラスベガスでの公演の収入が主だという。
その他にも「198回のギグを行ったスティーヴ・アオキ」、「ジャスティン・ビーバーの新作で5曲制作したスクリレックス」といったDJの収入の中身が暴露されている。
先日夏以降に引退することを表明したアヴィーチー(今年14億5000万円稼ぎだしたと言われる)のように、早々とDJ稼業から足を洗うものも出てきているが、世のロックミュージシャンより遥かに稼ぎの多いスターDJたちの活況はまだまだ続きそうだ。
記事提供:AOL News