壊れかけたギターで演奏するギタリスト。ボディに穴があき、部分的に朽ちている楽器とは裏腹に弾き始めると超絶テクニックに人々が足を止める。そんなストリート・パフォーマーの演奏が、ネット上で紹介され話題を呼んでいる。
オーストラリア人のギタリスト、トム・ワード。過去には「ゴット・タレント・オーストラリア」に出場して人々を驚かせたこともあり、そのクラシック・ベースだが激しく情熱的な演奏で大喝采を受けた、知る人ぞ知る名手。
そんな彼の最近の映像は、タスマニアの市街地での演奏。
5年前のテレビ出演の際に、すでにボディに穴が開きかけていたギターは、激しく叩き打楽器のように演奏するスタイルの影響ボディ全体がボロボロに。
粗大ごみに出されてても不思議じゃない位ボロボロのギターだが凄くいい音が出るのだから不思議だ。楽器の良し悪しよりも演奏者の技術や、楽器との相性がよっぽど重要ということだろう。
記事提供:AOL News