VK Blanka presents RAINBOW ROAD -透
2026年4月9日(木)Zepp Haneda(TOKYO)
出演 : ビッケブランカ / Chilli Beans. / Novel Core
2026年4月9日(木)、Zepp Haneda(TOKYO)にて、ビッケブランカの『RAINBOW ROAD -透-』が開催された。ビッケブランカが、国内では年に一回のペースで行っている全国ツアーとは別に、その時ごとのコンセプトを設けて行っているシリーズ・ライブで、この『-透-』で6回目。
今回は、Chilli Beans.とNovel Coreを迎えて、3アクトでの開催となった。ワンマンではなくゲストを呼んで『RAINBOW ROAD』を行うのは、2024年5月4日(土・祝)大阪・フェスティバルホールの3回目『-伝-』以来、二度目である。『-伝-』の時は、絢香と緑黄色社会、オープニングアクトとしてmuque、以上の3組が出演した。
この日のトップはChilli Beans.、「105☻」で始まり「just try it」で終わる11曲を演奏。2026年に入ってリリースした最新曲「star flower」は、5曲目に披露された。
6曲目の「lemonade」を終えたところのMCで、「楽しみにしてました。元気ですか? いい感じです。今日、天気よかったし」。
「ビッケさんのイメージある?」
「ビッケさんにも言ったんだけど……速い」
「そうね。いっつも急いでるよね」
「はじめましての時に、ビッケさんがトリで、終電に乗らなきゃいけなくて、イヤモニを外しながらステージから走って、そのままタクシーに乗って帰って行った」
という彼女たちのビッケブランカ評に、客席は笑いに包まれた。
THE WILL RABBITS(ギター・DJ・ドラム・キーボード)の4人がセッティングしている間、姿は現さないが、影アナ状態でマイクでしゃべりまくり、場の空気をあっためてから1曲目でステージに出て行く──という、本人曰く「Novel Coreスタイル」で、1曲目の「Welcome To My Brain」から、オーディエンスを沸騰させたNovel Core。「跳べますかー!」「そんなんじゃビッケさんにバトン渡せないよ!」と、さらにオーディエンスをあおり、ヒートさせていく。
「SHIKATO!!!」のサビでは「SHIKATO!!! SHIKATO!!!」のコール、「A GREAT FOOL」では「SAY! HO! SAY RAINBOW ROAD!」のコールが、Zepp Hanedaに響いた。「EVER EVER GREEN」ではタオルの海、「HANERO!!!」でジャンプの嵐と化したフロアは、ラストの「FRiENDS」で、彼のリクエストに応えて皆が掲げるスマホのライトで、明るくなった。
Novel Core
トリのビッケブランカは、おなじみのSE(ライオン・キングのテーマ)が響く中、スリーピースのスーツにネクタイにハンチングという出で立ちで、ギター・ベース・ドラム・キーボードのバンドと共に、ステージに上がる。
AメロもBメロもサビも、いつもより歌声がでかい「Shekebon!」、ベースをバリバリ弾きながら歌い(ベーシストはタンバリンを叩く)、間奏ですさまじいスラップを聴かせた「Take me Take out」、オーディエンスとの「AHA!」の掛け合いをくり返してから曲に入る「Want You Back」。
以上の頭3曲とも、一貫して、お笑い芸人用語で言うところの「かかってる」状態。すごい勢いで、すごいテンションである。余談だが、ベースを弾く時は右利きで、ギターを弾く時は左利きになるミュージシャン、ものすごくめずらしいと思う。少なくとも僕は彼しか知らない。
その3曲を終えての最初のMCで、ビッケブランカは、Chilli Beans.とNovel Coreのステージを全部観たことによって、「変なスイッチ入っちゃってさ。なんかね、野良犬スイッチを入れられたんよ」と、報告。ゆえにこんなに「かかってる」状態になった、ということだ。それぞれのライブを称賛し、「僕、今日はすごく気合いが入っています」。
「春の歌があるんで、聴いてください」と紹介したストレートなラブソング「ポニーテイル」の次は、ピアノを弾きながら「Lucky Ending」を歌った。
前回のゲストありの『RAINBOW ROAD』の時、muqueも絢香も緑黄色社会もクールで堂々としているのに、ホストの自分だけ水色のフリフリみたいな服で、SNSに上がった記念写真を見たら、自分が一番ペーペーみたいだった。だから今回は、ホストとしての自覚を纏おうと思って、この衣装にした──と説明し、拍手を浴びるビッケ。「なかなか、なかなか、暑いです」。
そして、来年がメジャーデビュー10周年、ということで、『VK Blanka Joyride to 10th Tour』を、9月から10月にかけて行うことを発表した。
そして、「準備はいいでしょうか? ほんとにそれで準備はいいんでしょうかね? 今日の私は野良犬ですよ、そんなんじゃガブガブいかれちゃいますよ!」と、本日二度目の野良犬アピールをした上で、後半のゾーンに突入する。
間奏のギターに合わせてオーディエンスのハンドクラップが響いた「Stray Cat」、ビッケのアジテーションでフロア一面にタオルが回った「蒼天のヴァンパイア」、メンバー全員でパーカッションを叩きまくる「×L×C×A」を経て、「Ca Va?」の叫ぶようなコールがZepp Hanedaを埋め尽くす「Ca Va?」で、ステージの上も下もピークへ達し、本編が終了した。
アンコールでは、まずMotoが登場し、ビッケブランカのピアノ1本でChilli Beans.の「look back」を独唱する。Moto、ワンコーラス終わったところで、小声で「もう一回やりたい!」と言うも、横でピアノを爪弾くビッケ、それをスルー、最後まで彼女が歌いきった。ビッケ、「モニ(Motoの愛称)が“Lucky Ending”が好きだって言ってくれたので、セットリストに入れたんですけど、僕はこの“look back”が好きなので、急遽入れさせていただきました」。
次は、「実は、ビッケブランカとNovel Coreは、一緒に曲を作りました!」と彼を呼び込み、その新曲「Beast ≠ Knight (feat. Novel Core)」を生で本邦初公開。
地声&ファルセットのビッケの歌とNovel Coreの鋭角なラップが入り混じる、おそらく双方にとってかなり攻めた曲である。間奏でNovel Core、「ハンパねえだろ、この新曲!」と叫ぶ。
そしてラストは、Chilli Beans.とNovel Coreのメンバー、全員で客席をバックに記念撮影してから、その3組で「ウララ」をリレーで歌い、華々しく締められた。この曲の間奏の「ピアノだけになってビッケがステージを移動しながら手を振り続ける」おなじみのムーブも、全員で行われた。
なお、「Beast ≠ Knight (feat.Novel Core)」は、テレビ朝日の4月クール金曜ナイトドラマ『余命3ヶ月のサレ夫』のオープニングテーマであることが、曲に入る前に告げられた。1話目の放送は(一部地域を除く)、4月24日(金)の23:15から。
SET LIST
Chilli Beans.
01. 105☻
02. Welcome
03. See C Love
04. rose feat. Vaundy
05. star flower
06. lemonade
07. pain
08. HAPPY END
09. ひまわり
10. Tremolo
11. just try it
Novel Core
01. Welcome To My Brain
02. C.O.R.E
03. SHIKATO!!!
04. A GREAT FOOL
05. RULERS
06. Mountain Top
07. EVER EVER GREEN
08. HANERO!!!
09. Green Light
10. FRiENDS
ビッケブランカ
01. Shekebon!
02. Take me Take out
03. Want You Back
04. ポニーテイル
05. Lucky Ending
06. Stray Cat
07. 蒼天のヴァンパイア
08. ×L×C×A×
09. Ca Va?
ENCORE
10. look back
11. Beast ≠ Knight (feat. Novel Core)
12. ウララ















