ありがたいことに歌詞を褒めていただけることが多いので、ライブでもちゃんと歌詞が印象に残るステージを作っていきたいんですよね。だから「noa live tour 2026」ではただ字幕を出すのではなく、歌詞がちゃんとインパクトとして残る演出をしようと思っているんです。音楽と歌詞と、乃紫という人間が伝わるものを考えています。
──全国9ヶ所を回る「noa live tour 2026」は、コンパクトなキャパシティが特徴的です。これは乃紫さんが観客の近くにいきたいという思いから実現したそうですね。
これまでに東名阪と福岡でしかワンマンをしたことがないのと、参加したフェスもほとんどが東京会場なので、近くで乃紫を観ている人は限られていると思うんです。「乃紫の曲は知ってるけどどんな人かわからない」と思っている人も多いので、もうちょっとパーソナルな部分を見せたくて、過去最多公演数で小さいキャパを希望しました。行ったことない都道府県に行けるのもうれしいですし、ライブハウスで間近で感じてほしいし、学生の子たちと近くで触れ合いたいですね。地元である熊本の会場はDRUM Be-9 V1というライブハウスで、ここはわたしが高校生のときにONE OK ROCKさんとかが来てたハコなんです。自分が高校を卒業して上京して、ステージに立つ側として戻ってくるなんて、不思議な感覚ですね。
──渋谷WWWでの「1st One-man Live」、Zepp Shinjukuでの「2nd ONE MAN LIVE」、東名阪福を回った「Zepp Tour 2025」に続き、今回のライブタイトルもシンプルですね。
EX THEATERは会場も大きいし、建物の構造的にも入った瞬間からいろいろ工夫ができそうだなって。テーマパークの待ち時間みたいな感じで、わくわくしてもらえることを仕掛けていきたいですね。同じツアーのなかでも、小さめのハコと大きめのハコで違った楽しみをお届けできればと思います。全公演新曲をやろうと思っていて、次に予定しているリリース曲やツアーに向けて制作している楽曲など、いろんな面が見せられるセットリストを予定しています。
──これまでの乃紫さんのライブとはまた一味違う表現が楽しめるツアーになるのではないでしょうか。「COUNTDOWN JAPAN 25/26」ですごくロックなパフォーマンスをなさったと聞きました。
──CDJでのパフォーマンス然り、「メガネを外して」でご自身の経験や哲学を反映させていること然り、4月から始まる「noa live tour 2026」に込めた思い然り、最近の乃紫さんの活動を見ていると以前よりおっしゃっている「時代を超えたアーティストになる」という目標に少しずつ近づいている気がします。