──3月25日からはアルバムを引っさげたツアー『合言葉はトキメキ』が始まりますね。
かめがい なかなか行けない土地もありますし、アルバムを聴いて初めて観に来てくれる人もいるかもしれない。だから聴かせるのではなく、今度は伝える時だなと思ってますね。
かわむら今までの地続きだった活動を活かして、さらにパワーアップさせていきたいです。あとは信頼できるゲストをお呼びしたので、その人たちからも得られるものも多いと思います。
──初日は福岡Queblickで超能力戦士ドリアンとの対バンです。
かめがい それこそ、去年の5月にドリアンのツアーに呼んでもらったんだよね。
かわむら「ポップしなないでと噛み合うかな？」ってちょっと思ったんですけど、彼らの人間性とか音楽性のおかげですごくいいツーマンができてね。
かめがい 大好きになっちゃった！
かわむら彼らのエンタメ精神も魅力的だし、あと音楽に対してとにかく真摯なんですよ。そういったところでリスペクトを込めてお呼びしてるので、福岡は間違いなく楽しいでしょうね。
──2本目、3月26日は、仙台spaceZeroにて板歯目との共演です。
かわむら寒い地方のライブハウスで起こる熱って、めちゃくちゃカッコいいんですよ。あと、仙台は音楽に対する文化がすごく育っていて、完成されたものを見せていくよりかは、ちゃんとロックのアプローチをしたいです。カッコいい音しか出さないバンドと一緒にやりたいなと思ったので、前々からファンだった板歯目とやれるのは嬉しいです。
かめがい 私は音源しか聴いたことがなくて。ライブを観るのが初めてなので楽しみです！
──3本目、4月2日は札幌Crazy Monkeyで和田輪さんが出演しますね。
かわむらいつかお声がけしたいと思っていたんです。しかも、和田輪ちゃんもかめがいさんも北海道出身なんです。きっと特別なバイブスが生まれると信じているんですね。
かめがい 和田輪ちゃんが前に在籍していたMaison book girlの頃から、ライブもよく観に行かせてもらっていて。ブクガと対バンする予定だったのが、コロナ禍に入ってできなくなっちゃったりとかもあったけど、そこからもずっと輪ちゃんとは繋がりがあって。「魔法使いのマキちゃん」のMVに出てもらって以来。恩人でもあるし、念願の２マンを札幌でできるのは感慨深くて楽しみです！
──続いて、4月8日、大阪アメリカ村DROPでの塩入冬湖さんはどうでしょう？
かわむらとにかく（塩入冬湖さんは）人間としての力が強いじゃないですか。だから我々の心持ちとして、一番緊張する対バンかもしれないですね。ここでしっかりやらないと、俺たちが自分たちのこと嫌いになると思う。気合が入りますね。
かめがい 冬湖さんもライブを観るのが初めてなので、今からビシッとしちゃいます（笑）。
──4月9日の名古屋CLUB UPSETは、盟友のネクライトーキーです。
かわむら4年前に初めてツアーで対バンした時、大阪のめちゃくちゃ狭いライブハウスだったんです。あれからネクライトーキーはぐんぐん活躍して、我々もちゃんと追いつきたいなと思っています。とにかくいい奴らなんですよ。我々のことをしっかり見てくれてて。しかもCLUB UPSETは馴染みのある大好きなライブハウスなんで、お祭り騒ぎのロックンロールができたらなと。
かめがい ネクライトーキーとポップしなないでを好きな人が結構共通していて。こちらも念願の対バンで楽しみですね！
──ツアーファイナルとなる4月22日は、東京LIQUIDROOMでワンマンライブですね。
かめがい 去年初めてステージに立った時は「LIQUIDROOMに立ってるわ、自分！」というのがやっぱりどこかであって。だけど今回は２回目だし、もっと余裕な気持ちで立ってやろうと思ってます。
──去年、初めてLIQUIDROOMでワンマンをやった時は「ステージに立って顔上げた瞬間の光景が忘れられない」と言ってましたね。
かめがい すごい人がいたんですよ。あれは本当に忘れられないですね。
かわむらLIQUIDROOMと言えばさ、大学の頃に先輩繋がりでSOURを観に行ったよね？
かめがい そう！SOURのライブでしか、LIQUIDROOMに行ったことがなかった。
かわむらメンバーが先輩のお兄ちゃんだったんですけども、「こんなとことでライブできる人が、知り合いのお兄ちゃんなんだ」と思ったな。それまで自分たちが観に行ったライブハウスって、ステージの段差が50cmくらいで、みんなごちゃごちゃごちゃして、楽屋と言えるようなところもないレベルだったんです。だから「こんな大きいステージがあるんだ」と驚いて。その後もキセルのライブを観たりとか、とにかく憧れのライブハウスではあったんですよね。未だに自分が「ツアーファイナルはLIQUIDROOMです」と言ってることに違和感がありますね。
かめがい そうだね。数百人の人がポップしなないでを観るために、足を運んでくれるのが「すごいことだな！」みたいなのが未だにあって。去年初めて「ワンマンをLIQUIDROOMでやる」と言われた時に「いや、まだ早いでしょ！」と思ったんです。「いやいや、100人キャパでやろうよ！」みたいな（笑）。だからこそ、前回は「こんなに人いるんだ！」と驚いちゃったんですよね。かわむらくんと同じく、現実味がないし、きっとまた私はリキッドに立って実際入ってるお客さんを見たら驚くと思います（笑）。現実味があるようでないような場所ですね、私にとっては。
──ありがとうございます。最後に言い残したことはありますか？
かわむら『戦略的生存』のCDジャケットもすごく気に入ってます！
かめがい そうだね！
かわむらイラストレーターの植草航さんとデザインのサワイシンゴくんに、楽曲のテンション感と我々の性質をうまく感じ取ってもらって出来たジャケで。ぜひ、みんなも好きになってもらえると思います。
かめがい あと、アーティスト写真もね。フジイセイヤさんに撮っていただいて、衣装とかメイクも全部カッコよくしてもらってね。それで自分達もすごい気合が入った所もあって。写真に負けないように、進んでいけたらと思いますね。
PRESENT
ポップしなないで サイン入りチェキを2名様に！
※転載禁止
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