年またぎのツアーを終え、早くも新ツアーが決定!
2018年2月2日(金)恵比寿・LIQUIDROOMにて行われたハルカトミユキのアルバムツアーのファイナルが異様な盛上りの中終了。
このツアーは、前半の2017年中は2人だけで全国を一周して、年明けからはバンドを従えてのツアーという変則的なもの。
ツアーファイナル当日は、タイトルに掲げたAL『溜息の断面図』の曲を中心に、静かに立ち上がり徐々に熱を帯びて行く構成。
これまでのどのライブよりも刺激的でありながら、全身にじっくりと毒がめぐっていくかのように、フロアの体感温度は右肩上がりに上昇していき、ラスト「近眼のソンビ」で2人とも客席に飛び降りるなど、今までハルカトミユキではありえないパフォーマンスに触れたオーディエンスからは、興奮と驚きを抑えきれないか絶叫に近い叫び声が上がった。
ハルカトミユキはツアータイトルにしてAL『溜息の断面図』をリリースして以降も、映画『ゆらり』の主題歌「手紙」を配信限定でリリースしたのを皮切りに、年末には問題作「どうせ価値無き命なら(demo)」を動画サイトにアップ、更に、書下ろした新曲「その花の名前は」を(バンド編成の)ツアー後半で披露するなど、精力的に新曲も発表し続けている。
そして、ようやくツアーを終えたばかりの中、また4月から『解体新章』と題した2人だけのツアーを行うことを発表。
このツアーでは、更に新たな新曲を用意して披露することを宣言しており、ライブと創作活動が両輪となって前進している今のハルカトミユキがいかに充実しているかが見て取れる。
今年は、ハルカが舞台女優として『銀河鉄道999』にメーテル役で主演するなど、音楽以外でも話題もあり、
いよいよ大きな飛躍が期待できそうだ。