GOOD ON THE REEL・千野隆尋(Vo)＆伊丸岡亮太(Gt)が初めて立ったステージは？
TEXT／沖 さやこ
編集部：お二人が初めて立ったステージを教えてください！
千野 隆尋（Vo） 小学校高学年から僕は父親のギターを弾いたりしていて、バンドがやりたかったんですよね。
中学に上がってバスケットボール部とは別に、クラブで音楽同好会に入って、1年生のときに先輩のなかに混じってギターを弾いたのが初めてのステージでした。GLAYとかやりましたね。
そのあとちゃんとバンドを組むことになって。僕はギターをやるつもりだったので、ボーカリストに相応しいイケメンを探して、歌わせてみようと思ってそいつをカラオケに連れていったんです。そこで俺もついでに歌ったら、みんなから「いやいやいや、お前歌えよ！」と褒められたんですよね。
僕、もともと小さいころから家で熱唱するタイプだったんです。でも歌うことが当たり前のことすぎて、そうやって褒めてもらったときに「自分は歌うことが好きなんだ」と初めて気付いたんですよね（笑）。
そのあと高校に入って組んだ青春パンクバンドで父親のレスポールを持ってギターボーカルをやっていました。GOOD ON THE REELとそれと同時期に組んでいたバンドで、初めてピンボーカルとしてステージに立ちましたね。
伊丸岡亮太（Gt） 高校生の時、地元の名古屋のMUJICAというライブハウスですね。
そこでSUM41やASIAN KUNG-FU GENERATIONとか、その周辺のバンドのコピーをしました。
僕はギター、あとピンボーカルとベースとドラムという4ピース編成で。結構友達もいっぱい観に来てくれたんですよね。
というのもあってライブ中にボーカルが緊張で頭真っ白になって歌詞飛んじゃって、歌わなくなっちゃって。だから俺が代わりに全部歌いました。でもキーが高くて声が出ないっていう（笑）。
……あとそれと同時期くらいかな。文化祭でクラスの合唱の出し物があって、担任がQueenが好きだから、「We Will Rock You」をみんなでドンドンパンってやろうぜ、という話になったんですけど、なぜかそのときに「亮太ギター弾けるんでしょ？」と言われて俺だけギターを持たされて、合唱コンクールのピアノの人の役割を俺がギターでやりました（笑）。
めっちゃ一生懸命ギターソロ覚えましたけど……大勢いるなかでひとりだけギターは恥ずかしかったし、めっちゃ緊張しましたね。
編集部：コピーしたバンドのお話を伺っていると、お二人共通のルーツは青春パンクであることが発覚！千野さん、伊丸岡さん、貴重なお話をありがとうございました！
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