先進国では当たり前となっている女性の学校教育だが、発展途上国などでは、未だに6200万人もの少女たちが、様々な理由から学校へ通えず、満足な教育を受けていない現実がある。
オバマ大統領夫人のミシェル・オバマさんが、学校に行けない女子児童をサポートするプロジェクト「This Is for My Girls」に参加、名だたる大物女性歌手と共にボーカルに加わることが明らかとなった。
ミシェルさんに賛同した、ムスリムの人気DJキャレドなどが中心になり立ち上がったこのプロジェクト。メンバーはミッシー・エリオットやケリー・クラークソン、ケリー・ローランド、リア・ミシェル、ジャネール・モネイ、ゼンデイヤ、ジェイダグレイス、クロエ・アンド・アルなど、ミュージシャンやモデル、女優などの経歴があり社会的に影響力のあるオピニオンリーダーでもある強力なメンバーが参加し、大物女性ソングライター、ダイアン・ウォーレンが作曲として参加している。
さまざまな女性の活動を紹介するサイト「AOL MAKERS」がプロデュースする形で完成した楽曲「This Is for My Girls」はiTunesでリリース、収益金は全て 「The Peace Corps Let Girls Learn Fund」という子どもたちの就学支援をサポートする団体に寄付される。
アメリカ国内では女性への「パワフルなアンセム」と讃えられている「This is For Girls」。歌詞は女性の力強さや美しさ、そして権利などをアピールする女性運動の原点回帰ともいえる内容だ。このプロジェクトの普及のため、ミシェルさんは16日、オースティンで行われているメディア・イベントSXSWでスピーチを行い、改めて、幼年期の子どもたちの教育の重要性を世界に向けて訴えた。
"This is For My Girls" available now ??https://t.co/EQ8RAp583F I am grateful to be apart of this movement with @FLOTUS??#62millionsgirls
— Missy Elliott (@MissyElliott) March 16, 2016
■参照リンク
http://www.makers.com/blog/this-is-for-my-girls
記事提供:AOL News