『ロッククライミングツアー』成功祈念!ドラマチックアラスカ、4人で初めてのボルダリングに挑む![前編]

スペシャル | 2017.01.20 12:00

ドラマチックアラスカ

ドラマチックアラスカ、1月21日地元神戸・太陽と虎から始まる新しいミニ・アルバム『ロックンロールドリーマーズ』のリリース・ツアーのタイトルは『ロッククライミングツアー』だそうです。「TEPPEN超えてやんよ 生きたい高く遠く」と歌う新作の1曲目「TEPPEN」にかけてこう決めたのだと推測されますが、ならばツアーに先駆けて本当にやってみませんか?「TEPPEN」とれるかトライしてみませんか? と、「メンバー4人でボルダリングに挑戦」という、そのまんまにもほどがある企画を提案してみたところ、なんと「やります!」とお返事が。
都営新宿線菊川駅徒歩2分のボルダリングジム「HEADROCK CLIMBING GYM」が全面協力。今回はジムを貸し切りにして、オーナー兼インストラクターの渡部さんがていねいに教えてくださいます。4人ははたして「TEPPEN」をつかみとることができるのか!?

(取材/文・兵庫慎司)
(PHOTO・横井明彦)

エントリー選手

エントリーNo.1サワヤナギマサタカ(Gt)

メンバーから「最初にやって」と指定される。

エントリーNo.2ニシバタアツシ(Ds)

もっともリーチがあるのが吉と出るか凶と出るか。

エントリーNo.3ヒジカタナオト(Vo&Gt)

真剣な表情。あと、登るのも下りるのも速い。

エントリーNo.4タケムラカズキ(Dr)

とにかく身軽! とにかくうまい!

エントリーNo.5ライター兵庫

渡部先生

 

ルール説明

そもそもボルダリングとは?という方のために、念のため。

[ボルダリングとは、フリークライミングの一種で最低限の道具[シューズとチョーク]で岩や石を登るスポーツ]
「ボルダリング」フリー百科事典 ウィキペディア日本語版より引用
2017年1月19日 (木) 16:05 UTC
https://ja.wikipedia.org/wiki/ボルダリング

まず、壁を登っていくコースは決められています。登る時は同じ色のホールド(注:手がかり、足がかりに使用するボルダリング用の道具)にテープで指示された順番どおりに手か足をかけて、だんだん上を目指していき、ゴールのホールドを両手でつかむことができたらゴール。

ドラマチックアラスカ

同じ色のホールドを使って登っていく。どれをどの順番で使うかも決まっていて、貼ってあるテープでそれが指示されています。

手だけが決められていて足はどこに置いてもいい「足自由」と、足も同じテープが貼ってあるホールドを踏んでいく「足限定」というルールの2種類があります。コースは8級から初段まで難易度が分かれています。
「HEADROCK CLIMBING GYM」には何面もの壁があるのですが、お客さんが飽きないように、年に3回ぐらいのペースでホールドを全部外してコースを作り直すとのこと、そのうちいちばん登りやすい白いホールドの8級のコースを、「足限定」で登るところからスタート……あの、これ、全然登れる気がしないんですけど……。
「そんなことないですよ、ほとんどの人が登れます。ただ、最初は楽しいからみなさんガンガン登るんですけど、1時間もするとだいたい遠い目になりますね(笑)」と渡部さん。

ルール説明

8級から初段までのホールドの色分けはこのようになっています。

テープに「S」と書いてあるのが「スタート」のホールド。それを両手で持って、両足がマットから離れた時点でスタートになります。ゴールのあと、下りてくる時は、どのホールドを使ってもいいとのこと。
ボルダリング用のシューズは「ゆるいと登りづらいから、爪先がちょっと曲がるくらいのサイズがいいです」と渡部さん。そして、手にすべり止めの白い粉(通称「チョーク」)をたっぷりつけて、エントリーNo.1:サワヤナギマサタカ(Gt)が最初に登ります。

ドラマチックアラスカ

先生の説明を聞きながら壁を見上げて脳内シミュレーション中。

 

いざ、実践!

サワヤナギさん

①まず手にチョークとしっかりつける。
②先生からコースの順番をきいて。
③スタート。一歩ごとに先生が「次は右手をそこです」という具合に教えてくれます。
④上の黄色いホルダーを両手でつかんだらゴール!

「はい、右手はそこ、左手はここで、右足はここ、左足はここからスタートです。じゃあ次は右手を斜め上のそのホールドに──」という渡部先生の指示に従って両手両足を動かしていくと、スルスル登れてあっさりゴール。みんな「おおっ!」と声を上げる。下りてきたサワヤナギさん、いかがでした?

サワヤナギマサタカ
「いや、めちゃめちゃ怖いっす。高いところが苦手なんで」

でも簡単そうにスイスイ上がっていったように見えましたけど。

サワヤナギマサタカ
「あ、でも、登りはそうですね、わりと平気でしたね。問題は下りですね」
ニシバタ

他のメンバーも挑戦。力をこめればこめるほど笑顔になるニシバタ。

では次、ドラムのニシバタアツシ。いちばん身体が大きい分不利かも、と思うも、彼も難なくクリア。

ニシバタアツシ
「下から見てる感じと全然違う。上がるのは意外と大丈夫ですね。それと、先生が手足のルートを教えてくれるのがなしやったら、絶対無理です(笑)」
ヒジカタ

真剣な表情でスイスイ登っていくヒジカタ。

ボーカル&ギター、ヒジカタナオトもあっさりクリア。ほんとにあっさりで、登りながらカメラを意識する余裕も見せる。かなり身が軽いとお見受けしました。

ヒジカタナオト
「いや、でも壁にはりつくと、意外とホールドの色とテープの印が見えなくて。前もって見て覚えてから登る方がいいかもしれないです」
タケムラ

タケムラ、まるで忍者のような身軽さです。

そして最後はベースのタケムラカズキ。速い! いちばん速い! 下りながら「すげえ、楽しい!」と口にする余裕も。下りてからも

タケムラカズキ
「楽しい! ボルダリング楽しいです!」

私(ライター兵庫)もやってみました。正直、スポーツ関係はまったく自信がないのですが、意外とすんなり登れました。ただ、確かにゴールから下を見下ろすと怖い!
そして女子もチャレンジ、挑むはディスクガレージのドラマチックアラスカ担当デスク・小林さん……おお、笑顔でスルスル登っていく。難なくクリア。

 

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