
第2回 Justin Bieber
彼の歌を聴いていて、いつからか思うようになった。
上手く歌うことよりも、「自分として歌うこと」のほうが、ずっと難しくて、だけどずっとかっこいいんじゃないかと。
キャリアというものをまだ知らない彼が幼い頃、彼はただ歌うことが大好きという気持ちで、この世界に飛び込んだ。
そこから長いキャリアの中で、たくさんの人に見られ、期待され、求められて。きっと、ただ好きという気持ちだけではいられない瞬間も、たくさんあったんだと思う。
それでもステージに立つ彼を見ていると、無理にかっこよく見せようとしない。完璧に見せようとしない。
ただ、Justin Bieberとしてそこにいる。それは、ステージを見た人なら誰もが持つ感想なんじゃないかと自信をもって言える。
その姿が、何よりかっこいいと思った。
歌が上手いとか、ダンスが上手いとか、そういう才能や努力の部分だけじゃなくて、その人自身が滲み出ているステージ。
私はそこに、とても惹かれる。
「カッコつけない」って、もしかしたら一番カッコいいことなのかもしれない。
自分を大きく見せるのではなく、ありのままの自分で立つ。
それは簡単そうに見えて、
実は一番勇気がいることなのかもしれない。
Justinのステージを見ていると、
私も上手く見せなきゃではなく、
もっと自分のままで歌いたいと思う。
歌手としてどう見られるかではなくHIKKAとして何を感じて、何を届けたいのか。
そのことを、彼の姿から教えてもらった気がする。







