BIGMAMA、フルアルバム『MOTHERLAND』を携えて全国ツアーへ!スタートは毎年恒例の母の日ライブから。20周年へ向けて熱量の高まるメンバーに話を訊いた【前編】

インタビュー | 2026.04.25 12:00

──2年半ぶりとなる、フルアルバム『MOTHERLAND』を完成したBIGMAMA。まずは前作『Tokyo Emotional Gakuen』から現在に至るまで、BIGMAMAにとってどんな期間だったか? というところからお話を聞かせて下さい。
金井 政人(Vo/Gt)デビュー20周年というものが、自分たちにとって関所というか。そこでどういうことをやりたいのか?というのが、まず自分の中でイメージとしてあって。だからこそ、その手前となる18年目、19年目をどういうモチベーションやどういうテンションをもって、「こういうことをやろう」とか「こういうことが楽しいと思う」と伝えようか? というのがかなり難しいなというのは、自分の中で予見されていて。

金井 政人(Vo/Gt)

──10周年の節目のイメージが、早い段階から出来ていたんですね。
金井「20周年にこういうことがやりたいんだ」っていうのを明確にして、テーマをはっきりさせた方が自分たちにとってもファンにとってもいいのかな? ということは思ってました。前作では初期衝動や青春性を求めて“学校”というテーマをあげましたけど。今回は、“遊園地”というテーマにしました。遊園地にあう良い曲が既にいくつかあったので。それを最大限、デカい画にしたかったというか。ひとつのアトラクションも、数が増えていくことでテーマパークのマップになるじゃないですか?
──アルバムのジャケットはまさにそんなイメージで、アトラクションを繋ぎ合わせてひとつの大きなマップになっていますよね。
金井そういった漠然とデカいものに憧れる気持ちが僕の中であったので。20周年に向けたこの期間に描いたイメージは、「“遊園地”をテーマにこういう曲を作って、こういう活動をして。みんなでモノ作りから楽しんで、ライブを楽しんでもらえるようなものにしたい」という、非常にざっくりしたものだったと思います。

──昨年の母の日ライブは、『MOTHERLAND ~opening ceremony~』と銘打って。「20周年に向けて、遊園地モードでとことん遊び尽くせたら」と言っていて。いま考えるとそそこに向けた布石も打ち始めてたし、20周年に向けた逆算もしていたんですね。
金井逆算はしてました。ただある種、逆算して道筋を作ることって、自分たちを縛ることになるというか、魅力を限定することにもなりかねないんで。テーマがあることって、良くも悪くもあるんです。僕的に「バケツくん(Bis)がバケツくんゆえに、こういうテーマが合うだろうな」と思ったタイミングがあって。それは「Time is like a Jet coaster」が出来た時だったんですが。「もっといい曲のアトラクションが増えたら、ライブ楽しそうだな」って思うきっかけとして、それはひとつありました。
──“遊園地”というテーマは、昔から温存していたテーマだったりもしたんですか?
金井いや、そこはなりゆきです。「Merry-Go-Round」にインスパイアされたところもあったんですが、そこまでは考えてなくて。その後、「Time is like a Jet coaster」が出来て、連続性が生まれた時にその先が見えてきたというか。バケツくんが曲を持ってきてくれた「このスピーディーな曲をどう活かそう?」と思った時に「Time is like a Jet coaster」って歌詞が出てきて、「遊園地をテーマに行けるな」という確信を得たというか。もはや、みんなの才能と技術を持ってしたら、どんなテーマでもやれるし、完成させることは出来るんですけど。自分たちも作りながら楽しめて、ファンにも楽しんでもらえるみたいなところで確信を得たのは、「Time is like a Jet coaster」のタイミングだったし。遊園地というのがいま、バンドにとって一番良いプランだと思ったし。20周年に向けて、さらにライブに火を入れていくってイメージした時、自分の中でも「いま進むべき道の中で、それが一番楽しそうだな」みたいなことは考えてました。

BIGMAMA "物理 | Time is like a Jet coaster" Teaser

──2024年11月には今作に繋がる「Mirror World」がシングルリリース。昨年、母の日に「MOTHERLAND」の開幕宣言をして、“音楽を奏でる空想遊園地”というテーマを掲げて。マップが広がっていくごとにファンも「あ、この方向に向かっていくんだな」っていうのが見えてきてワクワクしてると思うし、一緒に楽しめていると思います。
金井このアルバムっていまだかつてない、“届けながら作り上げたアルバム”だと思うんです。シングルリリースした曲をライブで披露して、遊園地度の高い曲がセットリストに並ぶライブをしていく中で、僕たちの中では「次のアトラクションはこういうのが喜ばれるかも」とか「自分たちも楽しめるかも」みたいにイメージしながら新曲を作って、アルバムを作り上げたので。それがこれまでBIGMAMAを好きだった人にも違った感想、感触を持ってもらえる気がするし。このタイミングで初めてBIGMAMAを聴く人に対しても、きちんとBIGMAMAらしさを届けられるアルバムになったと思います。

公演情報

DISK GARAGE公演

BIGMAMA MOTHERLAND 〜The Climax Parade〜

2026年5⽉10⽇(⽇・母の日)東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
2026年5月22日(金)福岡・OP’s (対バンあり)
2026年6月11日(木)兵庫・神戸 MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
2026年6月12日(金)愛知・名古屋 NAGOYA JAMMIN’
2026年6月25日(木)宮城・仙台 MACANA (対バンあり)
2026年6月26日(金)栃木・HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2
2026年6月28日(日)大阪・Music Club JANUS

チケット発売中!

RELEASE

「MOTHERLAND」

NEW ALBUM

「MOTHERLAND」

2026年4月29日(木)SALE
(FUSE RECORDS)
  • フジジュン

    取材・文

    フジジュン

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    撮影

    たたみ

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