3月よりブラジル、ペルー、コロンビア、メキシコなど南米ツアーを行っているローリング・ストーンズが、3月25日にキューバの首都ハバマの野外アリーナでフリー・コンサートを開催することが明らかになった。
キューバのメディアが2月末に先立って公表し、共産党の機関紙も認めていたストーンズのキューバ公演だったが、正式に3月25日にシウダー・デポルティーヴァで無料コンサートを行うことが決定。オフィシャルサイトでも初のキューバ公演をトップページで公表した。
ネット上にはオフィシャルコメントとして、「長いキャリアの中でさまざまな特別な場所で演奏を行ってきたが、キューバの多くの友人たち同様に、我々にとってもハバナでのイベントは特に画期的なものとなるだろう」と声明を出した。
昨年7月のキューバとアメリカとの国交回復を受け、今月の21日、22日にはオバマ大統領が現職の大統領としては88年ぶりに訪問することが決定しており、ローリング・ストーンズのコンサートを手掛ける米イベント会社AEGなどが水面下で交渉を開始、両国の関係者の尽力によりこの「友好を象徴するコンサート」が実現したという。
なお、この日のライヴの模様は、数多くのライヴ映像を制作したJAデジタルの指揮のもとワン・ダイレクションのコンサートフィルムや、ストーンズの「ライヴ・イン・ロンドン・ハイド・パーク2013」を手がけたポール・ダグデールがディレクターとなり撮影される予定だという。
参照リンク: ローリング・ストーンズ 公式サイト
記事提供:AOL News