1万人のストリートメイクから生まれた参加型LIVEエンターテイメント
『ミワンダフルのメイクアップレストラン』
2016年11月22日(火) 原宿 クエストホール
18:30 開場 / 19:00 開演
2016年11月23日(水・祝) 原宿 クエストホール
12:30 開場 / 13:00 開演
2016年11月23日(水・祝) 原宿 クエストホール
17:30 開場 / 18:00 開演
NOW ON SALE
取材・文・写真/赤山恭子
メイクスマイルアーティスト・ミワンダフルの上級テク!
シェーディングのやり方、教えます
女性の美しさを最大限に引き出すメイクアップアーティストの中でも、「メイクで世界中を笑顔に!」をテーマに、自身を「メイクスマイルアーティスト」と称し、世の女性にメイクを施し活躍するミワンダフルさん。
単身でNY、LA、香港、台湾、上海、パリ等々を巡り路上にてメイクパフォーマンスを行ってきたミワンダフルさんだが、今回は遂に東京で11月22日(火)、23日(水・祝)に、参加型メイクアップレッスンショー「ミワンダフルのメイクアップレストラン」というイベントを開催する。
そんなミワンダフルさんに、今回DI:GA onlineだけに、様々なメイクの方法を実践していただいた。
最終回は、前回に引き続き、お国によって異なるメイク事情を浮き彫りにし、日本人に合った形まで落とし込んでくれる「気になる各国メイク」の西海岸篇をお届け。日本とは人種も気候も全く異なるハリウッドに暮らす人々から広まった「シェーディング」メイク法とは?
【第4回 平たい顔族を卒業し、陰影のある顔へ】
現在、InstagramやTwitterを中心に出回っているのが「シェーディング」メイク。もともと陰影の深い欧米人が、より特徴を際立たすために施したメイクで、そんな顔に憧れた我々平たい顔族が、少しでも凹凸のある顔に見えるようにという一心で真似た、今一番「It」なメイクだ。
第4回でお伝えしたふんわりかわいいオルチャンメイクとは真逆に位置するところで、一番の効果はやはり小顔。女子の永遠の憧れ・小顔に少しでも手が届くなら、試す価値大ありの術なのだ。
「海外動画で人気のシェーディングですが、難しいんですよ。素人がやると仮装的になっちゃいますけど、そうならない場所を教えます」と、ミワンダフルさんをもってしても「難しい」という本メイク。
シェーディングをつける場所では、頬骨のあたり、鼻筋、生え際の3点を中心に濃い色を乗せていく。「より外人らしくするために、生え際にも入れるのを忘れないでください」。そう、この生え際が忘れがちなポイントだそう。
写真を見てもわかるように、色みは自分の肌の色より1~2段階濃い色を選ぶことが正解で成功のカギ。「基本はぼかしてなじませます。これを繰り返します。すると、徐々に小顔に見えます」
根気よくやっていくと、はっきりとわかれていた境界線がなくなり、うっすらと陰影がついてきた。「さっきオルチャンメイクをやった残りでシェーディングをやるんですが、オレンジのチークでシェーディングとハイライトの間をうまくぼかしています」と神業によって、立体感が生まれていく。最初に乗せたときはギョッとするような濃さだが、なじませていくことによってバランスの妙、外国の人風の顔になれる。
シェーディングがうまくいけば、このメイクはほぼほぼ成功と言えるのだが、最後のひと押しに登場するのがグリッター。
「キラキラです。海外のメイクを見ているとアイホールにグリッターをゴリッとつけていますよね」と、アイホール全体にこれでもかと塗っていく。まるで海外ドラマに出てきそうな雰囲気だが、目を開けると、それほどギラついている感がないので、これなら夜遊び仕様にもちょうどよさそう。平日のオフィス仕様に落としこむ前に、夜のお出かけのときなどに、ちょっと挑戦してみてはいかがだろうか。
全5回に分けてお送りしてきたミワンダフルさんのメイク講座も、これにて終了。鏡の前の「いつもの自分」に少し変化をつけたいあなたの背中を押すきっかけになっていれば、と願うばかりだ。
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■ミワンダフルYouTube公式チャンネル内「MakeUpRestaurant」