ロックバンド「神はサイコロを振らない」は、5月よりZepp Fukuoka・Zepp Tokyoを含む5都市でのワンマンツアーを開催することを発表した。
2020年「夜永唄」がバイラルヒットし、その後もシーンの中で存在感を高め続けている「神はサイコロを振らない」。2019年7月、ワンマンライブツアーのファイナルをバンド結成地である福岡Queblickで超満員の中行なった後、2020年2月にミニアルバムをインディーリリースし、2020年3~4月にツアーの開催を発表していたが、コロナウイルスの影響は色濃くなり、5~7月に順延を発表。しかし、コロナ禍は収束を迎えず、ツアーは全公演中止となった。
そんな中、ファイナル公演を予定していた渋谷WWW Xにて無観客でのストリーミングライブを開催し、この時代を象徴するようにオンラインでメジャーデビューを発表した後、メジャー1stデジタルシングル「泡沫花火」をリリースし、THE FIRST TAKEにも出演。その後も「目蓋」「文化的特異点」をデジタルリリースし、今年に入ってからは日本テレビ新春ドラマ「星になりたかった君と」主題歌「クロノグラフ彗星」を、テレビ朝日系NUMAnimation「ワールドトリガー」2ndシーズンエンディングテーマ「未来永劫」をデジタルリリースし、来たる3月17日にメジャー第一弾のフィジカル作品として、1stシングル「エーテルの正体」をリリースすることを発表していた彼らが、待望のツアー開催を発表した。
ツアータイトルは、Live Tour 2021「エーテルの正体」。
バンド結成地である福岡での公演はZepp Fukuokaにて、現在の活動拠点である東京での公演はZepp Tokyoにて開催。加えて大阪、名古屋、仙台の計5都市で開催するツアー開催発表に、ファンは歓喜に沸いた。3月17日のメジャー1stシングル「エーテルの正体」収録曲はもちろん、代表曲となった「夜永唄」をはじめ、彼らの個性豊かな楽曲群が生で体感できる千載一遇のチャンスとなる本ツアーのチケット最速先行予約は、3月17日にリリースとなる1stシングル「エーテルの正体」購入者限定で実施される。
きっとこのライブを発表した後に喜んでくれる誰かがいて、そうじゃない人も必ず出てくると思います。それは環境であったり、仕事であったり、家族であったり、誰しも守るべきものがあって生きているから、この状況下で心の底から晴れやかな気持ちで「ライブ」に参加できない人がいる事を知っています。
同じように僕らにも守らなくちゃいけないものがあって、それは応援してくれる皆さん、そして「あの場所」で僕らの音楽を届けたいという意思を守りたくて、今回ツアーの開催を決めました。
このような状況で、100%の開催が約束できない中でも今現在沢山の方々が僕らの為に動いてくださっています。チーム神サイであったり、イベンターの皆さん、チケット会社の皆さん、ライブハウスの皆さん。その気持ちを背負って僕らはツアーを最高のものにするべく、神サイの音楽と魅せ方を研ぎ澄ませておきます。
逢えた暁には必ず忘れられない夜にしましょう。
しばらく顔を合わせていない皆んなへ、コロナ禍で新しく出会ってくれた皆んなへ
2020年、本当に皆さんのお陰で僕らは走り続ける事ができました。その恩返しと言ってはなんですが、応募がくればマジで8億枚でもサインを書くつもりでいます。どうかライブで会えるその日までは間接的に感謝の気持ちを!柳田周作(Vo.)
さらに、“イレギュラーな存在でありたい”という神サイが今回もイレギュラーな企画を発表し、話題になっている。
メンバーのパッションが炸裂する企画「俺はサインを断らない」(通称“俺サイ”)だ。メジャー1stシングル「エーテルの正体」購入者全員にメンバーがサインを直筆で一枚一枚書いた特典をプレゼントするというもの。この企画は、インディーズ時代に物販席に自らが立ち手売りをしていた頃に行っていたことがコロナ禍で全くできなくなっていることを危惧し、「メジャーでの初めてのフィジカル作品リリースタイミングですし、僕らからのお礼の気持ちも込めて是非!」と、ファンを思う熱いパッションを込めたメンバーからの提案があった経緯での実施決定とのこと。
詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。