共和党はドナルド・トランプ、民主党はヒラリー・クリントンと、各党の大統領指名候補が決定したアメリカの大統領選挙。そんな中、ヒラリー・クリントン支持派のテーマソングとなっているのがレイチェル・プラッテンの「ファイト・ソング」だが、今回ヒラリー氏を支持するハリウッドスターたちが「ファイト・ソング」のアカペラバージョンを公開し大きな話題をさらっている。
民主党大会の司会を行った女優のエリザベス・バンクス。彼女は大ヒットミュージカル作品「ピッチ・パーフェクト」シリーズの監督としても知られるが、彼女が中心になって指揮をとり、制作された今回のアカペラバージョンの「ファイト・ソング」。プラッテンとバンクスに加えジェーン・フォンダ、イディナ・メンゼル、アイシャ・タイラー、クリスティン・チェノウェス、エヴァ・ロンゴリア、マンディ・ムーア、アラン・カミングなど豪華メンバーが入れ替わりながら歌う映像は「ピッチ・パーフェクト」にインスパイアされたものだ。
春の氏名候補争いの時点で、広く知られるようになった「ファイト・ソング」。レイチェル・プラッテン自体が、長年陽の目の出ない中、地道なツアー活動で人気を獲得して来た苦労人ということもあり「自分には頑張れる力が残っているはず」と歌うこの曲は、あらゆる人への応援ソングという側面もあり急速に広まって来た。
音楽界はロック・ミュージシャンを中心にバーニー・サンダース氏への支持が圧倒的に多かった訳だが、ヒラリー・クリントン氏に一本化されたことを機に、多くのセレブリティが彼女の支持を表明し、初の女性大統領誕生への気運も高まりつつある。
記事提供:AOL News