OBLIVION DUST完全復活!このときが来ることを、このニュースが届く日をどれだけ待ち侘びただろうか。今年1月より左手首骨折のため活動を休止し、療養に入っていたK.A.Z(Gt)が2020年1月25日、東京・TSUTAYA O-EASTにて開催されるワンマンライヴ“OBLIVION DUST LIVE 2020 - Synched Up -”で復帰。約1年ぶりにメンバー3人が揃った完全体としてOBLIVION DUSTの活動が本格的に再開されることが発表された。
K.A.Zの骨折時、OBLIVION DUSTは全国ツアー“Us Against Them Tour 2018-19”の真っただ中にあった。年をまたぎ、残すところ5公演というタイミングに起こった突然のアクシデントではあったものの、バンドはツアー続行を決断。K.A.Zの不在を乗り越えて最終公演まで見事走りきり、東京・TSUTAYA O-EASTでのツアーファイナルの際は夏のツアー“Gods Of The Wasteland Tour 2019”も告知された。当初、このツアーまでにはK.A.Zも回復するだろうと見込まれていたのだが、完治に至るまでの道のりは予想以上に険しく、結局、K.A.Zはまたしてもツアー不参加を余儀なくされてしまう。さすがに今回は中止にするべきではないかとの意見も上がり、一時は開催自体が危ぶまれる事態ともなったが、「K.A.Zが回復するまでOBLIVION DUSTとしての活動を止めることなく、むしろ動き続けることでK.A.Zを待ちたい」とKEN LLOYD(Vo)、RIKIJI(Ba)が切望。2人の強固な意志のもと、“Us Against Them Tour 2018-19”の東京ファイナル公演でもサポートギターとして迎えたRYO(from NYF)を再び招聘してツアーを敢行、15都市15公演を大成功に収めたことは記憶にも新しい。
その後、“OBLIVION DUST OFFICIAL FANCLUB「Club OVERDOSE」 MEMBER'S ONLY LIVE & TALK”と題して9月23日に行なわれたファンクラブ会員限定イベントのトークコーナーにおいて約8ヵ月振りにファンの前に姿を現したK.A.Z。手術直後とあって左手首にはまだ包帯が巻かれていたものの、経過は良好とのこと。「これからリハビリを頑張って、早くステージに立てるようにしたい」と力強く意気込むK.A.Zの言葉と、久々に集結した3人の様子はバンドの完全復活がそう遠くないことを観る者に予見させたが、まさにそのわずか2ヵ月後に待望の発表がなされたこととなる。
2020年一発目となる “OBLIVION DUST LIVE 2020 - Synched Up -” 開催にあたりメンバーは次のようにコメントを寄せている。
お待たせしました!OBLIVION DUST、完全復活です!
借りを返すためにあの男が魅せると思います。お楽しみに! (RIKIJI)
皆んなに心配をかけてしまいましたが、またステージに立ってギターを通してお返しが出来たらと思ってる。見守ってくれて、応援してくれてありがとう。 (K.A.Z)
満を持して放たれるOBLIVION DUSTの本領、復活のその瞬間を見逃すわけにはいくまい。