声優、俳優、アーティスト、いばらき大使!安達勇人が目指すのは世代を超えて楽しめる、みんなが元気になれる場所!

インタビュー | 2020.10.30 18:00

──これまで茨城の各地を耕し、点在しながら展開している様々なエンタメ。それを一カ所に集めて、茨城県最大の巨大な町おこしフェスをやろうと。それが安達さんがいま目指している夢。

そうです。いまはありがたいことにいろんな知事さん、市長さん町長さん、市町村の役所の方々が相談してくれるんですよ。「勇人、ここを盛り上げるにはどうしたらいいと思う?」って。なかなかそんなこといってもらえないじゃないですか? そのためにADACHI HOUSEと組みたいといってもらえたり。そういうものをどんどんどんどんつなげていった先に、茨城県の全市町村が後援についたフェスができたら最高じゃないですか。そうやって茨城を盛り上げながら、もちろんそこには茨城県でこんなものが見れるんだっていうクオリティーのステージも必要だから。なので僕はローカルタレントには収まらないように、東京で幅広くアーティスト活動をして。海外ツアーをやったりしてるんです。

──そこで得たエンタメを、また茨城に持ち帰って活用していくということですね?

そうです。外からはちゃんと新しいものを持ち帰って。例えば、海外に行ったら行ったで、少なからずお客さんが茨城にも来てくれますからね。

──安達さんがやっているのは、ただ「茨城に来て下さい」と宣伝するだけではなく、安達勇人というものを使って、どうやったら人や経済を活性化させて茨城を盛り上げられるかということですね。

宣伝するだけだったら誰でもできますから。僕はそれを“体感型”に変えて、“エンタメ”に落とし込むことで、自分も楽しめるしお客さんも楽しめると思ってるんです。

──そこが、畑の農作業と似てるということなんですね。

それを最初に思ったのは、さっき笠間のショッピングモールでライブをした話をしましたけど。そこは過疎化が進んでて、お客さんがあまりいないモールだったんですね。そういうところで月イチでずっとライブをしていったんですよ。そうしたらお客さんが2桁、3桁に増えて、最終的には1000人ぐらいになって。そこで、地元の方々といろんなことをコラボしてやるのが楽しくなっていったんですよね。だから、いまは笠間に行くとADACHI HOUSEのメニューがいろんなところにあるんですよ(微笑)。笠間はちっちゃな街なんですけど、僕は大きなツアーをやる以上に、こうしてこの街を少しずつ盛り上げていく。そっちにやりがいを感じたんですよ。

──ああ。なるほど。

そういうことをやり続けていくと、ふとしたときにみんなが助けてくれるんです。例えばライブ会場とかも、日本三大稲荷といわれる笠間稲荷神社という有名な神社があるんですけど。絶対他のアーティストではできないような場所でやって欲しいといわれたり。

──普通に活動していただけでできないコラボが、そうやってどんどん生まれていく訳ですね。

そうなんですよ。それはお金とかビジネスじゃない、お互いの想い、愛があってこそ組めるものなんですよね。そうやって人と出会うと、そこでまた次はこんなことを一緒にやろうという夢が生まれて。人と出会うたびに夢が生まれて、僕のまだ開けていなかった扉をその誰かが開いてくれて。そこでまた一つの感動が生まれて。それは、僕が歌ってるアルバムの楽曲にも全部入ってて。だから、僕の歌はメッセージ性が強いんですよね。そういう人と人との出会いと、愛が織りなす奇跡。それをもって、茨城で大きな奇跡を起こしたいんです。

──その前に、今年の冬はアルバムのリリースと、LINE CUBE SHIBUYAでのワンマン、初の東名阪Zeppツアーを有観客で行なって。それらをすべて無料生配信するそうですが。

これも色んな方々の応援のおかげでできるんですけど。有料だとお金がなくて観られない方がいらっしゃるんですよ。あとは「安達勇人? 知らない」という方は有料だったら観ないじゃないですか。でも、そこはお金じゃないところで。こういうご時世でもあるので、この無料生配信を通して、みなさんが前を向けるきっかけをお届けしたいなと思ってます。僕は“軽トラ男子”として、音響を積んだ軽トラの荷台をステージにして茨城各地の道の駅で歌ったりしてるんですけど。この間、軽トラでライブをやったとき、花火をあげたんですね。それは、上を向いていこうぜという僕からのメッセージだったんですけど。そうやって、僕はひとつ一つのイベントで伝えたいメッセージというのをすごく大事にしてるんですね。

──今回の冬のライブではみんなが前を向けるようなメッセージを届けたい、と。

はい。まだまだいろんなことがやり辛くて、未来の目標は立てにくいですけど。そういうなかで、来年みんなで目指すものがあったら前を向けるじゃないですか。今年は計画していたフェスが中止になっちゃったんで、来年はフェスに向かってここからエンジンかけていくぞという。そういう次に向かうきっかけ。その新たなスタートとなるライブをLINE CUBE SHIBUYAではやろうと考えています。

──初のZeppツアーについてはどうですか?

これは、お客さんが来なくてもやります。来れない気持ちはこっちも分かるから、そういう人は配信で観てくれればいい。でも、Zeppって軽々しくやれる場所ではないので、この晴れ舞台こそ生で観て欲しい。そこはもどかしいんですよ。僕のライブはみんなで肩を組んだり、踊ったりするのが普通なんですけど、いまはそれもできなくて。逆に、マスクして、声出しちゃダメでも、よくみんな頑張ってくれてるなと思いますよ。だから、いまは武者修行だっていってるんです。この制限がなくなって、100%OKになったときは、会場の一体感は、いままで以上の盛り上がりになってすごいことになるぞと。

──この耕作時期が終わったら、すごい実りのある畑ができそうですね。

みんなで作ったすごいエンタメが生まれると信じてます。

──声優、舞台、どの角度から入ってもライブは楽しめますか?

入り口はいろいろありますけど、結局はエンタテインメントとしてみんなが楽しんでくれたらいいなと思うので。どこから入ろうが、ライブが一番僕のありのままの姿を観られる場所なので。そこでは、人間味溢れるライブが楽しめると思います。

──では最後に、読者のみなさんにメッセージをお願いします。

僕を知らない方は、ぜひ今度のLINE CUBE SHIBUYA、Zeppツアーを見て欲しいです。でも、会場には無理して来なくてもいいです。すべて無料で生配信しますので、後悔はさせないんで、僕にあなたの2時間を下さい。そうしたら、なにか背中をおせるきっかけを一つでも与えられるんじゃないかなと思ってます。これをご覧のみなさんが、なにか前を向いて、上を向いていけるきっかけを歌一つひとつにメッセージを込めて、安達勇人とツアーチーム、スタッフチーム全員で表現してお届けしますので。ぜひ、応援のほどよろしくお願いします!

PRESENT

2ndアルバム『WELCOME TO ADACHI HOUSE』とADACHI HOUSEオーガニックコットンTシャツ&ランチバッグをセットで2名様に!

受付は終了しました

SHARE

安達勇人の関連記事

アーティストページへ

最新記事

もっと見る