イラスト:河井克夫
というわけで。この10年間で書いた「ライブレポ」、ざっと数えたところ、135本くらいあった中から選んだのが、以下です。1位〜10位という順位付けは、ありません。時代が古い順に、選んだ理由を添えて、ご紹介していきます。なお、2020年〜2022年から選んでいないのは、言うまでもないですが、コロナ禍だったからです。
[1]SHISHAMO 2016年5月7日(土)神奈川県民ホール 大ホール
PHOTO:柴田恵理
2026年6月13・14日、Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsuをもって活動終了するSHISHAMOの、10年前のツアーのレポート。
選んだ理由は、タイトルにあるように、SHISHAMOにとっての初めてのホール・ツアーだったことと、本文中で触れているように、コンセプチュアルな内容のライブだったこと。
マンガや小説のように、1曲1曲でひとつのストーリーを描いて、その世界に聴き手を没入させる。当然、文字だけでなく、歌とギターとベースとドラムを使ってそれをやるので、その没入度はどっぷり深いものになる。宮崎朝子はそういうソングライターだと僕は思っている。
であれば、ライブハウスからホールへと、ツアーの会場を拡大する段階に来たら、1本のライブ全体を使って物語を描くということも、そりゃあ、やってみたくなりますよね。なるほど……というようなことを、観ながら考えたのだが、それ、このレポには全然書かれていませんね。
なお、SHISHAMOの最後のツアー、ご存知のように、宮崎朝子の体調不良で、2月・3月の10公演が中止になってしまったが、4月4日の高崎から再開。「このまま6月まで走り切れますように」と、「でも、無理なさらず」という、両方の気持ちです、これを書いている今。
SHISHAMO THE FINAL!!! 〜Thanks for everything〜
2026年6月13日(土) Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu (等々力陸上競技場)〈THANKS DAY〉
2026年6月14日(日) Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu (等々力陸上競技場)〈GOODBYE DAY〉
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[2]Caravan 2016年6月11日(土)鎌倉芸術館 大ホール
PHOTO:susie
Caravanが、ホームタウンの茅ヶ崎から近い鎌倉のホールで、1500人を集めてひとりきりで行ったワンマンライブ。超満員だった。
日比谷野外大音楽堂でのライブ、毎年やりたいが、そういうわけにいかない。日比谷野音、すごく人気が高くて、かつ抽選制で、おそらく東京でもっとも押さえるのが難しい会場なので。
で、2016年は日比谷野音が取れなかったCaravanは、代わりに鎌倉芸術館でひとりでやります、ということにしたのだが。当日の一週間前になって、突然「日比谷野音、今年の10月に1日キャンセルが出ました!」と、連絡があったそうで、急遽やることを決め、彼はそれをアンコールで発表した。
うれしいことなんだけど、申し訳ない。今年は日比谷野音がないから、みんな、今日ここに、こんなに集まってくれたのに……と、しきりに恐縮していたのが、なんか微笑ましくて印象に残っているので、選びました。
[3]Official髭男dism 2016年11月26日(土)代官山LOOP
PHOTO:Sayaka SAPP Hori
初の東名阪ツアーのファイナルの代官山LOOPで、このバンドを観て、レポを書いた。
読み直すと、僕は「『武道館を通過点にして東京ドームまで行きたい』と言っていたが、『確かにそうなる可能性あるな、このバンド』と素直に納得した」とか書いている。
これ、まあまあ恥ずかしい。「間違いなくそうなるだろう」くらい書いときゃよかった。東京ドームをすっとばして、日産スタジアム2デイズ超満員のバンドになったし(2025年)。
あと、代官山LOOP、コロナ禍の間に、なくなってしまいましたね。という意味でも、思い出深いライブです。
OFFICIAL HIGE DANDISM one-man tour 2026
2026年7月11日(土)SGC HALL ARIAKE
2026年7月12日(日)SGC HALL ARIAKE
2026年7月25日(土)Kアリーナ横浜
2026年7月26日(日)Kアリーナ横浜
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[4]サンフジンズ対バン企画“問診過駐注射2016”Vol.9 2016年12月13日(火)LIQUIDROOM
PHOTO:勝永裕介
奥田民生関係のライブレポは、ソロのMTR&Yも、ひとり股旅も、ユニコーンも含めて何度も書いてきたが、岸田繁・伊藤大地とのバンド=サンフジンズは、2015年に音源を出してツアーをやったのと、2016年に対バン企画やフェス出演などで16本ライブをやって以来、表立っては動いていないですよね。懐かしいですよね、もはや。
なので、ここで掘り返しておくのは意味があることなのでは、と思って選びました。対バンがオワリカラとCreepy Nutsだったんだなあ、というのも、何か、「そうかあ」とか言いたくなるものがあります。
なお、Creepy Nuts、この翌年にも、リキッドルームでのワンマンのレポを書いています。メジャー・デビューを発表した時でした。【ライブレポート】≫ Creepy Nuts「ここまで来た」と「ここから始まる」が交差する記念すべきツアーファイナル
[5 ]ビッケブランカ 2017年1月20日(金) Shibuya WWW
PHOTO:星野健太
自分が、このDI:GA ONLINEでも、それ以外のメディアでも、インタビューやライブレポを書き続けているビッケブランカ、初めてライブを観て、初めて彼について何か書いたのが、このテキストです。一発で魅了されて、もう大好きになって、そのまま魅了されっぱなしで、現在に至る。
この時、よく俺に振ってくれました、DI:GA ONLINEのスタッフさん!と、本当に思います。おかげさまで、長い付き合いになりました。
VK Blanka Joyride to 10th Tour
2026年10月25日(日)LINE CUBE SHIBUYA
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