編集部:幸樹さん、威吹さん、「愛用品」を教えてください。
幸樹
最近は乾燥と喉のことを考えて、よくマフラーをするようにしています。あとは、常に保湿のクリームを持ち歩いていますね。
──ケア系ですね。持ち物などで愛用しているものは、ありますか?
幸樹
これから現れるであろうバンドキッズに夢を持たせたいのですが。ハイブランドが好きですね(笑)。服とか特にスニーカーとかはハイブランドが所狭しとあります。
──そ、そうなんですね(笑)。ハイブランドというと高級志向なイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、知り合いのブランド愛好者がブランド品は高い買い物ではないと常日頃言っています。
幸樹
そう。僕はメルカリとかでは買わずに、必ず本店で買っています。ハイブランドの良さというのは、そこのサポートだから。つまり、長く使えることが保証されるんですよ。そこを外して安くで買うんだったら、ハイブランドの意味がないかなと感じますね。元々物が良いから長持ちするし、サポートもしてもらえるとなると、それこそ一生物じゃないですか。たとえば、7,000~8,000円くらいの物を1年で潰すくらいだったら、長い期間着られる物を買ったほうが良いですよね。
──たしかに。それに、ハイブランドを身につけられることにも夢がありますし、夢を与えられることだと思います。
幸樹
そうですよね。僕が憧れたアーティスト達はサングラスをかけて、高級車に乗って、良い服を着て、颯爽とライブ会場に入っていた。そういう先輩方を見て、自分もこうなりたいと思ったんです。最近ヴィジュアル系のバンドがあまり増えていなのは、僕らみたいになりたいと思われていないことの現れな気がするんですよ。だから、こうなりたいと思われるようなアーティストにならないといけないなと思いますね。
──威吹さんはいかがでしょうか?
威吹
バンドでツアーをまわっていたりすると睡眠時間が本当に不規則になってしまうんです。なので、『ポケモンスリープ』という睡眠計測アプリを使っています。デバイスを押すと計測が始まるみたいな。それで毎回睡眠時間を計測して、ベストな身体の状態を作れるようにしています。
──睡眠は大事ですからね。持ち物などで愛用品はありませんか?
威吹
愛用というか、僕は模造刀コレクターです。家に10本くらいある。元々刀とか、子供が好きそうなものが好きで、1回幸樹と一緒に殺陣を倣いに行ったことがあって、そこで目覚めました。もう大量に刀を買って、家に飾るということをしています。僕が買っているのは演舞用といって、殺陣とかで使えるような軽いものですが、鞘に入れるとすごく美しい。日本刀は道具であると同時に、芸術品のようなところがありますよね。すごく惹かれていて、今後も増えていくような気がしますね。
編集部:お二人ともとても夢のあるお話しでした。そして、やはり美しさへの造詣が深いのだなと憧れます。幸樹さん、威吹さん、ありがとうございました!