乃木坂46松村沙友理＆若月佑美、片岡愛之助、Aimerらが登場！浮世絵と和食の世界を楽しむデジタルアート展

ニュース｜ 2017.01.30 18:00

東京・茅場町で、見て食べる体験型デジタルアート「食神（たべがみ）さまの不思議なレストラン展」および、デジタルアートで江戸の秘密を暴く「スーパー浮世絵『江戸の秘密』展」の記者発表会が開催。たくさんのメディア関係者が集まる中、乃木坂46松村沙友理と若月佑美、片岡愛之助らが登壇し、テーマソングを歌うAimerがライブパフォーマンスを披露した。

ゆうたろうをはじめ人気モデルによって結成された展覧会応援団「スーパー浮世絵フレンズ」らとともに登場した愛之助は、「スーパー浮世絵『江戸の秘密』展」のガイド役である八隅蘆庵（やすみろあん・江戸時代に刊行された旅行ガイド「旅行用心集」の著者）ボイスキャストを担当。すでに展覧会会場を観て回ったという愛之助は、「歌舞伎もそうですが、浮世絵ってなかなかきっかけがないと見に行かないですよね。でも今回はデジタル化されたことによってあの浮世絵が動くという……、あんまり言うとネタバレになっちゃいますけど（笑）、非常に楽しかったです」とコメント。また、展示のテーマである『べらぼうに、エモい。』を受け、「とにかくエモい、エモーショナルなんです。声の収録では、皆さんの心に響くようにと務めました」と話し、「オススメは『イケメン部屋』。イケメンの浮世絵が動くので、女性の方はうっとりすると思います」と見どころを語った。さらに、着用していた着物ついて「妻（藤原紀香）からのクリスマスプレゼント」と告白し、「ほぼ毎日歌舞伎座に来てくれたので、ほとんどいつも一緒にいました。今日も会場に来ていますよ」と明かすなど、夫婦仲の良さが伺えるエピソードも交え、その場を盛り上げた。

一方、乃木坂46の松村と若月は「食神さまの不思議なレストラン展」にガイド役として登場する狐のキャラクター「ウカ」のボイスキャストを担当。松村は「ラジオなどで声を使うお仕事はさせてもらったことはありますが、お芝居のようにセリフを言ったりすることはなかったので緊張しました」とアテレコ収録を振り返り、「食とデジタルという異なるジャンルの融合がどんな化学変化を起こすか楽しみ。皆さんにとってアイドルって身近な存在だと思うんですけど、私たちアイドルが参加することでより和食の世界をより身近に感じてもらえたら嬉しいです」と期待を寄せた。若月は「収録する前はどういう風に声を出そうかと考えてすごく緊張してたけど、当日はとても楽しく収録することができました。2人で明るくかわいい感じのウカちゃんを演じられたんじゃないかと思うので、是非楽しみにしててほしいです」と来場者に向けてPR。また、「どっちのウカが可愛いと思うか？」という報道陣の質問に対して、「正直、松村さんだと思います」と回答。これに対して松村は「まあ、可愛さで言ったら（自分だと思う）……」とリアクションし、会場を笑いで包んだ。

「食神さまの不思議なレストラン展」の会場では、マドンナなど海外アーティストの演出を手掛けたことのある世界屈指のデジタルアート集団「モーメント・ファクトリー」が手掛けたデジタルアートをバックに、同展覧会のイメージソングを歌うAimerがライブパフォーマンスを披露。光と映像が織りなす幻想的な雰囲気の中、イメージソングであり彼女の新曲となる「花鳥風月」を初披露した。

「スーパー浮世絵『江戸の秘密』展」は、“見る”ではなく“没入する”をコンセプトに、最新の映像技術を駆使して浮世絵を動かし、立体的な空間デザインと組み合わせることで江戸世界を再現したデジタルアート展覧会。「日本橋」「女性ファッション」「イケメン」「バケモノ」といったジャンルに分けられた浮世絵は、ボストン美術館が所蔵する浮世絵作品をデジタルデータ化したもので、中でも門外不出の浮世絵コレクション「スポルディング・コレクション」は、その保存状態の良さから“世界で最も美しい浮世絵”と称されている。

また、前述の「モーメント・ファクトリー」が手掛ける「食神さまの不思議なレストラン展」は、和食の魅力を表現した映像とインタラクティブコンテンツを組み合わせ、神秘的で不思議な和食の世界を五感で感じられる新感覚の展覧会。中東久人氏、村田吉弘氏、ジョエル・ロブション氏など日本と海外の一流料理人による和食を会場内のレストランで実際に味わうこともできる。

両展覧会は、1月28日から5月21日まで東京・茅場町の特設会場（東京都中央区日本橋茅場町1-8-1）にて開催されている。