TOKYO ISLAND 2026、5周年を晴天も祝福、兵庫慎司が全通レポ!【DAY2:10月11日】朝から沸点の連続、ちぃたん☆大活躍、恒例のトップバッター四星球がトリ

ライブレポート | 2026.11.06 12:00

Photo by 堀 清香 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

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2024年は、最終日がこのバンドの15周年アニバーサリー企画として開催されたandrop、今年はこの2日目の5番手・15:05から出演。「僕らは第一回目から出演させてもらっております。一回目は、ここはまだ公園ではなくて、草むしりから始まって、クルマが泥にはまって動けなくなったり。それが毎年ちょっとずつ公園になっていって、今年、こういう景色になって。この景色もフェスの歴史だなと思っています」と、内澤崇仁。「今日は天気もいいので、今からとてもすばらしい夕陽が見れると思います、それにふさわしい曲を」と、「Magic Hour」を参加者たちに贈る。

androp Photo by 釘野孝宏 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

「みなさん、まだまだいけますか?簡単に踊れるよ、という曲です」と、「Easy」で皆を踊らせてシンガロングを起こし、「Voice」で飛び跳ねさせ、「Yeah! Yeah! Yeah!」と「NaNaNa」でまた大きなシンガロング。生きてるとつらいことも楽しいこともたくさんあるけど、生きてるから今日のような楽しい日がやってくるんです。歌い合いましょう──「NaNaNa」を歌う前に、そんなことを言う内澤崇仁だった。

androp Photo by 釘野孝宏 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

なお、2024年から出店している佐藤拓也プロデュースのクラフトジンYORI「OKAZAKI」のブースは、今年も盛況。彼のYouTube「さとうのどうが」の公開収録も行われ、多くのファンが集まった。

©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

基本的にはオーソドックスなロック・バンド編成の出演者が多いこのフェスにおいては、ちょっと異質なライブ・パフォーマンスを見せてくれたのは、この日の6アクト目(16:15〜)の、初出演=CLAN QUEEN。ボーカルyowa、ボーカル&ギターAOi、ベース:マイ、サポートのドラマー(ヒトリエのゆーまお)の4人+バキバキのバック・トラックで放たれるその音で、オーディエンスを圧倒する。
40分弱の間に12曲、MCの時間はなしで、イントロやアウトロで「もっと聴かせて」(yowa)とか「まだまだいけるぜ!」(AOi)とかの最小限の言葉しか発さずに、一見さんもどんどん巻き込んでいく。音楽性もキャラクターも、照明等の演出が効かない昼間の野外(しかも晴天)と、ハマりがいいとは思えないのに、すごい吸引力のパフォーマンスである。11曲目に披露され、会場をさらにヒートさせた「WARNING!!」は、6日前にリリースされたばかりの新曲で、この翌日にMVが公開された。

CLAN QUEEN Photo by 山川哲矢 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

CLAN QUEEN Photo by 山川哲矢 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

朝の「ティラノサウルスレース」でメンバー3人とちぃたん☆で走った、ちぃたん☆が1位だった、と、最初のMCで報告したのは、こちらも当フェス初登場の花冷え(17:25〜)。通常の声とデス声の両方で歌うユキナ、頻繁にリード・ボーカルをとるギターのマツリ、さらにベースのヘッツが歌う曲もあるので、実質4人分の歌が、ガッチガチにラウドな音と共に放たれ続ける。ユキナ「さあTOKYO ISLAND、海の森公園を熱狂の森公園にしちゃおうぜ!」。

花冷え。Photo by 釘野孝宏 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

花冷え。Photo by 釘野孝宏 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

4曲目「今年こそギャル〜初夏ver.〜」では、ちぃたん☆がステージに乱入、メンバーと一緒にヘドバン。ユキナはオーディエンスを座らせ、「3,2,1,GO!」で一斉にジャンプさせる。「TOUSOU」で、さらにオーディエンスに火を点けてから、「まだまだ歌えますか?まだまだ踊れますか?まだまだ遊べますか?最後の最後の最後まで、狂っちまおうぜ!」とアジテーションして、「Spicy Queen」「我甘党」になだれ込む。そして、豊崎愛生のサンプル・ボイスが響く「お先に失礼します。」と、「最後最後最後、走れー!」というユキナの号令で始まった「Today’s Good Day & So Epic」で、参加者たちを頂点まで連れて行った。

Photo by 堀 清香 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

「Return to Zero」でスタートするや否や、ステージ前がカオス状態に陥ったFear,and Loathing in Las Vegas(18:35〜)。SoとMinamiのツイン・ボーカルが歌いまくり、叫びまくり、動きまくり、時に間奏で同じ振付でダンスし、それにオーディエンスも追随し──と、例によって、耳にも目にも情報量が過剰なパフォーマンスをくり広げる。エネルギーの放出量がえぐい。「TOKYO ISLAND、今年で5周年ということで、おめでとうございます。こんな東京のどまんなかでやってるフェスなんて、めっちゃめずらしいよな」。そうなんです。
「Until You Die Out」「LLLD」「Keep the Heat and Fire Yourself Up」の3曲を駆け抜けた中盤のゾーンも、「Just Awake」「Party Boys」「Who I am」と畳み掛けた後半のゾーンも、メンバーも参加者たちも、温度が沸点のまま。「Who I am」で客席エリアに突入したSoは、オーディエンスに抱え上げられて遠くまで行ったあと、そのまま柵前まで運ばれて戻って来た。
なお、毎年開催になってから5周年の主催フェス『MEGA VEGAS 2027』が、2027年3月に控えていることと(20・21日、神戸ワールド記念ホール)、その出張版で東京での『MEGA VEGAS』(詳細は発表前)も予定していることを、彼らは伝えた。

Fear,and Loathing in Las Vegas Photo by 山川哲矢 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved
Fear,and Loathing in Las Vegas Photo by 山川哲矢 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved
Fear,and Loathing in Las Vegas Photo by 山川哲矢 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved
Fear,and Loathing in Las Vegas Photo by 山川哲矢 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

Fear,and Loathing in Las Vegas Photo by 山川哲矢 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

今年で5年連続=皆勤出演、1年目から4年目まで、すべてその出演日のトップを務めてきたが、今年は2日目のトリとして登場した四星球 (19:45〜)。
ペットを連れての入場が可、ドッグランもあるし、ステージ付近にペット同伴でライブを観れるエリアもある、という点もTOKYO ISLANDの特徴だが、康雄、そこに着目して「めずらしいよね、ペット可のフェス。楽屋にも迷い込んで来てるんですよ」と言うや、キティちゃん(モリス)、ドンペン(U太)、舞浜関係のキャラ2体(まさやん)が登場する。

四星球 Photo by 釘野孝宏 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

「待ちくたびれたわ、休んでいいですか、出番まで長すぎ」と康雄が横になり、まさやんが「あれ、これ、生まれたての馬じゃない?」と(馬が立ち上がるところが見えるように)オーディエンスを座らせて「UMA WITH A MISSION」でスタートする。
以降、「馬コア」で参加者たちにサークルモッシュを5つ作れと命じて「7つあるやないかい!」と怒ったり、「運動会やりたい」で客席エリアを紅組白組に分けて「ももあげ対決」「ウォール・オブ・デスを仕切る奴対決」「YMCA対決」を行ったり、新曲「どんなもんだい」でクイズを出題したり、その中で「僕は今、この夜空の下で、何の曲を歌いたいと思っているでしょうか?」と問うて「天体観測」を演奏したり、「クラーク博士と僕」で康雄が客席エリアに下りて子供に歌わせたり、ちぃたん☆をステージにひっぱり出したり、いつも以上にやりたい放題である。「今日この時間まで残ってくれてる人、学生時代やったら絶対友達やと思う」と、康雄。

ラストの「Mr.Cosmo」を途中でやめ、「そっちに行ってUFOを呼びますので!」と4人ともステージを下りる。そして大量の参加者と共に、「Mr.Cosmo」を合唱しながらフィールドを走り回った末に、康雄が「今、向こうの空にほんとにUFOがいたんですよ!みんなで一緒に撃退するよ!」と、声を揃えて「スイッチオン!」と叫ぶと、マキシマム ザ ホルモン「恋のスペルマ」と共に花火が上がり始めた。大変にばかばかしいのに大変に感動的な、四星球にしかできない1日の締め方だった。

四星球 Photo by 釘野孝宏 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

その後、クロージング・アクトとして、20:45からDJブースにて、怪談師ぁみの時間。昨年のDJブースは、テントサイトにあったので、このままここに泊まる人が集まったが、今年はライブエリアの後方だったせいか、昨年よりも多くの人が会場に留まり、全国各地で大人気の、彼の怪談を楽しんだ。なお、怪談に入る前に、去年健康診断を受けたら血圧が230あって「今すぐにでも死ぬ可能性があります」と言われてダイエットした、とおっしゃっていて、心配になりました。

Photo by 堀 清香 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

Photo by 山川哲矢 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

3日目に続く。

公演情報

DISK GARAGE公演

TOKYO ISLAND 2026

2026年10月10日(土)11日(日)12日(月祝)海の森公園

◼出演アーティスト(五⼗⾳順)
10/10(⼟)
OKAMOTO’S / オカモトレイジ(OKAMOTO’S)  / ⾦井政⼈(BIGMAMA)& 斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN/TenTwenty) / 氣志團 / Kroi / スガシカオ / にしな / BIGMAMA / First Love is Never Returned / Lucky Kilimanjaro

10/11(⽇)
ぁみ(怪談家) / androp / キュウソネコカミ / CLAN QUEEN / G-FREAK FACTORY / 四星球 / 超能⼒戦⼠ドリアン / トップシークレットマン / 花冷え。/ Fear, and Loathing in Las Vegas

10/12(⽉祝)
ACIDMAN / ⼤森靖⼦ / KANA-BOON / ZAZEN BOYS / THE BAWDIES / DJ ダイノジ / バックドロップシンデレラ / flumpool / Base Ball Bear / 忘れらんねえよ

ALL DAY 転換 DJ:⽚平実 (GETTiNG BETTER)

  • 兵庫慎司

    取材・文

    兵庫慎司

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