TOKYO ISLAND 2026、5周年を晴天も祝福、兵庫慎司が全通レポ!【DAY2:10月11日】朝から沸点の連続、ちぃたん☆大活躍、恒例のトップバッター四星球がトリ

ライブレポート | 2026.11.06 12:00

Photo by 堀 清香 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

TOKYO ISLAND 2026
2026年10月10日(土)11(日)12(月祝)東京・海の森公園

【DAY2:10月11日(日)】

この日も快晴に恵まれた、しかも雲ひとつなくなった(前日はちょっとあった)秋の空の下で、最初にステージに上がったのは、開場時間の15分前から始まる(=キャンパー向け、ということ)MUSIC YOGAのインストラクター、MEIKO。その次は、オープニング・アクト=JOYSOUNDのカラオケアプリ、Color SingとTOKYO ISLANDのコラボ企画により出演が決まった男性シンガー、T-BEARである。自身のオリジナル曲が3曲あり、そのすべてを披露。そのうち「JUNK FUSE」と「Cigarette」は、各ストリーミング・サービスで聴くことができる。

Photo by 堀 清香 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

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T-BEAR Photo by 山川哲矢 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

ちぃたん☆(あのゆるキャラのちぃたんです)を伴ってステージに現れた、鹿野淳キャプテンが前説。その最後に、『山人音楽祭』と、この『TOKYO ISLAND』と『VIVA LA ROCK』は、運営スタッフがほぼ同じであることを紹介して、呼び込まれたのは今回が初出演、G-FREAK FACTORYである(10:45〜)。
1曲目「Too oLD To KNoW」の「今が懐かしい過去に変わってって事は解ってっけど」を、「今 TOKYO ISLAND 懐かしくなるその時までどうか達者で!」と歌い、「さあ騒ごうぜ!」とアジテーションする茂木洋晃。最後の「汗を流せ ナミダを流せ でも二度と無駄な血は流すな」で、オーディエンスが彼に声を揃える。この4日間で5本のライブが入っているというG-FREAK FACTORY、昨夜はZepp DiverCity (TOKYO)で「対バンのお友達がキャンセルになって」(茂木)ワンマンを行ったばかり。言うまでもなく、TOSHI-LOWのがん治療のため、ライブ活動がストップしているBRAHMNのことである。

G-FREAK FACTORY Photo by 釘野孝宏 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

「ほんの数時間前までライブやってたから、ばりばり脂が乗ってます」という茂木の言葉どおりの、人間力全開のステージで、朝イチから参加者たちを巻き込んでいく。反戦の意がこめられた「ダディ・ダーリン」を5曲目に聴かせたあと、「兄弟がたくさん歌ってくれた、『ダディ・ダーリン』という曲です」と、茂木は言葉を添えた。ラストの「SOMATO」でオーディエンスを沸騰させたあと、ステージにひとり残った茂木は、ラップのようなトーキング・ブルースのような、得意のあれをまくしたてながら、「ヘイTOKYO ISLAND、声をくれよ!」と呼びかけ、大きな歓声を引き出した。

G-FREAK FACTORY Photo by 釘野孝宏 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

G-FREAK FACTORYが終わると、今日もエリア後方で「アイランド運動会」の1種目目、「ティラノサウルスレース」が始まる。さっき書いたように、ちぃたん☆が参加して場を盛り上げた上に、最後のレースには自らも参加し、他の二頭をふり切ってフラッグをつかむ。そのすぐ横にあるDJブースでは、片平実がプレイしていて、多くの参加者が集まり、サークルモッシュが起こっている。昨日は、夕方頃から人が集まるようになったが、今日は火がつくのが早い。

Photo by 堀 清香 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

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このDJブースは、協賛企業のひとつであるトヨタがサポートしていて、左隣にそのテントがある。トヨタは工場の熱やCO₂を利用して、イチゴやトマトを育てているそうで、トマトやイチゴのドリンク、シャトレーゼのスムージーなどを参加者たちにプレゼントしていた。僕がのぞいてみた時は梨のジュースだった。初めて梨のジュースを飲んで、とても美味しいものであることを知りました。
他の協賛企業関係では、ソフトバンクのテントで抽選イベントを行っていたり、オフィシャルのビールはBROOKLYN BREWERYだったり、天然水ウォーターサーバーのPREMIUM WATERの試飲ができたり。ジップロックも協賛していて、「ロック・フェスにジップロック?」と思ったが、ブースが連日大賑わいな様子を見て「そうか、ファミリー客が多いフェスだから、お母さんも多いよね」と、納得しました。

Photo by 堀 清香 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

Photo by 堀 清香 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

さて、片平実のDJが、POLYSICS「I My Me Mine」→ユニコーン「人生は上々だ」で終わると、11:50からのステージは、二番手のトップシークレットマン。しのだりょうすけ、「去年は遊びに来たけど夜が寒かった、今年は最高じゃないですか!」などと言いながら、「恋は、違法」「ドーパミン中毒、恵比寿で死す」「日々、日々、思い出すと君しか頭にない状態」「キミがキミでいてほしいから」と、かっとばしていく。「トップシークレットマンを知らない人に強いインパクトを与えるために、次の曲をやります」という紹介から歌われた「サッカー部のサノくんを倒す曲」、確かにすごいインパクトである。
ラストの「NEU」は、「TOKYO ISLANDに捧げて、最後に1曲やろうと思います」。なお、しのだりょうすけ、楽屋入り後に挨拶に来た鹿野キャプテンに、「しのだくんって、俺のことを下に見てない?」と言われた──と報告、みんな爆笑した。

トップシークレットマン Photo by 山川哲矢 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

トップシークレットマン Photo by 山川哲矢 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

毎日12:45から「TAKIBI café」で行われたのは「ねじねじパン作り」。竹の棒にパン生地を巻き付けて焚き火で焼いて食べる、という、一昨年から始まったワークショップで、鹿野キャプテンの指導の下、大人も小さな子供も竹の先を銀紙で覆い、オリーブオイルを塗り、生地を巻き付けて、火にかざしている。
それから、おそらくこのフェスでもっとも人気の高いアトラクション、アイランドカーに乗って40分間の恐竜探しの旅に出る恐竜探検ツアー「TOKYO JURASSIC LAND」は、今年も大人気。実施時間は10時から18時30分までで、受付での予約が必要だが、連日、あっという間に予約枠が埋まっていた。

Photo by 堀 清香 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

Photo by 堀 清香 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

Photo by 堀 清香 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

Photo by 堀 清香 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

ワンマンツアーのファイナル=2027年1月28日Zepp Haneda(TOKYO)の、チケット申込み用の巨大QRコードを、ステージの両脇に設置した状態で、サウンドチェックも本番も行った超能力戦士ドリアン(12:55〜)。2曲目の「いきものがかりと同じ編成」の途中で曲を止め、おなじみの「いいですかー!」「興味あるー!」のコール&レスポンスを参加者みんなに教え込む。以降、ステージの上と下で「いいですかー!」「興味あるー!」が何度も何度も飛び交う。そして、今日のために作ったという新曲「TOKYO ISLAND 2026」では、サビの「TOKYO ISLAND」で客席エリアを分けて「T」「I」「D」のポーズをさせる。と、徹底的にオーディエンス参加型のパフォーマンスをくり広げていく。
彼らは2年連続出演。「3年連続で呼ばれるように、いいライブしたいと思います」「年々ちょっとずつお客さん増えてるっていう印象、あります。もっと大きくなって、ドリアン出てる日めっちゃ過ごしにくいやん、と思われるバンドになって、恩返しせなあかんと思って、今年も出ています」と、アツい本音も口にするドリアンだった。

超能力戦士ドリアン Photo by 釘野孝宏 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

超能力戦士ドリアン Photo by 釘野孝宏 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

ヤマサキセイヤが「俺ちょっと走ってみるわ」と、メンバーが「家」を演奏する間に、ステージからできる限り遠くまで走って行ったり、次の曲は客席エリアで歌ってみたりと、サウンドチェックから自由極まりないキュウソネコカミが、四番手=14:00から出演。
1曲目の「スピりスピられ」でも、続く「OS」でも、ステージ前でサークルモッシュが起こる。もうみんな回る回る。次の「ファントムヴァイブレーション」では「スマホはもはや俺の臓器」の大合唱。セイヤ「まだ夏は終わってなかったようですねえ、行きましょうかアイランド!」と、「夏っぽいことしたい」へ。
この曲でもアツく反応する参加者たちに、「めっちゃ楽しい、ありがとう!」と感謝を伝え、前に某大型フェスでやったら、それまで盛り上がってたのにシーンとなったクーラーみたいな曲、それがトラウマになってずいぶん演奏していなかった、という「変な踊り」も披露する。

キュウソネコカミ Photo by 山川哲矢 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

「DQNなりたい、40代で死にたい」ではセイヤ、例によってステージを下りてオーディエンスの上に立ち、「このまま俺を太陽に当てろ! 俺は太陽を浴びると立ち上がれるんだ!」と、己の身体を陽当たりがいいところ=スタンディングゾーンの中央まで運ばせ、そこで見事立ち上がって「おいおいおい、最高のフェス見つけたぞ! 毎年呼べ!」と絶叫する。
最後は「ハッピーポンコツ」。イントロのドラムに乗せて「TOKYO ISLAND、初めて出たけど、他にはない空気、他にはない楽しみがあって。もうTOKYO ISLANDじゃないとダメだっていうお客さんが、今後どんどん増えていくような気がする、その一部におまえらはなっている! 俺たちもまた帰って来るぞ!」と、ヨコタシンノスケ。そしてオーディエンスをまたピークに導いて大団円、と思ったら、セイヤ、「残り15秒あるので、一番だけ!」と「家」を1コーラス追加する。参加者たちに「じゃあスポーツチャンバラ行ってこい!」と声をかけるシンノスケだった。

キュウソネコカミ Photo by 山川哲矢 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

そう、「アイランド運動会」の4種目である「スポーツチャンバラ」には、青組と赤組の「大将」として、毎日ミュージシャンが参加することを、シンノスケは把握していたから、そう言ったのだろう。この日は、赤組の「大将」は超能力戦士ドリアンの大地で、青組の「大将」はちょんまげマン。今日は1回1分半で3回勝負。ちょんまげマンが犬や幼児を盾にする、ちょんまげマンが運動会のエリアの外まで逃げて反則を宣告される、などの激戦の末、赤組2勝・青組1勝で、赤組の勝利となった。

公演情報

DISK GARAGE公演

TOKYO ISLAND 2026

2026年10月10日(土)11日(日)12日(月祝)海の森公園

◼出演アーティスト(五⼗⾳順)
10/10(⼟)
OKAMOTO’S / オカモトレイジ(OKAMOTO’S)  / ⾦井政⼈(BIGMAMA)& 斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN/TenTwenty) / 氣志團 / Kroi / スガシカオ / にしな / BIGMAMA / First Love is Never Returned / Lucky Kilimanjaro

10/11(⽇)
ぁみ(怪談家) / androp / キュウソネコカミ / CLAN QUEEN / G-FREAK FACTORY / 四星球 / 超能⼒戦⼠ドリアン / トップシークレットマン / 花冷え。/ Fear, and Loathing in Las Vegas

10/12(⽉祝)
ACIDMAN / ⼤森靖⼦ / KANA-BOON / ZAZEN BOYS / THE BAWDIES / DJ ダイノジ / バックドロップシンデレラ / flumpool / Base Ball Bear / 忘れらんねえよ

ALL DAY 転換 DJ:⽚平実 (GETTiNG BETTER)

  • 兵庫慎司

    取材・文

    兵庫慎司

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