君の代わりはいないんだよっていうのを肯定してあげられる曲になるように心を込めて作りました
──そして、新曲「Message Bluem」が配信リリースされますが、タイトルからも分かる通り、「Bluem」ともつながってますよね。
そうなんです。実は「Bluem」のアンサーソングになってまして。「Bluem」は私自身が皆様からもらった愛を受けて、覚悟をつづった楽曲だったんですね。
──どんな覚悟が込められていますか?
私が伝えたいことはたくさんあるんですけど、私は音楽をやらなくてもいいんじゃないか、私は一体何のためにいるんだろうって思った時期があったんです。「お前は無理だ」って言葉もかけられたことあるし、「売れないよ」って言われたこともたくさんある。本当に苦しい経験が数多くあったけれども、私は自分自身で咲かせられる花がそれぞれにあると思っていて。だからこそ、これから音楽の世界で、たくさんの方を救えるような音楽を作るぞっていう覚悟を込めました。
──覚悟や決意を込めた「Bluem」のアンサーソング「Message Bluem」はSoalaさんからのメッセージソングになってます。
そうですね、今までいろんな苦しかった経験や挫折を繰り返した中で伝えられる言葉だったり、皆さんに送りたいメッセージを詰め込んだ楽曲になります。私自身、自分のことをわからなくなってしまって、見失った時期があったんですけども、私以上に苦しんでいる方って、たくさんいらっしゃると思うんです。そんな時に君の代わりはいないんだよっていうのを肯定してあげられるような1曲になれるように心を込めて作りました。この楽曲を通して、あなたはあなた自身のままでいいんだよってことが伝わるといいなと思ってます。
──先ほどお話にあったように魂の叫びを感じる曲になってますね。
ラスサビ前は本当に心の底から叫んでますね。うまく歌わなきゃいけないというよりは、感情を大事にしていて。音源だけれどもライブで聴いてるような迫力を出したかったし、ライブで歌っているように、「みんなの心を救いたい」という気持ちを込めて歌いました。私としては、失恋のバラードが続いていたんですけども、熱い応援ソングは久しぶりなので、また新しいSoalaが見れるんじゃないかなと思ってます。失恋ソングが好きで、Soalaのことを知ってくださる方って、たくさんいらっしゃると思うんですけども、この楽曲を聴いて、熱い思いも知ってもらえたらいいなと思って。過去一の曲だなって思うような楽曲ができたので、自信を持って皆様にお届けしたいと思っています。
17という数字には意味があって。17歳の頃の私を認めてあげられるようなステージになれたら
──そして、7月には東京・O-EASTでのワンマンライブが決まってます。
今年もワンマンライブを開催できるのも嬉しかったんですけど、何より東京でワンマンライブができることが嬉しくて。タイトルも東京でやるワンマンライブだからこその思いを込めてまして。
──「To my 17」というタイトルになってます。
17という数字には意味があって。私がSoalaとして活動をスタートさせた日付が2020年の10月17日で、私が上京した年も17歳だったんです。夢を追うためには東京だろうっていうイメージがあって上京したんですけど、現実はそんなキラキラした世界ではなかったし、甘くもなくて。逃げ道ばっかりを探す自分にも嫌気がさしていましたし、明るく描いていた夢の街でどんどん色がない自分に変わっていってしまった。でも、そんな中でも支えてくれるファンの方や家族はいてくれて。私の音楽で誰かの心を救いたいという思いをその時に再確認して、ゼロから大阪の地で頑張ろうって思ったんですけど、私が経験したこと以上に苦しんでる方もいらっしゃいますし。私が経験したことで伝えられる言葉やメッセージ、音楽をこのステージで伝えたいですし、17歳の頃の私を認めてあげられるようなステージになれたらいいなって思っています。
──17歳のSoalaさんには何を伝えたいですか?
……何を伝えたいだろう?諦めないでくれて、ありがとうって伝えたいですね。あの時、本当にもう音楽をやめようとしていた気持ちが少なからずあったから。その時にやめようって思わないでくれて、ありがとうって伝えたいです。
──どんなライブになりそうですか?
また新たな景色が見れるんじゃないかなとも思っていますし、私は前と同じライブは絶対にしたくないんですよね。同じ曲を歌ったとしても、ライブによって違う景色を皆さんに見せたいなって思っているんです。だから、ファンの皆さんには、「また新しいSoalaが見れた!」「Soalaって、毎回、更新してくよね」ってびっくりしてもらえるようなステージをお届けしたいなって思ってます。
──ライブのドキュメント映像では各地で泣いてましたが。
ツアーの時はいろんなことを経験させてもらった地だったし、いろんなプレッシャーが湧いてきて、最初ちょっと情けなくて泣いてしまったんですよね。ただ、私はライブで皆さんと涙を共有している時間も好きなんですよ。お互いに弱さを出せる空間っていいなって思っていますし、それにしては私が泣きすぎなんですけど(笑)、ちょっと克服したいという気持ちもあるし、それも含めて一歩成長できるステージになれたらいいなと思ってます。
──17歳から22歳までの5年間とこれからの未来が見えるようなライブになる?
なると思います。私が今までたどってきた足跡が伝わるようなステージになるんじゃないかなと思いますし、今年の夏は激アツになる予感しかないんですよ。私は暑いのが苦手で夏が嫌いなんですけど、今年の夏は楽しみが大きくて。まだ言えないことがたくさんあるので、このライブに来てくれた方には伝えたいと思ってますし、私の音楽が好きって思ってくださった方は、是非一度遊びに来て、Soalaのライブを経験していただきたいですね。
PRESENT
直筆サイン入りチェキを3名様に!
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