“Instrumental Festival” in 日比谷野外大音楽堂に向けて
──では最後に、フェス当日に向けて一言ずついただけますか?
井上日比谷野音という特別な場所で、インストというジャンルに特化したフェスをPlaywrightとTOKYO INSTRUMENTAL FESTIVALの看板を掲げてできるっていうのはすごく貴重な機会だし、しかも真冬の、印象に残るような気候の中でやれるっていうのもなかなかないことなので、奇跡の一日になりそうな気がします。来る人は防寒対策をしっかりしていただいて、ぜひお待ちしてます。
岸本ADAM at、H ZETTRIO、fox capture planというピアノが主体の3バンドに加えて、POLYPLUSにも僕が参加してて、ギターやホーンが主体のバンドもたくさんいる中で、今回は特にピアノにもすごくスポットが当たっているラインナップかなと思います。日比谷野音で、ジャズでもあり、インストでもあり、バンドサウンドでもありっていう、すごい贅沢な時間になると思いますので、ぜひ来ていただければなと。
玉田野音という憧れのステージに立てることにまず感謝ということと、「TOKYO INSTRUMENTAL FESTIVAL」という、ずっと続いたフェスの火を絶やさずに、ここでもう一度やってくださることに本当に感謝をしております。せっかく日比谷野音というね、客席だけじゃないところにも音が届く環境でライブができるので、道行く人であり、近くにいる方々にも届くような演奏をして、さっきも言いましたけど、やっぱりまずは興味を持ってもらいたいなと思ってます。そうすることによって、来年もまた「Instrumental Festival」があるかもしれませんし、その際に「このフェスに出たい」と思ってくれるインストバンドが増えれば、インストシーンの底上げはそういうところからも始まるのかなと思います。
YUKI一演奏者として、「あの辺に何かいろんなことしてるやばい連中いるな」っていうふうに思われたい、みたいなのが願望としてあったりするんですけど、そのためにはやっぱり継続しないといけない。なので、今回その継続が一つまた果たされたのはすごく意味があることだし、日比谷野音という特別な場所、僕にとっては憧れのステージに、自分名義の演者として立てることにすごく意味を感じてるので、それに感謝をして、全力で演奏します。
Gotti2月でまだ寒いと思いますけど、演者側としてはみんなものすごい熱量を確実に届けると思いますし、我々POLYPLUSもものすごい熱量を届けますし、踊れる音楽のラインナップの方々が揃ってると思いますので、お客さんにはそれを感じていただいて、好きなだけ踊ってもらったらいいんじゃないかなと思います。
TSUUJII演者側としての想いはもうたくさん語らせていただきましたので、あとはやっぱり来てくださるお客さんたちと一緒に、伝説の日にしましょうと。何か事件が起こるとか、非常事態が発生するとか、そういうことがあろうとなかろうと、我々演者がこれだけ思い入れを持ってるということはファンのみなさんも絶対感じ取ってくれると思うし、日比谷野音がシンボリックな場所であることは音楽好きな人の頭の中に絶対あると思うんです。だから何か事件が起ころうが起こるまいが、我々にとっては絶対伝説の日になると思うので、それを体と心に刻む一日にしましょう。
──谷口さん、何か付け加えることありますか?
谷口みんな、あとは頼んだ!