10月11日NHK大阪ホール、10月16日中野サンプラザホールと、初のホール単独公演が控えている女王蜂。長年にわたって多数の指導者を育てて来た日本におけるヨガの第一人者であり、8月25・26日にベルサール渋谷ガーデンで開催される『YOGA JAPAN 2018 TOKYO SUMMER SESSION』のスーパーバイザーであるケン・ハラクマ先生に、以前からヨガに興味があったというアヴちゃんが学ぶ企画が実現しました!
ケン・ハラクマ今日、ヨガを学ぶことで、どういうふうになるのがご希望ですか?
アヴちゃん身体が柔らかくなりたいのと、あと、おっとりするっていうのが人生の目標なんです。
ハラクマすごくピリピリしてるんですか?
アヴちゃんピリピリっていうか、早いんですね。今しゃべってるのも早いと思うんですけど。できるだけアウトプットを遅くしたいんです。歌でもそうで、気持ちはフォルテッシモですごく大きく、でもアウトプットはピアニシモで小さく、っていうのがいちばん聽き手に届くと私は思っていて。それをスムーズに出来ることが人生の課題なんです。今日教えていただくのを機会に、もっと落ち着けたらいいなあって。
ハラクマもちろんヨガは、落ち着くことはできますし、よりスピーディーになったり、アクションは早いんだけど気持ちは落ち着いているとか、そういう意識のコントロール法を、ヨガで身につけられます。で、今日初めてヨガをやるとおっしゃいましたけど、実はもうすごく長い間、ヨガをやっている。
アヴちゃんえっ?
ハラクマアーティストの人は、たとえば歌を歌ったり、楽器を演奏したりということ自体が──ヨガっていうのは「ユジュ」という言葉から来ていて。融合するという意味なんです。たとえば歌っている時は、歌っている自分、まわりの楽器、聴いて踊っていたりする人、そういうのがなんとなくひとつになっている感じですよね。それはもうヨガをやっているんです。
アヴちゃんああ!そうなんですね!
ハラクマだから、歌とかサウンドとかの、音に関してのヨガは、今までやって来たことで、すごく深まっているはずなんです。歌う時の自分の呼吸の状態とか、どういうふうに声の強さを出すかとかは、もう自然にコントロールされている。今までのトレーニングの結果、今、無意識にできるようになっているんです。それを音楽以外でもできるようになるといいわけですね。身体を動かして、呼吸をすることで。普段から、どこか時間のある時に……ライブの前とか、あるいはライブが終わったあとにちょっと身体をほぐしたりとか。そういうのに適した動きを、いくつかやってみましょう。
アヴちゃんぜひ!
ハラクマできればメンバーにも──。
アヴちゃん指南したい!
ハラクマさっき差し上げたそのTシャツ、「LIFEGUARD」っていうのはヨガを伝える人のことですから。
アヴちゃんあ、着ちゃった!(笑)。
ハラクマでは、まず、どこを柔らかくしたいですか?
アヴちゃん腿裏ですね。
ハラクマ腿裏を伸ばすには、このポーズから──。